今年の11月に、イタリアで医療レーザーの学会が一つあるのです。
I.A.L..M.S. – INTERNATIONAL ACADEMY LASER MEDICINE AND SURGERY
という学会で、僕はあまり縁がない医学会だったのですが、開催場所がフローレンス(フィレンツェ)と聞いて、思わず演題を一つ出してしまいました(笑)。
その演題が審査を通過し、フィレンツェで発表できることになったと今日、連絡がありました。
CO2(エコツー)とエルビウムグラス(フラクセル)のフラクショナルレーザーの毛穴およびニキビ痕治療の治療比較を行った演題です。特にヨーロッパ諸国では複数台のフラクショナルレーザーを保持する事が難しいので、こうした比較演題は審査に通りやすいのです。
こんな合格の通知が来ました。
フィレンツェと言えばメディチ家ですよね。
メディチ家はその名から予想できるとおり、元は医者の家系なのだそうです。
銀行業で一族が成功した後にその富の繁栄のもと、ボッティチェリやダヴィンチ、ミケランジェロなどの芸術家のパトロンとなりルネッサンスの基礎を作り上げたと言われています。
後にこのメディチ家の子孫(傍流と言われていますが)コジモ1世は1537年にトスカーナ大公国の君主になり、現在のフィレンツェの街並を作り上げたのです。
さて、そんな医者にとっても縁の深い街フィレンツェでの秋のトスカーナ・レーザー紀行?については、また11月に改めてブログでご紹介させていただきますね。
そして今もうひとつ行くかどうしようか悩んでいる学会が・・・。
場所はフランス・ニースだそうです。どうしよう。