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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

●2013年9月 ドイツ・イタリア出張⑮ パドヴァ ジョット

おはようございます。

今日は10月23日水曜日ですね。

今日もクリニックFの診療日です。

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実は昨日、眼鏡を変えました。

この形と同じ眼鏡を購入したのは7年前なのです。

曲がるたびに、直し直し使ってきましたが、とうとう歪みが直らなくなってきました。

この眼鏡のフレームは、もうずいぶん前に製造中止になってしまい、しかも同じ金属(18WG)で、この細さとカーブ、そして強度を持った眼鏡を作ることが出来る技術者が、とうとういなくなってしまったのだそうです。

いわゆる職人技だったのです。

とても使いやすかったので、再度購入しようと思ったところ、全く見つけることが出来ず。

日本中の眼鏡屋さんを探してもらい、漸く茨城県の眼鏡屋さんで、在庫の最後の一つを確保してもらいました。

色も、ゴールドだったものを、好きなホワイトゴールドに塗り替えました。

この作業に2週間近くかかりました。

大切に使いたいと思います。

僕のブログは、9月の頭に出張したイタリアブログ。

続きを書きたいと思います。

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ヴェネツィアとヴェローナの中間に、今回立ち寄ったパドヴァという街があります。

この街は、一説によると北イタリア最古の都市といわれているのだそうです。

起源452年にはアッティラ王に率いられたフン族の侵攻を受けたという記録があります。

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こちらの街には、最古のボローニャ大学に次ぐ歴史を持つパドヴァ大学(1222年創立)があります。

まずは大学に見学に行ってきました。

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こちらの卒業生や教授陣には、僕の尊敬するニコラウス・コペルニクスや、ガリレオ・ガリレイなど偉大な科学者たちが名前を並べています。

日に三回開催される大学のツアーに参加して、見学してきました。

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こちらはガリレオが講義した教室です。

特に感動したのが、ディプロマの山。

こんな壁の末席にでも名前が刻めたら、科学者としてどんなに名誉なことでしょう。

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そしてもう一つ。

イタリアルネサンスの先鞭をつけた、フィレンツェ出身の画家。

ジョット・ディ・ボンドーネの作品が残るスクロヴェーニ礼拝堂があります。

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こちらの内部の壁一面にわたるフレスコ画は、ジョットが精魂を込めて、イエスと母マリアの生涯を描いたもの。

映像というツールがない中、キリスト教信者を増やすために絵画と音楽が用いられたのですが、ここまでまとまった、しかも見事な壁画は世界にあまり類がないのではないでしょうか?

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描かれたモティーフは、以下の通り。

キリスト教の場面をほぼすべて網羅するような内容です。

神殿から追われるヨアキム (Joachim is sent away from the temple)

マリアの生涯 – 承前 (Prelude to the stories of Mary)

キリストの生涯 – 承前 (Prelude to the stories of Christ)

羊飼いに身を寄せるヨアキム (Joachim amongst the shepherds)

アンナへの受胎告知 (An angel comes to Anna in prayer)

神に子羊を捧げるヨアキム (Joachim sacrifices a kid goat to the Lord)

ヨアキムの夢 (Joachim’s dream)

黄金門の出会い (Joachim meets Anna at the Golden Gate)

マリアの誕生 (Nativity of Mary and bathing the infant)

マリアの神殿奉献 (Presentation of Mary at the Temple)

マリアの婿選び (The bringing of the branches)

求婚者の祈り (Prayer for the blossoming of the branches)

マリアの婚約 (The marriage of the Virgin)

婚約の行列 (The nuptial cortege)

受胎告知の天使を遣わす神 (The mission of the Annunciation to Mary)

受胎告知 (The Annunciation)

エリザベト訪問 (Visitation)

キリスト生誕 (The Nativity of Jesus)

東方三博士の礼拝 (The Adoration of the Magi)

幼児キリストの神殿奉献 (The Presentation of Jesus at the Temple)

エジプトへの逃避 (The Flight into Egypt)

幼児虐殺 (The Massacre of the Innocents)

神殿でのキリスト (The Finding in the Temple (Jesus among the doctors))

キリストの洗礼 (The Baptism of Jesus)

カナの婚礼 (The Wedding at Cana)

ラザロの復活 (The Resurrection of Lazarus)

キリストのエルサレム入城 (Palm Sunday|Christ enters Jerusalem)

神殿清め (The expulsion of the dealers from the Temple)

ユダの裏切り (Judas’s Betrayal)

最後の晩餐 (The Last Supper)

弟子の足を洗うキリスト (The washing of the feet)

ユダの接吻 (The Kiss of Judas)

キリストを引見するカイアファ (Jesus before Caiaphas)

鞭打たれるキリスト (Flagellation of Christ)

十字架磔刑への道行 (The ascent to Calvary)

磔刑 (Crucifixion)

キリストへの哀悼 (Lamentation of Christ)

キリストの復活 (The Resurrection of Jesus — Noli me tangere)

キリスト昇天 (Ascension of Jesus Christ)

聖霊光臨 (Pentecost)

最後の審判 (The Last Judgment)

悪徳と徳目の寓意 (Allegories of the Vices and the Virtues)

こちらはウィキペディアの記述を参考にしましたが、みなさん幾つの場面を想像できますか?

スクロヴェーニ礼拝堂は、最後の晩餐のように事前予約が必要です。

前の日までにインターネットで予約時間が明記された券を購入。

許された見学時間は15分だけで、25人が一度に見学します。

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内部の写真は撮れませんでしたが、写真集などは出ているようですね。

さらにパドヴァといえば、サンタントーニオ・ダ・パードヴァ聖堂があります。

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聖パドヴァのアントニオの聖遺物を祀るローマカトリックの聖地のひとつ。

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市庁舎にはこの町で最も古い時計があります。

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こちらが、ラジオーネ宮殿。

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二回に上がると、内部は広い展示場になっています。

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大きな木馬が飾られていましたよ。


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