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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

ベルリンの夜景

ベルリンは夜景が綺麗なことでよく知られています。

学会開催期間に雨が降らないときに夜、街を歩いてみました。

050 ブランデンブルグ門も綺麗ですよね。

051 夜も開いている画廊があります。

035こちらは戦勝記念塔。

1987年のカンヌ受賞作品「ベルリン天使の詩」で

0351天使が座っていた場所ですよね。

ベルリン滞在初めての僕にとっては、ベルリンの建築物はこの印象しかなくて初めて見たときはベルリンに来たんだと感動しました。

夜のが綺麗でしたよ。


カイザー・ヴィルヘルム記念教会

ベルリンの西の玄関に当たるZOO(動物園)駅。

この前に1888年に死去したヴィルヘルム皇帝のために建てられた教会があります。

153 この教会自体は1943年の空襲で破壊されましたが、戦争の悲惨さを伝えるモニュメントとして修復されずに残っています。

240 この教会の横に新しくできた六角形の近代的な教会のステンドグラスが素晴らしいと聞いて、レーザークリニックの訪問後に立ち寄ってみました。

中に入ろうとすると、ちょうどパイプオルガンの演奏がなされていました。

素晴らしい音色だなあと思って教会の中に入ると・・・

162・・・一面青のステンドグラス!

その青の美しさに圧倒されてしまいました。

157 御覧ください。

1581

160 後ろを見ると、パイプオルガンが。

161 祭壇の床も綺麗でした。


ベルリンの街並み

151 ベルリンはとてもきれいな街です。

085朝早くに学会会場に向かうために、バスを待っているところですが、車がほとんどないですね。

099ホテル・ベルリン・ベルリンです。

なんだかインパクトのある名前でしたよ。

094こちらは戦勝記念塔

バスの中からとりました。

236 綺麗ですよね。


EADVベルリン会場で食べたソーセージ

ドイツで行われた欧州皮膚科学会の話に戻ります。

午後から講演を聞こうと、会場に帰ってきました。

069学会会場は相変わらず混んでいます。

063会場になったベルリンICCの模型を見つけました。

大きな施設であること、わかりますか?

学会展示のスペースもとても広いものでした。

074本当にここ数年アメリカでもヨーロッパでもあり得なかったぐらいの混雑様。

今回の不景気は、ヨーロッパ主導で立ち戻るのでしょうか。

レーザー会社の人たちが喜んでいました。

070こんな飛行機のセットを持ち込んだ会社もありました。

各企業、こういった努力や工夫が随所に見られます。

080昼食を食べようと、会場特設のレストランにやってきました。

こちらも大混雑です。072

073 僕はドイツらしく、ソーセージとハンバーガーを食べる事にしました。

ごっつい感じだったですが、さすがドイツのソーセージ

これで10ユーロぐらいだったでしょうか。

おいしかったですよ。


ベルリンのレーザークリニック見学

113ベルリンの壁を見に行った後、朝から向かった場所は、ベルリンの動物園(ZOO)駅からちょっと離れたところにあるレーザークリニックです。

朝9時から、このクリニックでルートロニック社eCO2(エコツー)のワークショップが開催されることになっていたのです。

150

東京だと、ちょうど表参道のような高級ブランドショップが並んだ並木道。

1482白鳥をモチーフにしたこんな看板が、クリニックの目印となっていました。

赤に白、グレー。数字とアルファベットのバランスも含め、とても綺麗なデザインだな、日本の美容クリニックではなかなか出てこないセンスだな、と感心してしまいました。

白鳥をモチーフにするのはヨーロッパならではといったかんじでしょうか。

ヨーロッパには、古くから白鳥を救世主にする白鳥伝説が伝わる地域が多いですよね。

僕が大好きなワーグナーのオペラの一つ、「ローエングリン」でも白鳥のそりに乗ってやってきた白鳥の騎士であるローエングリン王子が、主人公のエルザ姫を救います。

もちろん、この白鳥は「白鳥のように白く美しい肌を作る」というメッセージも込められているのでしょう。

日本人にとっての鶴みたいな。

147エレベータに乗って四階にやってくると、こんな扉があります。

145扉の向こうは、こんな感じ。

143 あらゆる壁に新興画家の絵がかけられています。

119 レーザーを見つけました。

配備してある数は、クリニックFにあるレーザーの半分ぐらいでしたね。

121施術室はふたつ。いずれもとても綺麗な作りでした。

129院長のBernd Algermissen医師が出迎えてくれました。

ルートロニック社の国際営業担当責任者が、

「ドクターフジモトには10年も前から当社のレーザーを使っていただいているんですよ」

と紹介して下さいました。

すると、おどけた口調で

「じゃあ、今日は僕の代わりにワークショップをやってくれるかい?」

とおっしゃるので、

「それは、先生が東京にいらしてくださったときに」

と答えておきました(笑)。

彼はルートロニック社のレーザーを使い始めて、ちょうど一年ぐらいなのだとか。

137クリニックにはエコツーとモザイクがありました。

ドイツでは、エコツーについては日本と同様医師が照射しますが、モザイクについてはナースの仕事なのだそうです。

日本と基準が違いますね。

照射パラメーターは、日本よりもアグレッシブ。

でも、パルス幅を調節するとか、細かい設定はあまり行っていないようでした。

照射技術の方はとても高いと思いました。

139そのほかにも気付いた点はいくつもあり、こうして、自分以外の医師による施術を見させて頂くと、大変勉強になりますね。

日本では、レーザー治療というと、「しみ」のように色素変化に対して照射するイメージがいまだにあるようですが、

欧米の特に白人種にとってのレーザー治療とは、「タイトニング」=たるみ治療、そして「リサーフェシング」という肌質を入れ替える施術をイメージする人が多いのです。

特にリサーフェシングの需要は高く、ニキビ肌や、加齢による毛穴開大、テクスチャー改善の治療=レーザー治療を意味します。

彼はこのルートロニック社以外のフラクショナルレーザーを使用したことはないそうですが、効果には非常に満足していました。

   


ベルリンの壁

今月上旬に訪れたドイツ・チェコ出張記に戻りましょう。

190学会二日目の早朝、ベルリンの壁を見に行きました。

今年はベルリンの壁崩壊20周年に当たるのだそうです。

182もう20年も経つのですね。ちょっとびっくりしてしまいました。

そういえば崩れたベルリンの壁の一部をお土産にもらったことがあるなあ。179

全長200km近かった壁はほとんどが破壊されて、道路などに再利用されてしまったのだそうですが、壁が残されている地域がいくつかあって、そこが観光地となっています。

191壁が切れたように描かれて、日本への入り口なんて書かれたものもありましたよ。

214こちらはソニーセンターの前にあった壁一部。

216第二次世界大戦でベルリンが崩落した当時、ベルリンは5ヵ国の分割統治になったのだそうです。

215この人は、

「その当時の入国スタンプを、2ユーロで実際のパスポートに押します」

というお店をやっていました(笑)。

かなり心が動いたのですが、僕のパスポートのスタンプはページの追加をしているぐらい一杯。

写真を撮るだけにしておきました。


コラーゲンを増加させる機械の比較検討

045 最初に出席したのは、レーザー機器のセッションでした。

その中でエジプトの先生が発表した内容がちょっと刺激的でした。

彼は、皮下のコラーゲンを増加させるとされている、多くの会社のレーザー機器を比較実験し、本当に効果があるのか、統計学的な検討を加えたのです。

彼が比較検討を加えたのは、

RF(サーマクール)

Nd:YAG(1320nm)

IPL + RF (e-Light ST Syneron)

Erbium:YAG

メソセラピー

IPL

の6種類の施術方法です。

048

肌の骨格を構成するいわゆる「1型コラーゲン」と、

049創傷治癒の初期に増殖し、いずれは1型コラーゲンに入れ替わる「3型コラーゲン」の二つのタイプの増減が検討されていたのです。

047彼の結論は、

サーマクール と e-light ST については長期的なコラーゲンの増加が認められるが、その他の機種や、メソセラピーにはコラーゲン増加効果はないというもの。

サーマクールとリファームSTが長期的に皮下のコラーゲンを増やすというのは、僕の臨床経験からしても納得です。

ただし、施術方法による比較検討は、評価が非常に難しいと思います。

彼はスライド上で、パラメーターを公開しませんでしたので、どの程度のパワーで照射されているかわかりません。

また、白人種、黄色人種、黒人種それぞれに対して、相性の良いレーザー光治療機があるので、その発表そのものが日本人の肌に適応できるかわからない。

特にレーザー光治療の効果は、機器の選択以上に、

照射方法

設定するパラメーター

さらにそのレーザーが出力表示通りのパワーが出ているかという機器の問題などなど。

いわゆる「使用方法」や「使用条件」によって違いが出てくる場合が多いのです。

クリニックFにいらっしゃる患者さんで、

「他院で全く同じ名前の機器の施術をしてきたけれど、同じ機械でもぜんぜん違うんですね!」

とおっしゃる方がいらっしゃいます。僕は、どの患者さんに対しても、クリニックF独自 のレーザー光治療機でのパラメータに設定しなおしますし、患者さんによって照射方法を変化させます。

そのため、実際に施術後、効果の違いに驚かれることもしばしばあります。

患者さんそれぞれに対し、最も適したパラメータを探すこと。僕はこれに、最も時間をかけているとも言えます。

適切な機械の選択と、その照射方法。

レーザー治療のカギはここにあります。


EADV 2009 僕の発表

029 会場には早朝に着いたので、まずは僕の発表演題のポスターを貼りました。

今回はポスターセッションでの参加です。

学会発表を行うとき、口演で発表するかポスターで発表をするか選択を事前に行います。

口演で発表するメリットは、一度に多くの聴衆に向かって話すことができること。新規性のある内容や、視覚的にアピール力のある内容を伝えたいとき、また自分自身が新参者で学会でまず自分の顔や名前を覚えてもらいたいときに、適した発表スタイルと言えるでしょう。

しかしながら、口演時間は長くても持ち時間が6分。どんなに素晴らしいデータを出したスライドも、さっと流さなければなりません。

それに対してポスターでの発表は、多くの情報を正確な形でプレゼンテーションすることができるため、文字情報や考察がメインのものには適しています。ひとりひとりのドクターや関係者がじっくり内容を読んでくれるため、ポスターの内容が良いと、時に口演よりも評価に繋がるときがあります。

今回の僕の発表は、「強力な抗酸化物質であるフラーレンの、レーザー治療に対する適応」についての研究。じっくり目を通してもらいたい内容だったので、ポスターセッションを迷わず選びました。

2009berlineadv 実際に作って持っていったのは、こんなポスターでした。

レーザーのように強いエネルギーの照射を皮膚に行うということは、当然功罪どちらも考える必要があります。

功罪の「功」=効果は、肌の下のメラニンを破壊すること。コラーゲンやエラスチンを増生させること。

功罪の「罪」=害は、パワーオーバーで照射されてしまったた場合に起きてしまう火傷。そしてレーザー照射後の色素沈着症です。

この色素沈着には、皮膚にレーザーが照射された時に発生する数種類のラジカルが関わっているのですが、そのデータをスピンエコー法で分析したのです。

東京女子医大との共同実験でした。

フラーレンをレーザー照射前後に使用すると、こうしたレーザーの害を低下させることができて、より治療効率を上げることができるのです。

001 このポスター、学会では評判になり、多くのドクターから声をかけてもらいましたよ。


ベルリン開催のヨーロッパ皮膚科学会

020 まずは事前登録していた名札を受付でもらいます。

メンバー(認定医)ですから青色のバッジをもらいます。

EADVヨーロッパ皮膚科学会の参加も思えばもう7回目です。

2005年 イギリス ロンドン

2006年春季 フィンランド サーリセルカ

2006年 ギリシャ ロードス島

2007年 オーストリア ウイーン

2008年 フランス パリ

2009年春季 ルーマニア ブカレスト

そして

2009年 ドイツ ベルリン

このEADVは、ヨーロッパ系の学会では最も僕が重要視している学会。

知り合いや声をかけてくれるドクターも増えてきました。こういった人脈や情報網は一晩ではできませんから、僕にとってはお金で買えないとても貴重な財産となっています。

067 それにしても今年の人出はすごい。

ここのところ、経済状況が悪いので、医療の最先端を往くアメリカの学会でさえ人の入りが悪いのです。

こんなに会場がごった返しているのを見るのは数年ぶりです。

003 今日は天気も悪いので

学会会場に終日籠って新しい知識を仕入れよう

と思い、どのセッションに参加するのが一番効率的か考えます。

この後ろの掲示板。枠のすべてが学会討論の場なのですよ。

レーザー、ボトックス、フィラー、リサーフェシングなどのセッションを選んで会期中に出席するものを決めていきます。


ドイツで見つけたヘップバーン

今日は日曜日ですので、学会の話は明日以降にして、僕がドイツで買ってきたお土産をご紹介しましょう。

僕は写真集や画集が好きで、海外に行くと必ず本屋を覗きにいきます。

Bach今回もついつい買ってしまいました、3冊。

まず最初はバッハゆかりの地、アイゼナッハで買ったドイツ語の「マタイ受難曲」4枚のCD付き。

新約聖書のマタイによる福音書でキリストの受難について書かれた曲集です。

全ての曲に対して関連した絵が引用されているのですよ。

素晴らしい本に出逢い、すぐに買ってしました。ドイツ語は大学の時に習いましたが、もう少し勉強しておけばよかったなあ。

Film_postersこちらはベルリンのソニーセンターにあるフィルム博物館で購入した80年代の映画のパンフレットが載っている画集。

どれも懐かしいものばかり。

80年代の映画というと、CGもそれほど発達していなくて、随所に工夫が見えるんですよね。

「ET」とか「この男凶暴につき」とか、「TOP GUN」とかのパンフがありましたよ。本当に懐かしい。

Film_stars

もう一つは同じフィルム美術館で購入した新旧映画俳優のアルバムです。グレゴリー・ペックからレオナルド・ディカプリオまで思い入れの残る俳優のショットが収まっているのです。

重くて、持って帰るのが一苦労でしたけど(苦笑)どれも眺めているだけで楽しいですよ。


EADV2009の会場へ

058 一夜明け、窓から外の景色を見てみると、陽が上るのが見えます。

僕の部屋は7階でした。

でも、エレベーターは6階まで。トランクを引いて階段を上がりましたよ。

059から見たホテル。

さて、学会会場に向かいます。014

013いつしか降り出したしとしと雨の中、ブランデンブルグ門を横目に

015 地下鉄に乗ります。

017会場のICCまで40分ぐらいでしたね。

016 学会会場が見えてきましたよ。

018 沢山の人が学会に入ってゆきます。今年は参加者が多そうです。


ウイーン経由でベルリンへ

認定医でもあるヨーロッパ皮膚科学会(EADV)。ヨーロッパ系の学会ではここ数年僕が最も注目している学会です。

003今年も一つ演題を出しましたので、10月7日から1週間の日程で、ドイツ・ベルリンに行ってきました。

002_2

上空からは、こんな風景が広がります。

とても理路整然と都市計画がなされている印象を持ちましたよ。

008_2ベルリンについたのはもう夜遅く。

010 とりあえず市内に向かうバスを探し、宿泊先に向かいます。

011今回泊まったホテルは、ブランデンブルグ門の近くですが、旧東ドイツ領の地域です。

地図を頼りに探し当てたホテルはこんなところで

「Apartments」

の文字が見えます。

「・・・?」

説明を聞くと、実はホテルではなく短期滞在者用のアパートメントだったのです。

いかにも東ドイツの建物らしく、中に入るとなんだか“おばけ”が出てきそうです。

とりあえず、あまり深く考えるのはやめておこう、と疲れた体を休めるために、ひと眠りしました。


ベルリンより

さて、ブログでは9月に訪れた5大陸レーザー医学会が開催されたフランス・ニースと、その後トランジットで一日過ごしたロンドンの出張記が続いていますが、僕自身は10月7日からドイツ・ベルリンに来ています。EADV欧州皮膚科学会が開かれているのです。

こちらではしとしとと降りしきる雨、それから旧東ドイツ時代のものでしょうか、広すぎてなんとなく落ち着かない(ちょっと怖い)コンドミニアムのようなホテルに迎えられています(笑)。学会のほうは、とても充実した内容で、大変勉強になっていますよ。

またしてもネット環境の欠しさに四苦八苦しています。15日・・・日本時間で16日の早朝に帰国しますので、また改めてご報告しますね。


新国際学会周遊記

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