TOP
藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

懐かしい写真

2005年3月にオーランドで開催されたASLMS。

35歳でした。

f

演題は

“Non-ablative Treatment of Melasma utilizing a Q-Switched Nd:YAG Laser peel assisted with a topical carbon photoenhancer lotion, and adjunctive treatment with 633 nm Red LED Light”

邦訳「カーボンアシストQスイッチ&ロングパルスNdYAGレーザーピーリングと赤色LEDの併用療法による肝斑治療ついて」

でしたね。

懐かしいです。


■2013年3月 マイアミ AAD全米皮膚科学会出張② マイアミビーチ 誕生日

日本を離れて約20時間。

マイアミビーチにやってきました。

こちらに到着したのは現地時間夜9時。

翌朝、青空には恵まれなかったものの、それでも目の前に開けたオーシャンビューの視界に感激しましたよ。

574936_10200786124283880_1797880159

マイアミでは先週まで晴天が続いていたそうです。ただ、5日間のこの全米皮膚科学会期間の前半は天気が悪いという予報なのだとか。

今日も肌寒い天気です。

さて、朝一番に学会会場へ行き、レジストレーションをした後は終日口演をききます。

ここでは、文字通り「桁違いの」情報が入ります。

421544_10200789054757140_1885364415

特に最新レーザー医療に関しては、アメリカの学会に参加する事で勉強し、知識を蓄えて行く以外に現在道はないのだということを改めて思い知らされます。

598945_10200792674487631_1474326127

ちょうどマイアミとの時差は14時間で、学会時間は日本の真夜中から早朝にあたります。

眠い目をこすりながら、目薬を差しながら、それでも興味深くて講演に聞き入ってしまいます。

初日の面白かった情報としては、いよいよスキャナ機能を増した、フラクショナルレーザー機器次世代バージョンの開発が始まりつつある事。

そして、特に水に吸収される事で重要な1000nm以上の可変波長のレーザー機器がいよいよデビューすること。

工学系レーザー学会ではメジャーのひとつであるOCTシステムを治療に加えるための手法など。

とても貴重な情報とともに勉強になりました。

*********

一日を終えてホテルに帰ってみると、メールやfacebookに誕生日のお祝いが沢山届いていました。

マイアミはまだ3月1日でしたのであまり意識していなかったのですが、14時間の時差を考えると、日本ではもう3月2日。僕の誕生日でした。

昨晩の会食で集まった友人が、美味しいワインと豊富な海産物で誕生日を祝ってくれました。

この歳になると、誕生日が嬉しいというよりは「よくこの歳までなんとかやってくることができたなあ」という感慨と共に、育ててもらった方々やすべての経験と時間に感謝の気持ちが生まれる日ですね。

ありがとうございました。

本年は、工学博士号がいよいよ授与される重要な年。今までレーザー医師として努力して目標としてきた国外海外講演回数もいよいよ100回を超える(はず?)という節目の年です。

これまで工学医学のレーザー領域で学んだ多くの事を、次に生かすためにスタートを切ろうと思っています。

これはまたいつかのブログに書きますね。

もう少しこちらで勉強させて頂き、6日に帰国いたします。


2012年米国レーザー医学会の演題

こんにちは。

今日は10月12日。クリニックFの診療日です。

朝から医学雑誌に依頼された原稿の執筆や、来年の学会の抄録の作成などの作業に追われていて、まだブログがあげられないでいました。

Aslms2011

毎年欠かさず参加している米国レーザー医学会。

来年はフロリダでの開催ですが、今年も演題抄録の締め切りが17日に迫ってきました。

Esr

今回僕が発表する演題は、以前よりある大学の薬学部と総合理工学部の研究室と共同実験をさせていただいている、レーザー照射後に皮下に発生するラジカルについての研究です。

このESR(Electron spin resonance)という機器を使用するとレーザー照射により皮下に発生した5種類のラジカルが定量測定できます。

フラクセル3DUALは、1927nmと1550nmのレーザー光を発生できますが、今回この2波長を肌に照射すると、それぞれに特徴のある異なるラジカルが発生することが分かったのです。

異なるレーザー波長により、皮下に発生するラジカル種の違いについて、過去発表された論文はありません。

今回の研究結果は、異なるレーザー波長が誘導する固有のラジカル種への、個別の対策により、レーザー処置時における痛みや副作用をより軽減できる可能性を示唆するもので、非常に興味深いものなのです。

ハーバード大学のウェルマン光医学研究所、ロックスアンダソン教授の指導の下、物理学と工学の発達で進化してきたレーザー機器も、リーマンショック後の不景気で研究開発費が出ず、進化が足踏みしている状態。

今後は皮下の反応を、化学的な分析で判断する時期に来ているのかもしれません。

興味深い発表になりそうですよ。


新国際学会周遊記

カテゴリー
  • News - クリニックからのお知らせ -
  • Guest Room - ゲストルーム -
  • Media - 掲載記事一覧 -