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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

第9回トータルアンチエイジングセミナー

昨日は新宿京王プラザホテルで株式会社JMEC主催 第9回トータルアンチエイジングセミナーが開催されました。

有料のセミナーにも関わらず、200人以上の医師が参加されたそうです。

自費診療や美容診療に対する医師の興味が年々増している証拠だと思いました。

今年は4部構成のプログラムでした。

第1部 皮膚疾患から美容診療までの 光レーザーを使いこなす

第2部 知っておきたいクリニック経営のポイント

第3部 検証!ボディシェイピング治療

第4部 美容医療 スタンダードからプレミア治療まで

テーマも内容も非常に多岐に渡り、どんな参加者でも勉強になるものが必ずある、とてもよく考えられたバランスの良いセミナー構成となっていました。

中でもフェイシャルの治療に次ぐ次世代のマーケットを担うであろう、「ボディシェイピング」の講演は盛り上がりました。

今までは「痩身」

と一言でまとめられてきた分野の施術ですが、

皮下脂肪を減少させる治療

内蔵脂肪を減少させる機器

部分的な脂肪を溶解させる機器

体重を減少させる機器

体の形態を彫刻のように変化させる機器

などなど、いよいよ細分化された痩身のマーケットが、医療の分野で確立されつつあります。

中でも、聖心美容外科の鎌倉先生が発表された脂肪組織由来の幹細胞の注入療法は、個人的にも興味深く聞かせて頂きました。

再生医療や、グロースファクターに関連する研究は、ここ数年のトレンドですし、これからもより研究が進む分野であると思います。

今後の医学会の発表を楽しみにしてゆきたいと思いました。

僕は第4部の

新技術 サブレイティブ トリートメント フラクショナルRF(e-matrix) の使用経験

という枠で講演を行わせて頂きました。

「フラクショナル レーザー リサーフェシング」技術が2004年に開発されて以来

世界では既に30種類以上のフラクショナルレーザー機器が開発販売されてきました。

このうち日本に輸入されているのは10%ぐらいでしょう。

この種の機器が開発された事により、いよいよ日本人の肌の毛穴やニキビ痕といった肌の治療が可能になってきたと言えます。

実際にこの機種を使用してみましたが、今までのレーザーを主体としたフラクショナルレーザー機器とは違った独自の機序で肌の治療を行う事ができるため、単独使用よりもむしろ、フラクセルやサーマクールとの併用療法が極めて効果的なのではないかと思いましたよ。

盛況のうちにセミナーが終了しました。

さて、私事ですが、僕は今日からイタリアフィレンチェで行われるレーザーフローレンス2009という学会で演題を発表するためイタリアに向かいます。

最初はミラノから入り、フィレンツェに。そしてローマに立ち寄って帰国する予定です。

クリニックFでの僕の診療は11月10日からですが、予約は常に受け付けておりますので、クリニックFにお電話ください。

イタリアでまた新しいレーザー情報を集めてきます。

イタリアでのWEB環境は全く予想できませんので、ドイツとチェコのブログ他、いくつか書き溜めておきました。

今日からまたそれを徐々にアップしてゆきますね。

 


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