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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

ASLMS終了 クライオ(氷結)機器による色素斑の治療

2018年ダラスのヒルトン開催の米国レーザー医学会が終了しました。

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本年の新しい話題と言えば、やはりレーザーや光治療機器以外のエネルギーベースの研究や検証論文が増えたことでしょうか?

特にクライオ(氷結)機器による色素斑の治療や、RF機器による加齢性色素斑などの治療機器の研究発表などがあり、興味深いものでした。

第四世代のサーマクールFLXなどの目を引く新機種も登場し、レーザー以外のエネルギー機器の注目度は上がって来ています。
反対にここ数年来話題の中心にあったピコレーザーも演題が減り、新たな波長の登場はありましたが、1時の過熱感はすっかり無くなった感じです。

僕の工学博士の専門であるレーザーが元気がないのはとても残念ですが、ピコレーザーに関しては当初の予想通り、入れ墨以外の色素斑に関しては、革命ではなく進化レベルの違いこそあれ、一定期間が経過したのちの治療効果に関しては、際立った有意差は無いと判断されたようです。

日本と違って米国ではピコは評判は良く無いですね。
レーザー医療界の第一人者であるハーバード大学ロックスアンダソン教授の言葉を借りると、ピコレーザーは80年代から皮膚科での研究がスタートしているのに、各社の導入が遅らせたのはそれなりの理由があるのだろう。

現在はフェムト秒機器も出来ているので、より短いパルス幅の機器での効果を探る必要があるだろうということでした。

パルス幅が短くなることで、当然安全域が減るので、使用法にはより注意が必要になりますが、ここは今流行りのAI (ロックスはロボットと言っていましたが)による同時診断技術の開発が大切なのでしょうね。


1963年 JFK

ダラスといえば、20世紀に入ってテキサスに油田が発見されてから爆発的な発展をしてきました。

ちなみにニューヨーク市場で上場されている石油価格1バレルはテキサス州の石油の価格です。

しかしながら、1963年にJFKが暗殺されてから、この地の名前が世界に広まってしまいましたよね。

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写真はその狙撃ポイントで、路面にマークがついています。

アポロ計画や人種差別問題、キューバ危機、マリリンモンローとの不倫など、強い米国を象徴する人でしたね。

46歳は若すぎる。

全く普通の土曜日でしたが、追悼に来ていた人も多かったです。

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後ろに見える球形の展望台がある建物は、ダラスのハイアットリージェンシー。2004年に僕が初めて米国でレーザーの学会発表をしたのもこの場所でした。

まさに米国レーザー会との原点回帰の場所で、思い出深いです。
僕は大学受験の時は、数学と国語の理論系が得意科目で、記憶教科の英語は全く苦手でした。

英会話を学ぼうと思って練習してきて20年になりますが、考えてみればレーザーという光治療機器に興味を持ってから、情報を得るために英語を使わざるを得なくなったのがきっかけです。

窮すればすなわち変ず、窮すればすなわち通ずですね。


口演無事に終わりました。

2018年ASLMS米国レーザー医学会。

フラクショナルレーザーアシストによるドラッグデリバリーの口演無事に終わりました。

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e-poster で出した演題の中で、数名が選ばれて口演するという発表枠。

座長のエミル・タンゲッティ医師は、短い時間に要領よくプレゼンを話し切るトレーニングだと思って欲しい、と。

今年初めてこういう形式が出来ましたのでちょっと躊躇しましたが、なんとかやり終えました。

英語の口演は慣れてるのでうまく話は伝えられているとは思いますが、早口で話すと、どうしても日本人っぽい発音になってしまいます。

今後の課題だなあ。

でも日本で生まれ育ったのだから仕方ないですよね。


20年ぶりのエイトボール

今日は米国レーザー医学会参加の後、ダラスの事業家が住む素敵な自宅で開かれたホームパーティに呼んでいただきました。

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楽しく歓談。

20年ぶりにビリヤードのエイトボールをやりました。

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テキサス州ダラスに来たのは今回で4度目。

米国中から人口が流れ込んでくる街だと言われています。

不動産市況もこれまでに無いぐらい過熱して売り手市場なのだそうです。

数年後にはダラスからヒューストンまで日本の新幹線が走るのだそうですよ。


深夜2時のダラス

眠らない街 ダラス。

夜中の2時をとうに過ぎているのに全く交通量が減りません。

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ついでに時差ボケと相まって全く寝られない。明日は口演なのになあ。


ASLMS 2018 Conference Program

ASLMS米国レーザー医学会今年のパンフレットです。

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レーザーだけでは無く、Energy-Based Medicine & Science の学会に名前が変わっています。時代の流れですね。


ダラス空港

テキサス州のダラス空港。

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空港オタクとしては何度来ても綺麗なデザインだなあと思います。

対象的で、何処の方向からも着陸出来る

実はこの敷地だけでマンハッタン島より大きいんですよね。


スペインバレンシア マテリアルサイエンス学会

スペインはバレンシアで7月に開催されるマテリアルサイエンス学会で、僕の研究論文である「リポソームを利用したレーザードラッグデリバリー」についての講演依頼がきました。

スペインは大好きだし、行ってしまおうかなあ。

Dear Dr. Takahiro Fujimoto,
Greetings from Material Science-2018!!
Hope this email finds you in best of health and spirit.
The purpose of this letter is to welcome you to be a speaker at the upcoming “Innovative Material Science and Nanotechnology Conference” will be organized with endorsement of the “Society For Biomaterials” taking place on July 09- 11, 2018 at Valencia, Spain.
We came across your recent article entitled “Fractional laser-assisted percutaneous drug delivery via temperature-responsive liposomes”; we hope your gracious presence would lend a valuable insight to our event. The time for each speaker would be 20min which includes 5min interactive sessions.
For more details please go through our website: https://materialsscience.innovincconferences.com/

Invited speakers:
Prof. John Campbell, Emeritus Professor of Casting Technology, University of Birmingham, UK
Prof. Shobha Ghosh, Professor of Medicine and Physiology, VCU Medical Center, USA
Dr. Frederick H. Silver, Professor of Laboratory Medicine and Pathology at Robert Wood Johnson Medical School, Rutgers University in Piscataway, USA
Prof. Raman Singh, Department of of Chemical Engineering, Monash University, Australia
Prof. Mizuki Junichiro, Professor, School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University, Japan
Prof. Murat Yildirim, Selcuk University, Faculty of Science, Department of Biotechnology, Konya, Turkey
Prof. Yongmei Zheng, Beihang University, Beijing, China
Dr. Mehmet Serkan KIRGIZ, Civil Engineering Department, Hacettepe University Engineering Faculty, Turkey and Many More…https://materialsscience.innovincconferences.com/

https://materialsscience.innovincconferences.com/

学会


タイから無事に帰国しました

タイから無事に帰国しました。

自宅に着くとネットで購入したスニーカーが2足届いていました。

下のオニツカタイガーはタイの前国王が好んで履いていたので、タイでは大人気なのですよ。

靴_1

靴_2


The Deck,Bangkok

タイ最終日。

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ワットアルンの対岸のお店で打ち合わせでした。

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このお店は景色も良いし美味しい。おすすめです。


今日はこれからタイへ

今日はこれからタイへ。

羽田空港が国際線化してからというもの成田の頻度が圧倒的に減ったのですが、年始 のイタリア ニューヨーク タイとここ3回は成田チケットです。

タイ

この京成バスは八重洲北口から成田まで予約すると900円。

朝晩は早く着くのでバスで行くようになりました。


ギリシアで5月に開催される学会に新たに演題が通過

ギリシアで5月に開催される学会に新たに演題が通過しました。

ポスターセッションでの申請をしたのですが、学会コミッティから演題のクオリティが高いので、口頭発表の機会を与えたいとの連絡が。

研究者人生23年で、3度目のアップグレードでの演題通過です。

Dear Dr. Fujimoto,
Thank you for submitting your abstract for the 8th Congress of the International Federation for the Surgery of Obesity and Metabolic Disorders – European Chapter (IFSO-EC), that will be held in Athens, Greece, on May 17-19, 2018
We are contacting you after the Scientific and Programme Committee meeting held just yesterday in Frankfurt. Your abstract (ID 35) entitled „Determination of slimming effect by auricular Acupuncture stimulation -Statistical analysis of 1500 female data-“ submitted for a POSTER presentation has been reviewed and graded very high and so the Scientific Committee would like to give you the opportunity to present your work as an ORAL PRESENTATION.
Presenting author: Fujimoto Takahiro
Please kindly let us know if you accept the Scientific
The details regarding the schedule of your talk and the Scientific Programme will be published at the official congress webiste at the end of February 2018.

学会


いよいよ帰国便を待つばかり

2018年は年始からイタリアへ。

日本に数日帰国して大阪講演とクリニックF外来を終えた後、極寒のニューヨークという地球4分の3回りを往復するスケジュールでしたが、いよいよ帰国便を待つばかりになりました。

JFKのラウンジはずっと改装中でしたが、昨日オープンしたそうで、快適に過ごしています。

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帰国後はクリニックFの外来と東京にて講演が続きますが、関係者の方々にご迷惑をおかけした分、元気に集中力を上げて、クオリティの高い診療を提供できるようにしたいと思います。

今年は9月にクリニックFの引越しを予定しています。

もう少し皇居寄りの、より快適なビルでの診療を提供できる予定です。

さらにクリニック以外でも本年は僕自身がアカデミックとビジネスの両面で大きな変化を迎える年となり、人生の転換期になるのではと思っています。

多くの可能性とリスクを考え予想して、人生における副次方程式の最適解を求める努力を続けて行きたいと思います。


The Frick Collection

ニューヨーク最終日。

久しぶりに、僕の好きな絵が展示してあるフリックコレクションへ行って来ました。

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こちらは事業家として成功したフリック氏が集めた収蔵物を、彼の自宅を改装した美術館で一般展示しているのです。

小さいながら選ばれた絵がもとてもセンス良く、フリック氏の事業家だけではない美術の鑑定眼もよくわかります。

特に、最近日本でもおなじみになった、17世紀のオランダの画家、フェルメールの絵が「中断された音楽の稽古」「士官と笑う娘」「婦人と召使い」と3枚も並んでいるのです。

現在でも三十数枚ほどしか発見されていないフェルメールの絵を、1900年代に個人で三つも買い入れたのは驚嘆に値します。

当時の新聞記事にもなったようです。

これらの絵は、フリックコレクションから出ないことが決められていて、この場所に来ないと観られないのです。

僕も世界各国の美術館で、30枚近くのフェルメールの絵を観てきましたが、画集では表現できない奥行きと光の加減があり、実物を少しでも目にしたいと思うところです。

今回の訪問では、館内を見渡しても「婦人と召使い」が見つけられず、

どこにあるの?

と聞いたところ、

ほんの数週間前に倉庫に入れてしまった、と。

残念ですが、また次の訪問までに楽しみを取っておきましょう。


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