さて、8月末から9月上旬にかけて訪れた北京の出張記に戻ります。
講演を無事ひとつ終え、さそりを初めて食べた翌日。
北京市内に新規に開業したクリニックの先生方とのディスカッションに呼ばれ、行ってきました。
クリニックが入っていた建物は、新しくできたこのような建物でした。
入口に足を踏み入れると、ゴージャスな造りになっています。
後ろに左右四つの紫色の電光掲示板があります。
近くによって見ると…。
歓迎の意味で、僕の名前が書いてありました。
なんだか嬉しいですね。
レーザー美肌クリニックはこの建物の3階にあります。
綺麗な内装ですよね。
この病院に勤めるドクターたちが集まって、まずは昨日の講演の話。
英語で講演をしながら、また王さんに通訳をしてもらいます。
そしてディスカッションが始まりました。
皆、どうしてレーザー照射後にコラーゲンができるのか?
エラスチンができるのか?
・・・などという病理的な質問もしてきましたよ。
最後に記念写真を撮りました。
最新の内装を持った病院でも、この病院に入っているレーザーは、日本でいうと本当に10年ぐらい前の機器ばかり。
平均的な施術の値段も三分の一ぐらいでしたが、
実際に、機械のメンテナンスはされているのかなあ。とちょっと疑問に思った古いレーザー機器もありました。
このあたりは、まだまだ中国のクリニックは日本の技術の高さにかなわないですね。
最後は医師全員で写真を撮りましたが、本当に中国の病院には医師がとにかく、たくさんいるのです。
共産主義国の中国では、仕事のストレスが多く、かつ忙しい医師は、選択する職業としてはあまり人気がないのだそうで、医師の免許を持っていても、海外の会社で働く人が多いのだとか。