日本ソムリエ協会ワインエキスパートの二次試験テイスティングで無事に合格しました。
テイスティングは本当に奥が深く、知識が増えれば増えるほど、かえって判断が難しくなり、判別能力が上がっている事を最後まで実感出来ずにいたので本当に良かったです。
二種の赤ワイン、二種の白ワインの葡萄品種を当てる試験では、結果的には白は2つと赤1つが当たり、赤はカベルネソービニオンをシラーズと勘違いしましたが、新世界の赤ワインの特徴はほぼ重なりますので、大きくは失点しなかったのだと思います。
その他のお酒を当てる問題が一問出るのですが、こちらもちょうど試験前日に参加した経営者の飲み会で、たまたま最後に口にした紹興酒が出たので、シェリーオロロソと迷い無く紹興酒を選べました。
強運でした。
5月のリヨンの学会で立ち寄ったブルゴーニュのワイン畑を見てインスピレーションを受け、ワインの知識がほぼ全く無い状態でレコールデュヴァン受験クラスに途中入学して臨んだ試験でしたが、その間に得られた知識は素晴らしく、人生の糧になったなあと思います。
例年合格率は30%との事で、試験慣れしている僕の様な人種でもかなり難しい試験でした。
とはいえ、ワインエキスパートの資格はワインについて語るために運転免許をもらった様な状態なのでしょう。
これから多くのテイスティング経験を積んでいきたいと思います。