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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

CYNOSURE アジアパシフィックディストリビューターミーティング

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今朝、クリニックF診療前の朝10時から、文京区にあるCYNOSUREジャパンでひとつ講演をしてきました。

フィリピン、オーストラリアなどで新たにサイノシュア製品を扱うディストリビューターの方々に、Cynosureレーザーの使用経験と、機器の説明を依頼されたのです。

昨晩はCYNOSUREのレーザーについてどう説明しようかといろいろと考えプレゼン資料を準備し、その中で使う写真を撮ったりしていました。

毎回お声を掛けて頂く講演では

「どんな話をすれば来た人や呼んでくださった方々に楽しんでもらえるだろうか」

と、悩みながら資料作成を行うので、結構時間がかかってしまうのです。

特に

「耳だけではなく、目も楽しませる講演を」

と思うと、画像の作りこみについついのめり込んでしまうんですよね。

昨日も

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こんなカメラの比較の写真を用意したり

Horserace
インターネットでこんな馬の写真を検索したり

夜中までの作業だったので、見返してみるとスペル・ミスがあったり完璧では必ずしもなかったものの、喜んでいただけたようでほっとしました。

クリニックFには、サイノシュアのレーザーのうち、

① ロングパルスのアレキサンドライト+Nd:YAG複合機で、現行機種で最も効果のある脱毛レーザー機器である 「Elite」

② Qスイッチアレキサンドライトレーザーで、肝斑治療に使用する 「Accolade」

そして、

③肌を入れ替え、ニキビ跡や妊娠線に効果がある 「AffirmMPX」

の三機種を入れています。

気合いを入れて、ここ一番の結果を出そうとする時に彼らは力を発揮するのです。


レーザー会社の合併

会場でブースを見回しても、肌を入れ替える施術が可能な「フラクセル」を販売するリライアント社が今回は見えません。

あれ? おかしいな・・・。

すると知り合いが教えてくれました。

なんとたるみを引き上げる「サーマクール」を販売している「サーメージ社」が、つい数日前に、「リライアント社」をM&A(買収)したのだと言うのです。

アメリカンビジネスですね。

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肌の表層の感触的老化に効果がある「フラクセル」と真皮層から皮下脂肪層にかけての形態的な老化に効果がある「サーマクール」は、治療効果は競合しませんし、販売経路も同じようなクリニックでしょう。二社が合併することでマーケティングやPR費用も格段に安くできます。

確かに二つの会社は、同じカルフォルニア・シリコンバレーでほぼ同時期に出来たベンチャー会社です。

実際に僕も二社とも訪れたことがあるのですが、社風も似ています。

フラクセルの特殊な技術をサーメージ社が吸収すれば、まさに鬼に金棒といえます。

経営学では、M&A後100日が、会社の予後を決めるといいます。

今後の美容レーザー市場の展開が、またまた目が離せなくなりましたよ。

より詳しいことがわかりましたら、またこのブログでもご紹介しますね。


シンガポールでの開業

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今日は海外からの来客がありました。

シンガポール在住で来月開業するという、ロシュニ・ピレイ医師です。

新しいクリニックを作るということで、クリニックFを一度見学したい、と言って来てくれたのです。

シンガポールには知人が多くいることもありますし、来月も学会で行く予定もあり、

「シンガポールで開業しては?」

と言われることも少なくないのですが、聞けばどうもシンガポールは開業ラッシュのようです。来月自分でも見てきたいと思いますが・・・。

僕の夢のひとつはアジアかアメリカどちらかでレーザー・光治療のクリニックを作り、そこと東京とを行き来すること。実際今週もアメリカやタイなどから、クリニックFにアポイントの国際電話を頂き、海外在住でこうしたクリニックに行きたいのだけど、なかなか安心して通えるクリニックがない・・・というような話を聞くと、ますます夢は膨らみます。

海外からこうしてクリニックに来てくれるドクターから、開業に関する話をあれこれ聞くのは、勉強にもなりますし、良い刺激を受けますね。


肝斑に効くレーザー

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韓国のルートロニック社の新しいレーザー機器がクリニックFに導入されました。

ルートロニック社社長のヘイアン氏は今でこそ上場企業の社長になってしまいましたが、昔からの友人です。エール大学を卒業した彼は英語が堪能で、僕の英語の先生の一人です。今回、二つの機器が彼の好意によってクリニックFに導入されたのです。

ルートロニック社はJMECが長いこと国内ディストリビュートをしてきましたが、本年より日本支店を作ることで独自の販売路線を考えてゆくようです。社長の選別などがいま行われています。

昨日は韓国から技術者が一人、国際線で明るい時間にクリニックにやってきて、機械を組立て、帰るときには暗くなってしまいました。

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この写真はフラクショナルレーザー、「モザイク」。今までも雑誌や僕のブログでも登場してきましたが、事実上の日本での初上陸です。

機器は後ろのフラクセルに比べて、ちょっと小ぶりですが、実際に照射してみると、ビームモードは同じパワーのフラクセルと比較するとわずかに太い。この違いがどういった治療効果を及ぼすかは、これから検討が必要ですね。

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こちらはもう一台同じく日本に初上陸になる、マックスピールの名前で有名なSpectra VRM Ⅲです。

VRMⅡが世に出てから約4年の歳月が経ちましたが、いよいよ新しいバージョンが登場です。

この機器を使用すると、より効果的な、マックスピールⅢの施術ができるのです。

さらに、この新しい機器を用いたVRMⅢトーニングという別の施術のプロトコールで、いよいよ肝斑治療がクリニックFで可能になります。韓国ではこの機器を使った施術で、肝斑の改善率は100%であったと発表する先生もおり、僕もこの施術方法には研究段階でも協力しただけに、非常に興味があります。

同種のHOYAコンバイオC6というレーザーも国内での販売が決定しており、こちらの上陸を待っていたのですが、先にルートロニック社製品が届いてしまいましたね。

今まで肝斑に悩んでいた数名の患者さんに今日から施行していますが、評判は上々です。来年のレーザー学会の発表演題にしようかと、いまから考えています。


海外出張必需品

今日は韓国ソウルのレーザー学会に招待講演で呼ばれているので、早朝から移動します。

通常の医療の世界であれば、教科書に載っている治療法は10年前のもので、なんとかそれを応用しながら治療するということができるのですが、レーザーというハイテクで新しい分野を扱う以上、一刻一刻進歩する情報をいち早くキャッチするのが大切だと考えています。

そのためには、年間に、一回でも多く出張し、さまざまな医師たちと情報を交換し、それを日々の診療に生かすことができればと思っています。アメリカなどのレーザー先進国からは、新しい機器や、照射方法・使用方法の最新情報をもらうことができますし、ベトナムやタイ、台湾のような国からはホスピタリティーやアジアンスパの施術などの勉強ができます。海外出張では、常に多くの“気づき”と“学び”があります。

クリニックFは、いつ海外からの講演依頼が来ても、すぐ対応して移動することができるようにして、世界の最先端の医療を、リアルタイムに東京でご提案できるようにしているつもりです。

ここ数年間、年間10回以上海外に出ていますが、2007年も移動が多い年でした。

1月はタイ、3月韓国、4月インドネシア、4月香港、5月オーストリア、6月サンフランシスコ、7月再びタイ、8月ニューヨーク、9月ペルー、10月アルゼンチン、11月上海、11月ベトナム、そして今日もまた韓国。月一回以上の出国ですね。

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ところで、頻繁に海外に旅行すると、お気に入りのグッズが出てきます。

僕は長い出張ですと、TUMIの革バックにラップトップコンピュータを入れて、手荷物として機内に持ち込みます。スーツケースは、ゼロハリバートンのアルミのものを長いこと使っています。セキュリティーのシール等も貼られて、かなり年季が入ってきました。ちょうど写真のような組み合わせで持つのです。

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もうひとつお気に入りのグッズはBOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンの「QuietComfort2」です。かなり前にカルフォルニアで偶然見つけて何となく買ってしまったのですが、このヘッドフォンは、イヤーカップ内に侵入してくるすべての音を内蔵の高性能マイクでモニターし、再生音と比較して騒音を識別。その騒音と逆位相の音波を送り出すことで音響的に騒音を打ち消します。周囲の重低音や高音の騒音を大幅に低減させるのです。長距離を乗ると、疲れがだいぶ違いますよ。最近はより小さなQuietComfort3が出たのですが、飛行機で寝るときに、耳がすっぽり入る大型の方がむしろ楽で、そのまま使っています。

機内の音楽もこれで聴けます。米軍や民間航空機のパイロット用ヘッドセットの開発で培ったノウハウを応用して開発された一品らしいです。


韓国から届いた光治療器

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今日、クリニックに新しいIPL(光治療機)がやってきました。機器の名前は「AMT APL23」。 韓国のAMTエンジニアリングという会社の商品です。約二週間、クリニックFで預かって効果判定をしてほしいという依頼を受けました。

IPLという、レーザーではなく、狭い波長の光を使った治療機が開発されたのは1999年のことでした。

「お肌のシミのみを浮き出させて」、

さらに

「施術後、その場でお化粧をして帰宅できるような気軽さ」

が合わさったこの光治療機器は、ルミナスのフォトフェイシャルという機器が発表されたときから、世界的に爆発的に売れました。

RFを合わせたメカニズムをもつオーロラや、IP2Lやライムライトなどの進化版のフォトフェイシャルが日本の市場にも多く出てくるようになりました。

進化型の機種が多く市場に出てくると、機種間の違いがわかりにくくなるのですが、この機器の特徴は 「Multiple Pulse」 というもの。通常一回のみの光照射を、非常に短い時間の間に続けて2-4回連続してマシンガンのように照射するのです。このあたりの回数は調節ができますので、今まで消えにくかったシミを持つ人には朗報かもしれません。

レーザーや光治療器の本場と言えば、以前にも書いたとおりアメリカとイスラエルです。完全にこの二国で市場を独占している、といっても過言ではないかもしれません。

しかしアジアの美容大国=韓国が非常に積極的に進出しようという意思が、特に最近強く感じられます。

韓国の女性はアメリカ人のように美容との付き合い方も密接で、傾向としてもアメリカのようにハイリスク・ハイリターンを求めるところが一部あるようです。そこが日本の女性のニーズと多少異なる部分があるように見受けられます。

日本ではまずリスクが低いことが大切で、リターンも他人から見てすぐにわかるようなリターンではなく、「人知れずいつの間にか綺麗になる」ことが良し、とされるところがあるように感じるのです。だからこそ「美容整形」よりも「プチ整形」、「プチ整形」よりも「レーザー」という潮流が出来つつある。

美容に対する文化の違いがあるのかもしれませんね。

今回も、果たしてこの機械が日本の市場ニーズに合っているものなのか、効果とリスクをどちらも見ながら慎重に見極めていきたいと思います。


Meso-Carboxy Therapy 国際ワークショップ

昨日は、渋谷にある日本薬学会、長井記念ホールで行われた「Meso-Carboxy Therapy 国際ワークショップ」で、Meso-Carboxy Therapy の理論と治療技術について招待講演をしてきました。

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もう一人の演者のドクター バニーニは、昨年のナポリにメソセラピーのトレーニングに行ったときにお世話になったメソセラピー、カルボキシセラピーの第一人者なのです。陽気な人柄に、人懐っこい笑顔。とても明るいナポリ人ドクターです。彼はその後二回も日本に来ていますので、4回目の再会です。

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僕はメソセラピーと、カルボキシセラピーの治療技術と理論について話をしたのですが、ここ1年間で、よりメソセラピーの理解が深まったことがあります。それは、メソセラピーと言うのは、結局1つのDDS(ドラッグデリバリーシステム)なのだということです。

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皮膚の中の極めて浅い部位に、メソセラピーで薬液を貯蔵するのです。そうすると直接皮下に注射するよりも、長い時間、薬液をの効果を維持することが出来る。そういう仕組みなのです。

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バニーニは実際の患者さんを前に、色々なアドバイスをくれました。彼はイタリア語しかだめで、前回英語の通訳を介して話しをしたのですが、今回のワークショップでは、日本語の通訳がついて、より理解が深まりました。

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最後にプロモイタリア社の社員さんと写真を撮りました。このうち二人は英語が堪能で、ナポリに行ったときに、お世話になったのです。


血管腫病変の学会

午後は八重洲富士屋ホテルで勉強会でした。
 

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演題は、Cynosure社製 Cynergy Laser を用いたDye585nmとNd:YAG1064nmの連続照射機能(Multiplex)での血管種病変への有用性とその臨床応用というもので、今週岡山で開かれた日本形成外科学会で発表された演題をそのまま東京でもう一度やって貰えたのです。

このCynergyというレーザーはダイレーザーとヤグレーザーを0.2秒ぐらいの間隔で連続照射できる特殊な機能を持っていて、赤い血管腫に対し、非常に内出血を少なくして治療することが出来ます。

検討会は、東京女子医大の河野先生などが参加して非常に有意義なものとなりました。


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