ちょうどこの北海公園の北門を出たところで、北京伝統の路地である胡同(フートン)の三輪リキシャ散策に行かないかと誘われました。
最初は断っていたのですが、考えてみれば会食の時間までまだ一時間余りあります。
「百聞は一見にしかず」
「何事も経験が大切」
というのが僕のモットーなので、とりあえず乗って見ることにしました。
こんな路地に入ってゆきます。
路地の中には、麻雀をしているおじさんたちや、普段生活をしている北京の人たちの生活を垣間見れます。
カメラを向けるのはちょっと憚られたので、人がいないところの写真を撮りました。
古びたレンガ造りの壁。
この高い壁の隣には北海公園があるのです。
まだまだこのような家で生活する人も多いようです。
時間が押していたので、通常2時間ぐらいのものを、40分ぐらいのツアーに切り詰めてもらったのですが、レトロな、そしてなんだか懐かしい気持になりましたよ。
車の通れないこれらの小さな路地を出ると、ツアーはおしまいです。
なんだかタイムスリップしたような気分になりました。通りに出ると、一気に数百年の時代を超えて現在の北京に戻った様な感じがしましたよ。