帝政ロシアのシンボルとして建てられたイサク聖堂にやってきました。
この大聖堂は、世界でもっとも大きな教会建設の一つといわれているそうです。
収容人数は1万4千人とのこと。
うーん。これはちょっと怪しい数字ですが、とにかく大きな施設でした。
この聖堂は1710年にこの地で木造教会が建てられたのですが、現状の形になったのは1858年のこと。
一見すると西洋の教会内部のような印象を受けますが、ロシア正教会なので、十字架は見えません。聖壁に多くのイコノスタスが掲げられています。
建物内に飾られている絵も素晴らしく、荘厳な雰囲気。
この中央の丸屋根の上に描かれているのは、カルル・ブリュロフ作の「聖母マリアの栄誉」といわれる絵。
これです。素晴らしいでしょう。
さらに「キリストの復活」と題されたステンドグラスも本当に見事です。
僕は聖堂の横から展望台に登りました。金色に輝く丸屋根の横に360度パノラマの展望台があるのです。
こんな階段をひたすら登ります。
さらにこんな中空の階段を進み、展望台に向かいます。
下が何もないので目がくらみましたよ。
そして展望台はこんな感じです。
サンクトペテルブルグには背の高い建物があまりなく、そのビューはすばらしかったです。
目の前の花壇が綺麗な公園も良く見えました。
さて、バレエが終わった後にここに来ましたので、もう夜の10時21分。あたりはまだまだ明るいです。
そうはいっても11時過ぎには数時間だけ日が沈みます。
心に残る光景でした。