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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

サイノシュア社「スカルプシュア」

今回のASLMS米国レーザー医学会では、1060nm波長のダイオードレーザーによる痩身機器、サイノシュア社の「スカルプシュア」が痩身セッションを賑わしました。

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本年のレーザー医学会会長のロバート・ワイス医師が開発に関わった機器です。

 

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このレーザー機器の理論と基礎実験が初めて公の場に登場したのは2年前、2014年のアリゾナ州フェニックスで開催された米国レーザー医学会でした。

僕も最も大きな会場でドラッグデリバリーの話を口演発表しましたので、記憶に残る学会でした。

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※※※

 

スカルプシュアは25分の痛み無いレーザー施術により、脂肪を減少させ、腹囲を減らすというもの。

 

皮下の過熱はラジオ波(RF)が主導してきましたが、今回は近赤外線のレーザーですので深達度は高いですし、熱による脂肪減少効果は確定的で、レーザーというエネルギーソースを使うのは楽しみです。

一方で5分以上、近赤外線を照射すると、コラーゲン減少と肌の老化を引き起こすという皮膚科分野の論文も多く登場しています。

さらに、欧米人の脂肪にとってとても効果的な機器が、アジア人では良い反応がない場合もあり、人種間にも違いがあると思います。今後の市場の判断が楽しみですね。


SAKURA PARK

コロンビア大学の近くにあるSAKURAパーク。

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100年の樹齢ですので木々も傷んでいますが、きれいな花を咲かせていましたよ。


COLUMBIA UNIVERSITY College of Physicians and Surgeons

NY滞在中は、マンハッタンの名門コロンビア大学を訪れました。

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College of Physicians and Surgeons が1767年につくられたこともあり、米国初のM.D.(Doctor of Medicine)学位はこの大学から授与されました。

いつかこういう大学で教鞭を執りたいなあ。


NYのお土産

さて、無事今朝からクリニックFの外来業務に復帰しています。

またよろしくお願いいたします。

 

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こちらは、今回NYで買ってきたお土産です。

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ニューヨーク図書館で買ったマグカップ。

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ニューヨークの今昔の写真集。

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そして街中でダンスしている写真集。

良い本が買えました。

受付に置いてありますので、良かったら見てみてくださいね。


NYで桜 ルーズベルト島

ニューヨークで花見が出来るのをご存知でしたか?

最も有名なのは、コロンビア大学の横のさくらパーク。

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こちらは日米友好の証に贈られた約100年前の桜の木が5本だけ残っています。

桜の寿命は平均60年なのでよく持ちましたよね。

セントラルパークにも桜はあるのですが、注目株はマンハッタンからロープウェイで行く細長い中洲のルーズベルト島です。

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最近大きく開発されて、住居なども新しく作られているようですが、元は隔離病棟があった場所だそうです。

パリのシテ島も同様ですが、中洲には感染症治療院を作りやすかったんでしょう。

マンハッタンからはほんの20分で行けますので帰国前に行ってきました。

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マンハッタンの摩天楼を背景に観る桜はまた格別でしたよ。


NYより 新聞の広告で金貨 今年のレーザー市場は

こちら今日の新聞です。

 

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アメリカでも資産回避が話題とされていますが、中でも金貨は広告に載るぐらい人気ありますね。

※※※

さて、いよいよ帰国です。

今回のニューヨークでは、昼は今後の仕事に繋がる良い打ち合わせも出来ましたし、夜はメトロポリタンオペラを楽しめましたので、大満足です。

今日はフライトの時間まで5番街まで散歩もかねてぶらぶら、東京ではなかなか時間のない買い物にでも行こうと思います。

1つ懸念材料は、先日投稿した論文で3人のレビューワーのうち、2人は良いと言ってくれているのですが、残り1人だけがどうしてもOKを出さないというメールを受け取った事。

指摘をみると、前回指摘された点は全て対応したのに、さらに違う指摘があり、これは論文の内容の質ではなく、受理したくない何かほかの理由あるのだろうか? と思わず勘繰りたくなるような内容です。

もしかしたら同じ分野の研究者が引き延しを図っているのかな? と過去の経験から思ってみたり。

まあ、こういうこともよくあります。

帰国後に教授と作戦を練りなおさなければいけませんね。

ともあれ、クリニックFの外来に長いお休みを頂いてしまい、関係者の方々にはご迷惑をおかけしました。

パリIMCAS、米国皮膚科学会、米国レーザー医学会と春の大きな国際学会が終わり、今年の欧米のトレンドが見えてきましたよ。

企業の株主やパテントの保持者など、企業寄りの学会関係者が売りたい機器と、本当に効果のある機器は、毎年若干ズレがあります。

彼らはこちらの言葉を借りると「レーザーマフィア」と言われ、大学の研究所などが絡んだりすると、言葉の頭に「〇〇(大学名)系」とつけられたりするのですが、要は売りたい機器のセッションを増やしたりなどして裏で操作を行うのです。

何年も参加していると、彼らが今年何を売りたいかが手に取るようにわかりますね。

今年も彼らの策に溺れず、自分の目で冷静に判断して機器を選択して行こうと思います。

来週福岡で開催される日本形成外科学会でも多くの先生方とお会いしますし、またブログやFBでもお知らせしますね。


MET Simon Boccanegra by James Levine and Placido Domingo

ニューヨーク二日目。

今宵のMETは、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲のオペラ「シモン・ボッカネグラ(Simon Boccanegra)」。

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1857年にヴェネツィアのフェニーチェ劇場で初演され、24年後の1881年にミラノスカラ座で改訂された作品です。

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ヴェルディ43歳のときの作品ですが、実は今季のMETラインアップにおける超注目題目。MET音楽監督のジェームズ・レヴァインが振り、スペインの至宝テノール プラシド・ドミンゴが演じるというカップリング題目なのです。

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1943 年生まれの満身創痍のレヴァインと、1941年生まれのドミンゴ。

 歴史に残る二人の天才の共演を、人類はあと何回楽しめるのでしょうか?
どちらかがキャンセルになるのではないかとハラハラしましたが、無事終演。

会場総立ちで拍手喝采でした。

 

ニューヨークで火星、蠍座のアンタレス、土星が見えました

ニューヨークは朝5時半の夜明け前。

ふと目が覚めて空を見上げると、なんと星が見えます。

写真で三角形に見える三つの星が確認できますか?

調べてみると、右上が火星、中央下が蠍座のアンタレス、左上が土星である事が判明。

なんだか得した気分です。

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せっかく目が覚めたので集中して、来週の福岡開催の日本形成外科学会のランチョン、イブニング、企業セミナーの三つの講演演題を作ってしまおうと思います。


NYへ METドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》 医師のターニングポイント

学会を終えた翌日。朝3時に起床して、5時40分の飛行機に乗り、ニューヨークにやってきました。
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ニューヨークで幾つか打ち合わせもあったのですが、仕事を万事終えた後、夜のMETでオペラ鑑賞を楽しみにやってきました。
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僕にとってMET詣では、アメリカ東海岸で仕事をし頑張って結果を出せたときの御褒美ですね(笑)。
 
※※※
 
今回のASLMS米国レーザー医学会は、キャンデラ社やサイノシュア社に招待された初参加の先生方がいらしてたこともあり、例年より日本人医師の参加が多かったように思います。
 
 
最先端のテクノロジーに対する理解と繊細な機器操作、正確性、コツコツと時間をかけて治療に取り組む姿勢が求められるレーザー治療は、日本人であれば元々備え持つ特性を生かすことの出来る医療分野でもあり、日本人医師の優秀さを世界にアピールするチャンスが多く秘められたものでもあります。
 
 
中国や韓国、シンガポールなどの台頭もありますが、僕含めこうして一人でも多くの医師が毎年学会に参加することで、日本の存在感みたいなものを常に維持しアップグレードできると良いですよね。
 
僕自身の歩んできた道を振り返ると、痛み治療の研究をしたくて麻酔科の門を叩き専門医を取得し、ちょうど進路を迷っていた大学院で研究を始めたばかりの頃、形成外科出身でも美容外科医でもない僕が、あるレーザー企業の招待講演で、初めてアメリカレーザー医学会に参加して発表させて頂く機会を得ました。
 
 
約15年前、まだ30代になったばかりのときでした。
 
純理系で、帰国子女でもない僕はほとんど英語も話せず、プレゼンのため用意したセリフも棒読みでした。今思えば、よくあの英語力で発表したものだと冷や汗ものですし、その度胸もすごいと思わず過去の自分に苦笑いですが、それよりもなによりもこんな無名で若輩者の僕にチャンスをくださったことに今も感謝しています。
 
 
思えばそれが僕のターニングポイントとなり、進化しつつあるレーザー医療という分野の、世界の最高の権威ある学会に参加したことで、研究探求魂に火がついたのです。
 
 
そして、世界で頑張る、特に同じアジア圏の医師の堂々とした発表を目にして、日本人医師ももっともっと頑張らなければならない、と熱い気持ちで思ったことを昨日のことのように覚えています。
 
 
 
 
また、もうひとつ今も鮮明に覚えているシーンがあります。
 
研修医時代、手術中東大病院胸部外科のある先生が、
 
「日本語で論文を書いても自分の意見を述べる作文でしかない。英語で論文書いて査読をされ多くの指摘を受け、これを直すことで理論が補強され、初めて世界に対してアピールできる業績になるし、100年名前が残るんだ。」
 
という話をされたのです。
 
それを聞いて、まさにその通りだと僕は思い、現在までその教えを実践するように努力してきました。
 
大学院の研究主題を、すでに1報の英文論文を受理させていた自律神経の分野から、免疫細胞の司令塔であるマストセルに切り替え、レーザー分野に重点を置きながら演題を書くことができるように研究内容をシフトして皮膚科の研究室に通い、並行して英語も勉強してゆきました。
 
英語は大学受験の時にはあまり好きではない不得意分野だったので、今は当時の100倍ぐらい出来るようになりましたね。
 
こんなことなら、大学受験の時にもっと勉強しておけばよかったです。(笑)
 
※※※
 
医師の職業を選択して最もよかったと思うことは、医師の仕事には多様性があり、それぞれに目指す道があるということ。
 
臨床が好きな医者は臨床をやり、研究が好きな医者は研究をすればいい。
 
職業に貴賎はないのと同様に、医師の選ぶ道にも貴賎はない。
 
どの道を選択しても、極めることができれば医療全体は進化しますし、それが正解です。
 
ナンバーワンを目指すのではなく、オンリーワンのことができる医者になればいいのです。
 
クリニックFでは開業以来、僕だけが診療をするというスタイルを貫いてきました。
 
自分が学んできた、医学、経営学、工学、薬学がレーザーにクロスする分野について、健康な人の肌質の改善のために自分の専門性が出せれば良いと思っていたのです。
 
ですが、昨年からがん研有明病院の若い優秀な形成外科専門医たちがクリニックにレーザー技術の習得の勉強に入るようになり、彼らとディスカションしているうちに、しばらく遠ざかっていた、白斑や、ケロイドなどの傷、乾癬などの病気の人に対するレーザー治療をもう少し進化させようと思うようになりました。
 
こうした治療は、日本ではクリニックFでしかできないものでないと価値がありませんで、引き続き努力し、新たなことを学んでゆきたいと思っています。
 
また、肉体的な限界も含め、自分があと何年、世界に出て研究発表ができるかわかりませんが、そうした治療の教育ができる慈善事業であるレーザートレーニングセンターを作るのが自分の使命だと思うようになりました。
 
 
さて、今日のMETの演題は、ドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》。指揮:マウリツィオ・ベニーニ 演出:デイヴィッド・マクヴィカー 出演:ソンドラ・ラドヴァノフスキー、エリーナ・ガランチャ、マシュー・ポレンザーニ、マリウシュ・クヴィエチェン
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時は16世紀のロンドン。女王エリザベス(オペラではエリザベッタ)は、アイルランドの反乱を鎮めるために恋人ロベルト・デヴェリューを派遣するが、デヴェリューは命令に反して反乱軍と和解し、反逆罪で捕らえられてしまう。
 
 
エリザベスは彼を助けようとするが、デヴェリューは以前の恋人で、女王の命令でノッティンガム公爵に嫁いだサラとよりを戻していました。2人はこのままでは危険だと別れを決意するが、恋人の心変わりを知った女王は激怒し最終的には苦しみながらも恋人を殺してしまうのです。
 
 
人生うまくいかないですね。
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こちらの演題は、2016年5月21日(土)〜5月27日(金)にMETライブビューイングで放映予定です。

■ASLMS 2013 in Boston㉕ ブルックリンブリッジ 地下鉄 NYからの帰国

ニューヨーク最後の朝。

快晴です。

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ブルックリンブリッジがきれいに見えます。

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ミレニアムヒルトンはウォールストリートに近い金融街です。

朝が早いですね。

予定通り、地下鉄を選択。

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1時間以内にJFKに到着しました。

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空港では、イチローのユニフォームが売られていましたよ。

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こちらが帰りのJALの機体です。

本来ならばボストン往復便で帰国できたのですが、NYに立ち寄れたわけですから、これはこれでよかったですね。

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上空から見る北アメリカ大陸はまだまだ凍り付いていました。

2013年4月にボストンで開催された米国レーザー医学会の学会報告記をこれで終わりますね。


■ASLMS 2013 in Boston㉔ カーネギーホールの合唱 ワーグナー生誕200周年記念式典

おはようございます。

今日5月18日(土)はクリニックFの診療日です。

19時に診療を終え、成田へ。22時前のフライトでパリ経由、ドイツはライプツィヒに向かう予定です。

今回の出張でとても楽しみにしているイヴェントが一つ。

もう今夜出発ですので、言ってしまいましょう。

今からちょうど200年前、1813年5月22日ライプツィヒにてリヒャルト•ワーグナーがこの世に生を受けました。

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ちょうど定期購読しているMOSTLYクラシック誌も今朝届きましたが、今月はワーグナー特集です。

今回僕はライプツィヒからワーグナーの聖地として知られるドイツはバイロイトに移動し、バイロイトにて開催されるワーグナー生誕200周年式典に参加する予定なのです。

ワーグナーをこよなく愛する仲の良い研究者友達と色気ない男二人旅ですが(笑)、久しぶりにタキシードを引っ張り出してきてトランクに入れました。

世界のワグネリアンが集まる記念式典、今からワクワクしています。

このブログでもお伝えしますね。

さて、僕のブログ、国際学会周遊記は先月滞在したボストンブログの最終章。

ドイツへ行く前に終わらせてしまいたいと思います。

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ニューヨークの最後の晩はカーネギーホールで合唱のチケットを取りました。

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当日昼に売り出される桟敷席に行ってみたのです。

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4階の席ですが、合唱などは、ホールの後ろで聴いた方が響きが良いですよね。

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合唱の声というのは独特で、心を動かされますが、思い返してみれば、僕も小学校の時に、合唱団にいたことがあります。

鵠沼少年少女合唱団。

ボーイソプラノだった時に2年ぐらい所属していました(笑)。

元々歌が好きだったのもありますが、サウンドオブミュージックの影響でしたね。

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声楽を学ぶ際に学ぶ声の出し方としては、頭声(ヘッドボイス)と胸声(チェストボイス)、そして両方を使う中間声というものがあります。

医学的に話をすると、ヘッドボイスは声帯とともに軟口蓋を振動させて、頭部にある鼻腔や副鼻腔を共鳴させることで音を響かせ、高い音を出す方法。

チェストボイスは、声帯を含む喉頭部より下の軟組織、骨組織と胸郭を共鳴させることによって低い音を発声する方法。

金管楽器もそうですが、共鳴させる空間が鼻腔や副鼻腔のように小さければ高い音に、胸腔のように大きければ低い音になりますよね。

今でこそ、医学的知識と解剖がわかっているので、どの部位が共鳴することで音が出るのか理解できます。

当時は胸に響くようにとか、頭に響くようにとか、教えられていたのですが、確かにそのように歌うと音域が広くなりましたので不思議に思いました。

理にかなっていたのですね。

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前半部はイーストケンタッキー大学の合唱団。

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後半はニューヨーク市のマスターワークス・フェスティバル・コーラスによるMaurice Durufleのレクイエム全曲。

こちらの動画は、曲の一部ですが、素晴らしかったですよ。

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■ASLMS 2013 in Boston㉓ ワールドトレードセンター2013年4月 工事経過 ミレニアムヒルトン

NYでチェックインしたホテルは、ミレニアムヒルトン。

あのワールドトレードセンター工事現場の目の前にあるヒルトンホテルです。

このホテルは、JFKまで地下鉄で一本ですし、近くにデリもあり、一人旅や出張に便利。

また、ニューヨークにしてはホテル代金が安いので、おすすめです。

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こちらのWTCの跡地はすでにきれいなビルが建築中で、もう完成近いのだと思っていました。

地上から見ると、高い壁で中の工事状況を観ることができなかったのですが、初めて高層階から工事の現状を観ることができました。

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このような感じです。

ちょうど上の写真に見えるビルが、写真右上に建っています。

もともとツインタワーが建っていた場所が、四角い穴になっていますね。

2001年のテロからもう10年以上たちましたが、地上部分の工事はまだまだ完成していないのです。

これにはちょっと驚きました。

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こちらは夜に見た景色です。

翌朝、ホテルの3階で朝食をとりました。

低層階から見たところはこのような感じです。

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これからどのような街が作られていくのか、興味はありますね。

またこちらに来たら報告したいと思います。


■ASLMS 2013 in Boston ㉒ コンコルドツアー

おはようございます。朝から都心は曇り空ですね。

今日は5月16日木曜日。 クリニックFの僕の診療は休診です。雑誌の取材、原稿書き、プレゼンテーションの準備、そして夜は会食・・・と、忙しい一日になりそうです。

受付スタッフが朝からクリニックに出勤していますので、ご予約他何かありましたらクリニックにご連絡くださいね。

さて、ブログ「新国際学会周遊記」は、先月になりますが、ボストンの米国レーザー医学会帰りに立ち寄ったNYでの出来事。

イントレピッドミュージアムの続きです。

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この空母イントレピッドミュージアムの一つの目玉がこちら。Img_1971

怪鳥コンコルド体験です。

別料金を支払い、一日20名の枠のコンコルドツアーに登録。

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時間になると、専門の説明スタッフが細かく説明してくれます。

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コンコルドの席は、全席ファーストクラスと思われている人も多いと思うのですが、正確には「ファーストクラス」ではなく、「コンコルドクラス」というのだそうです。

機内食の食器類は、すべて記念品としてお持ち帰りが可能だったとか。

実際に搭乗した友人の話によると、搭乗証明と音速を超えた証明書を発行してもらうことができて、さらにフォアグラとキャビアが食べ放題だったのだそうですよ。

羨ましい限りですね。

こちら、コンコルドの内部です。

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こちらの便はブリティッシュエアラインのものでした。

こちら、1A席。

クイーンエリザベスのお気に入りの席だったのだそうです。

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ちなみに反対側の1D席は、かのミックジャガーがお気に入りだったのだとか。

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こちらは座席の窓。

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僕の手と比べてみてください。マッハ2という音速の倍速で飛ぶために、とても小さい窓がついています。

縦は、12cmぐらいでしょうか?

そして、計器類に満たされたコックピットの内部。

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面白いと思ったのが、右後ろにある航海士の席。

コンコルドが音速を超えて飛ぶとき、本当に機体が後方に伸びるのだそうです。

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この際に、航海士の左側の機器の横に、隙間ができるのだとか。

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試しに航海士が、その機体の空いた隙き間に自分の帽子を挟んでみたところ、低速飛行になった時、帽子が挟まれたままになってしまったのだそう。

こちらの写真が証拠写真なのですが、ツアーガイドさんが、iPadで見せてくれました。

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夢がいっぱい詰まったコンコルド計画でしたが、スペースシャトル開発に匹敵する巨額の開発資金を投じながら、初期費用を回収できないまま終了してしまいます。

2003年10月24日のニューヨーク発ヒースロー行きが、コンコルドの商業飛行のラストフライトとなりました。

僕も乗りたかったです。

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神風アタックとコンコルドツアーの二つが記憶に残ったミュージアムでした。

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■ASLMS 2013 in Boston㉑ 退役空母イントレピッドとカミカゼアタック 日米地位協定

おはようございます。

今日5月15日(水)もクリニックFの診療日です。

土曜日深夜便でのドイツ出張まで、今日を含めて診療日は3日(15日、17日、18日)です。

来週は25日の土曜日まで僕の診療日はありませんので、お急ぎの方がいらっしゃいましたら今週中にご連絡くださいね。

今日のブログ「新国際学会周遊記」は先月滞在したNYの話です。

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空からヘリコプターで観たコンコルドとスペースシャトル。

これが気になってこの場所にやってきました。

イントレピッド海上航空宇宙博物館(Intrepid Sea-Air-Space Museum)。

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退役空母のイントレピッドを博物館にしたもので、1982年よりNYの街で展示されています。

今まで来たことがなかったのですが、それは、この場所がニューヨークマンハッタンの西の端という、交通の便が悪い場所にあるからなのですよね。

地下鉄などが通っていないのです。

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空母の甲板には所狭しと、航空機マニア垂涎の飛行機が展示されています。

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こちらは超音速高高度偵察機のSR-71(ブラックバード)です。

実物を初めてみましたよ。

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艦橋内には退役軍人たちがガイド役をして、艦内の説明をしています。

さらに、スペースシャトル・エンデバー号の展示もありました。

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スペースシャトル関連グッズが多く並んでいます。

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セントラルパークをバックにした、見事な写真ですね。

さらにレゴブロックでできたイントレピッドのミニチュア。

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細かいところまで精巧につくられています。

レゴビルダーという専門の職種もあるようですが、すばらしい技術ですよね。

と、ここまではとても楽しい見学だったのですが、その後に現れたこのアトラクションにはちょっと悲しい思いをしました。

こちらの「神風体験」プログラムです。

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アメリカの軍艦に乗っている様に展示場を甲板に模して、カミカゼアタックを映像で疑似体験するものです。

軍艦に乗っていると、艦橋はあたかも巨大なビルのように見えます。

そこに零戦が突入し、炎上、船内はパニックに。

さらに実際にオレンジ色の閃光や白い煙が上がるような仕組み。

この際に零戦が艦橋に突入する実動画は、ほとんどのアメリカ人が観ているものなのでしょうが、まさに911の、WTCへの航空機の突入にそっくりなのです。

多くのアメリカ人が911のテロの際に、カミカゼを連想したと言っていましたが、この映像を見て納得しました。

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また、ここでカミカゼの戦闘機乗りたちを表現するのに使われている英語が、反日感情をあおり、耳を塞ぎたくなるようなものばかり。

英語が理解できなかった時であれば複雑な感情もわかなかったのと思うのですが、これはきついですね。

僕がセスナ操縦士免許をとった時に、最も重点的に練習したのは着陸でした。

飛行機の離陸は一定以上にスピードを上げて、操縦桿を引くだけですので、誰でも出来ます。着陸には経験と技術が必要で、かなりの練習が必要なのです。

戦中にカミカゼに参加した当時の若き戦闘機乗りたちは、着陸技術を学ぶこと無く、飛び立ったと聞きます。

当時の日米の戦況は想像でしか出来ませんが、国家の存続をかけて戦い、若く散った戦闘機乗りたちの気持ちが、同じ日本人としてよくわかるだけに、つらい思いを想像してしばし考え込んでしまいました。

誤った戦略では、どんなに戦術が優れていてもどんなに優秀な人材を集めても最終的な勝利を手にすることはできません。

つい先日、日米地位協定についての本を読みました。

この「戦後再発見」シリーズは、知的な日本人ならば全員読むべき内容のように思います。

なぜなら、原発再稼働問題や検察の調書ねつ造問題、さらにTTP関連法案に至るまで、どうにも腑に落ちない国家政策が、実はこの日米地位協定に深い関係があることを述べているからです。

教科書で習っていない戦後史。

まだまだ学ぶ必要がありますね。


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■ASLMS 2013 in Boston ⑳ ニューヨークの摩天楼 ヘリコプター再び ハドソン川の奇跡 滞在型総合アンチエイジング•プラットフォームの計画

おはようございます。

今日は5月14日(火)、クリニックFの診療日です。

今日は風もなく、朝から気温もぐんぐん上昇している都心部。夏日のように暑くなりそうですね。

熱中症や紫外線に気を付けてください。

昨晩は、国内最大手の宿泊企業の方々とのビジネスミーティングでした。

昨年より計画していた滞在型アンチエイジング施設の共同事業が動き始めましたので、それに対しての企画提案とブレストを行ってきたのです。

長期の休みを取らない、そして取ってもひとつの場所にじっとできない日本人の国民性もあると思うのですが、これまで国内ではこの滞在型総合アンチエイジング•プラットフォームの成功例は未だに無いのです。

おもてなしのノウハウを持つ宿泊業種と、医療業種が協力することで、3−5日の短期滞在を今までに無い、体質改善や健康増進、さらには美的な改善につながる滞在という付加価値をつけることができるとなると、日本人でも興味を持つ人が増えるかもしれません。

今後のプロジェクトの進行が楽しみです。

さて、ブログ「新国際学会周遊記」は先月訪れたNYCでの話です。

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滞在中のNYCは晴天。

とても暖かいので、久しぶりにヘリコプターでも乗ってみようと思い、マンハッタン島を南に向かいます。

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マンハッタンのピア6にあるヘリポート。

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こちらでNYCのヘリコプター周遊ツアーをやっているのです。

2008年にも来たことがあります。

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荷物のチェックと簡単なブリーフィングの後、ヘリに乗り込みます。

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ツアーでは、自由の女神を空から眺めた後、マンハッタンを上空まで飛ぶルートをとりました。

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高層ビルの多いNYCを満喫できます。

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こちらはマンハッタン島の横を流れるハドソン川。

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2009年1月15日、USエアウェイズ1549便が、ラガーディア空港離陸直後、バードストライクによって両エンジンがフレームアウト(停止)してこちらのハドソン川に救急着水するという事故が起こりました。

このときには乗員乗客のすべてが助かりましたので、この事故は「ハドソン川の奇跡」(Miracle on the Hudson)と呼ばれています。

ちょうど写真のこの方向に着水したということになります。

見事な操縦技術ですよね。

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ハドソン川岸を見てみると、空母イントレピッドの上にスペースシャトルが、さらに埠頭の上にはコンコルドが見えます。

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こちらはワールドトレードセンタービル跡地。

新しいビルが建ちつつありますね。

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約20分の遊覧飛行、あっという間にヘリポートに戻ってきました。

何度乗っても楽しい。

僕はつくづく高いところが好きなのです(笑)。

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■ASLMS 2013 in Boston⑲ ゴルフ宮坂杯 タイムズスクエア 2013年 4月

おはようございます。

今日5月13日(月)はクリニックFの診療日です。

昨日は、東海大学形成外科教授のゴルフ宮坂杯に参加させて頂きました。

サンディエゴで開催された米国レーザー医学会の時にご一緒させて頂いた宮坂宗男教授にお誘いいただいたのです。

宮坂先生のお人柄か、各方面から様々な方が集まりますので、とても楽しみにしています。

宮坂教授は国内の形成外科の教授の中で唯一レーザーをご専門とされる教授です。

ちょうど4月より東京女子医大より東海大学形成外科に准教授として移動になられた河野太郎先生もご参加され、楽しい会となりました。

宮坂先生も河野先生も、海外のレーザー学会では常にお会いして、いつもお世話になっていますが、河野先生が東海大学に入られたことで、レーザーの診療や研究面でも、より進歩があるのではないでしょうか。

とても楽しみです。

場所は小田急藤沢ゴルフクラブ。

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何度か来たことがありますが、とても気持ちのよいゴルフ場です。

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結果、僕は4-6位 (NET同スコア)。

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ドラコン賞を一つ頂き、とても嬉しかったです。

さて、今日の僕のブログ国際学会周遊記は先月のボストン開催の米国レーザー医学会の帰りに滞在したNYでのこと。

週末よりのドイツ出張までに終わらせてしまおうと思います。

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ロックフェラーセンターから歩いて10分ほどでタイムズスクエアに到着します。

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世界で最も活気ある場所の一つですよね。

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いたるところでテレビ局の撮影などがなされています。

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この日は気候も良かったので、平日にもかかわらず、人が多かったです。

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こちら、ブロードウェイ・ミュージカルの当日チケット売り場。

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この日の夜は、カーネギーホールでの声楽のチケットを取っていますので、ミュージカルは次回にお預けです。

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ニューヨークは歩いているだけでエネルギーがもらえますね。


■ASLMS 2013 in Boston⑱ ロックフェラーセンターのイースターエッグ スケートリンクの撤去 

おはようございます。

今日5月9日は木曜日で僕は休診日を頂き、工学部大学院で勉強しています。

クリニックにはスタッフが出勤しており、ご予約の変更や、ご質問、医薬化粧品の発送などを承っていますので、御用のある方はクリニックF(03-3221-6461)までご連絡くださいね。

さて、ブログ「新国際学会周遊紀」は引き続き先月滞在したニューヨークでのお話です。

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5番街よりロックフェラーセンターへ入ります。

クリスマスシーズンにはきれいなイルミネーションが飾られるこの場所ですが、今回はイースターの時期に出張が重なったため、大きな卵がありました。

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4月のニューヨークは花も綺麗ですね。

ロックフェラーセンターのミニチュアが飾ってあるレゴの店。

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ロックフェラーセンター下には冬のシーズン、スケートリンクがありますよね。今はどうなっているのだろうと見てみると、丁度リンクの撤去作業をしていました。

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スケートリンクはこのように取り去られるのですね。

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この先をちょっと歩くと、タイムズスクエアです。


続きを読む ■ASLMS 2013 in Boston⑱ ロックフェラーセンターのイースターエッグ スケートリンクの撤去 


■ASLMS 2013 in Boston⑰ 春のニューヨーク 5番街 セントラルパーク アップルストア プラザホテル

おはようございます。

今日5月8日もクリニックFの診療日です。

今日も東京は晴天で気持ちがいいです。

こちら僕の通勤路ですが、新緑がまぶしいですね。

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さて、僕のブログ新国際学会周遊記ですが、先月ボストンで開催された、米国レーザー医学会の帰りに滞在した、ニューヨークでの話をアップしてしまおうと思います。

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ニューヨークいつ来てもエキサイティングですね。

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僕はNYに来るといつも歩く、お気に入りの散歩コースがあります。

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まずはセントラルパークを歩きます。

次に5番街のアップルストア。

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5番街を挟んで、その正面にあるフェアマウントのプラザホテルを横目に見ながら(時々はプラザの地下で食料を調達することもありますが 笑)。

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ロックフェラーセンターへ向かって南に下がっていくのです。

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ニューヨークで最もにぎやかな通りのひとつ。

アメリカ経済が好調か不調か、少し歩くだけでわかります。

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トランプタワー。

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4月の上旬にも関わらずこの日のNYは本当に暑く、Tシャツの人もちらほら。

20℃を超えていたのではないでしょうか?



■ASLMS 2013 in Boston⑤ NYCへ コンコルド効果 日米の歴史観について

おはようございます。

ボストンから日本に帰る前に、ニューヨークにやってきました。

ニューヨークはもう20回以上来ているでしょうか?

もう地図が無くても歩けますし、どんな季節に来ても楽しめます。

来るたびに元気をもらう事が出来る街なので、短い時間でも寄りたくなってしまうのです。

そんなニューヨークで、今回初めて訪れた場所をご紹介します。

この写真ですが、どこだか分かりますか?

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なんとコンコルドのコックピットの中です。

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コンコルド見学の特別ツアーに参加して写真を撮ってもらいました。

ちなみにこのコンコルドは、最初から商業的な失敗がわかっていたと言われています。

マッハ2を誇る英仏が共同開発した超音速旅客機は、機体の開発費が投資に対して割が合わないことがわかっていながらも、途中で開発を辞めることが出来なかったのです。

それにちなんで、投資がかさみ、割に合わなくなることがわかっていても、それまでの投資がもったいなくて途中でやめられなくなることを「コンコルド効果」というのですよね。

ここは、Intrepid Sea, Air & Space Museumといいます。

アメリカの退役空母Intrapidがハドソン河に係留してあるのですが、そこを利用した博物館です。

スペースシャトル•エンデバーなど、展示物は豪華でとても楽しめたのですが、もともとIntrapidはパールハーバーに始まる第二次世界大戦でも活躍した空母。

展示の映像の中には零戦の神風特攻隊の攻撃を空母の上で疑似体験する様なアトラクションもありました。

英語が理解出来ない頃だったら、これを観ても全く違う印象を受けたでしょう。

この話は重くなってしまうのですが、重要な話だと思うので、日本に帰ったらもう少し詳しくブログにアップしますね。



新国際学会周遊記

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