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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

藤本ミュージックアカデミー

実は今月「藤本ミュージックアカデミー」という会社を作りました。

会社と言っても利益を追求するために作ったものではありません。

自分の音楽に関する活動を収納する「箱」がひとまず欲しかったのですよね。

箱が出来たことで、整理がしやすくなりました。

僕は音楽演奏の専門家ではありません。

けれど半世紀近くのクラシックファンであり、クラシックに限らず音楽を愛しています。

音楽の、特に馴染みの深いクラシック音楽の素晴らしさ、脳や身体に与える影響をわかりやすくそして理系脳で医学的に伝えてゆける場が欲しいと常日頃思ってきました。

また伝えていくだけでなく、同じように音楽愛を分かち合える仲間と交流したり、お互いの知識を研磨しあったりする場も欲しかったのです。

50歳を目処にそうした音楽活動を行なっていきたいと思っています。

音楽の三大要素はリズムとメロディ、ハーモニーです。

原始の時代、リズムは神と繋がるために使用されました。

音階ができたピタゴラスの時代には、メロディを奏でる音楽は薬でした。

中世で音楽はハーモニーの要素を取り入れて神の威厳を伝えるために使われてきました。

僕自身この視点で「音楽は名医」というブログも書いてきました。

http://clinic-f.com/music/index.html

近代科学の大きな功績の一つにアインシュタインの一般相対性理論があります。

この理論の本質的な意義は、空間を固定したものとした3次元空間のニュートン力学に、「時間」の概念を加え、時間と空間即ち「時空」は変化するという理論の元、4次元世界観の下での物の動き、すなわち物理学を単純明解な数式に示した点にあると僕は考えています。

時の流れという1つ増えたパラメータを上手く理論に吸収したわけです。

実は一般相対性理論は、音楽に大きな関連があるのです。

動物に与えられた空間を認識する為の3次元のセンサーが視覚です。

そして、時間の感覚を認識できる頭脳を持った唯一の生物である人間は、時間の流れを含んだ4次元世界を理解するためのセンサーとして聴覚を使う事が出来るようになりました。

聴覚から与えられた情報が前後しては論理や音階が破綻するので全く意味を持たないものになります。

音楽も一般相対性理論も時間軸の概念が意識されないとそもそも存在する事ができないのです。

映画を観て涙を流した経験がありませんか?これは多くの人に経験があると思います。

反対に素晴らしい絵や景色を観ただけで、涙を流した事がありますか?無声映画で涙を流すでしょうか?

人により感受性は違うと思うのですが、数としてはかなり少ないのではないでしょうか。

視覚と聴覚の最も違う点は、空間を切り取る視覚には時間軸が無いために、論理展開が無い。

でも聴覚には時間の流れがあるために論理展開がある事だと思います。

映画の中では論理展開=時間軸を持つ音楽すなわち聴覚刺激が映像とともにあるからこそ感動で涙が出るのです。

人間が共通して持つセンサーには五感があります。それらは味覚 嗅覚 視覚 聴覚 触覚です。

生体を維持するための味覚はまさに1次元のセンサー。

嗅覚は物体との距離を測定する2次元のセンサーであると言えます。

食事一つとっても、単純に味覚だけよりも、嗅覚があるから食事はより美味しくなり、視覚の美しさが入り、楽しい会話や音楽の聴覚刺激があると、より食事を楽しめるのです。

さらには癒しにも繋がる触覚は全ての感覚を網羅した上での5次元目のセンサーとも表現出来るのでは無いでしょうか?

第六感という言葉がありますが、ビジネスの直感や、虫の知らせ、デジャヴ、予言、霊体験などがこれに含まれるのでしょう。

本当は我々の世界はもっと高次元で構成されているかもしれません。

とても良いセンサーを生まれつき持っている直観力に優れた人がいて、何らかの方法で人より多くの次元のパラメータを感知できるからこういう現象が存在するのかもしれませんね。

http://clinic-f.com/music/index.html?fbclid=IwAR1uNYxU1bgyVx3oKCP2KMzBCcaA6JBqmic1GgiPlH2s8HI0pHutcye3PKs

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