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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

English Soccer’s Flying Dutchman

帰国前の今日の新聞。

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フライングダッチマン 彷徨えるオランダ人ってご存知ですか?

近代イギリスの伝承に現れる幽霊船のオランダ人船長の事を言うのですが、それを題材としたワーグナーの楽劇の題名にワグネリアンとしては反応してしまいます。

空中戦の得意なイギリスサッカー選手に例えられていて面白い。

もう一つもウォールストリートジャーナルの記事ですが、現在ストリーミングTVは5つの市場があるんですね。

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通信速度5Gの時代がすぐそこまで来ていますから、高画質の音響映像を、いつでも自分で選べる時代になりそうですね。


Freeman

最後に訪れたワイナリーはFREEMANです。

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オバマ大統領と安倍首相の会談の際に使われて一気に知名度が上がりました。オーストリア系のオーナーの奥様が日本人なのです。

今までナパは何度も訪れたのですがソノマは初めてでした。

昨年の火事により、土質が良くなったと言われていますので、これからが楽しみですね。


デンバーを去る前に

最後にデンバーの街並み。

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ロッキー山脈の麓の、ちょうど標高1600mにある都市で、1マイルの街として知られています。

晴天率が高いので、全米1住みたい街に選ばれた事もある都市です。

5年前の2014年全米皮膚科学会AADデンバーに来た時は、スキー場VEILまで足を伸ばして滑ったのですが、今回は最終日を除いて天候が悪く断念しました。

街並みはこの通り整然として美しいですね。

さてサンフランシスコに戻り、残りの行程をこなしたいと思います。


ASLMS米国レーザー医学会2019閉会

2019年米国レーザー医学会(ASLMS)が閉会しようとしています。

サイノシュア社とシネロンキャンデラ社、古くからある大手の老舗企業ががファンドに買収され、技術者の流出を招いています。

流出した技術者がほかの会社で同じような機器を開発するために、レーザー機器メーカー同士のラインナップの違いほとんどなくなり、特徴のない会社が増えたような印象を受けます。

模造品メーカー以外は、どの会社の機器を購入してもよいような状況に来ていますが、これはまさに業界の膠着状態ですよね。

新機器の開発にはお金がかかりますので、アメリカ系のレーザー企業はここ数年は新技術を出すのは難しいようです。新技術は欧州に期待です。

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今年のトレンドは、まずは今までの氷結と暖める治療のほかに、痩身系のほぼすべてのプレゼンテーションにHIFEM技術、つまりエムスカルプトについて触れていることが印象的でした。

追従機器も増えると思いますので、今後のラインナップにHIFEMは外せませんね。

ボディに関しては、肌、脂肪、筋肉の3つに対しての有効な治療機器が揃ったことになり、クルスカの後にエムスカルプトを併用するなど、複合治療が可能になったといえますね。
色素斑については、数年前に数多くあったピコ秒レーザーの演題が少し減り、重鎮の一人ロバートワイス医師などは、フェムト秒のレーザーに期待しようということも演題で話していました。

従来のフラクショナルレーザーと、マイクロアレイによるピコフラクショナルレーザー機器の比較演題などがありました。

どちらも結果は同じようですが、ピコ秒の方がダウンタイムが大幅に減少するという印象でした。
肝斑についての演題は相変わらず多いですが、ノンアブレイティブのフラクショナルレーザー機器を用いて、トラネキサム酸などを導入するようなレーザーアシストのドラッグデリバリー技術の演題もありました。
皮脂腺に特異的に反応させる1726nmのレーザー機器もずいぶん前から研究開発されてきましたが、独自の冷却システムを用いてより肌の深くまで進達ができるようになりました。顕微鏡写真で見事に皮脂腺のみが破壊されている像をみると、確実に難治性ニキビ治療に対して、臨床利用が可能になったと思います。
僕は症例写真を比較する演題よりも、ベーシックサイエンスの発表の方が好きで、そちらの部屋の発表を聞くことが多いのですが、皮下にレーザーを照射した後に、読み出される遺伝子が若い頃にシフトする。

1927nmのフラクショナルレーザー機器を利用した治療では、皮下でIGF-1が大量発生するので、紫外線防御効果が上がるので、単に肌を入れ替える以上の効果があるのではないかなど。興味深い演題が多くありました。
ASLMSはレーザー治療を含めたEBD(エネルギーベース機器)の学会としては世界最大の学会ですが、僕も2004年から通い始めてを初めて16年、過去20あまりの発表をしてきました。最もレーザー医療機器が進化した、とても良い時期にこの科に出会えたことに、幸せを感じます。

ですが、ここ数年特に思いますが、メンターと呼ばれる学会を率いる人たちが年をとってきましたね。

新しい発想がうまれにくい。若返りが必要な時かもしれません。

特にAIの技術の専門家がもう少しこの会に入ってきてくれれば、SMART LASER機器を開発できるのになと思いますよ。


I see what you mean

コンベンションセンターの巨大グマは、彫刻家ロレンス・アージェントの I see what you mean という作品なのだそうです。

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日本語に訳すと「おっしゃる通り」です。

学会でよく使われる言葉だからなんだとか。

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3でも医学の学会では滅多に聞かないですけどね。笑。


難治性ニキビ治療に福音

以前から研究されていた1726nmの波長で選択的に皮脂腺のみを破壊してニキビを治療する治療機器。

独自の強力な冷却システムを合わせる事で臨床利用出来るようになり、ようやく市場に出ますね。

難治性ニキビ治療に福音です。

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Be an Original

自然のままでいてください(オリジナル製品を買ってください)。

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サーマクールFLXやフラクセルを販売しているソルタメディカル社のカタログに凄く同意します。

手術やヒアルロン酸で若い顔を作る事と、レーザーやRFなどのエネルギー技術を使って自らの遺伝子から若返る事は、実はベクトルが正反対だと思っていますが、医療機器も同様です。

工学博士を持っている身としては、機器のリバースエンジニアリング、いわゆる新たなコンセプトの製品をバラして同等のものを安く作り上げる模造品は、心情的には許せないです。

クリニックFではたとえ高額でもオリジナルの技術を作った会社から機器を買うようにしています。

技術者がものすごい努力をして作り上げた新たな製品が、あっという間にコピー商品を作られて安価に売られて苦しむ。

どこかの朝の連続ドラマでも同じシーンがありましたよね。笑。


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