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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

米国レーザー医学会

来年の米国レーザー医学会に、ファイバーデリバリーレーザーの研究の追報を提出したら、過去に公表された論文と77%の類似性があるのでと跳ねられてしまいました。

AI判定で、75%−100%の類似があるのもは、自動的に除外されるのだそうです。

学会本部に違う発表演題なので、アブストラクトを編集させてくれとメールしましたが、今回はレイトブレイクのサブミッションをし直せと、冷たいメールが。

方法論なども一緒にならざるを得ないし、たった2%ならいくらでも文章を変えられるのに…。

過去に公表された論文は、ほかでもない自分の論文である可能性も高いですから(苦笑)本当に今のAI技術では、優劣がわかる訳ないのです。

AIの良さもわかるけれど、AIに新たな研究発表を潰されるのも癪だなあ。

All submissions are submitted for evaluation by iThenticate software in an effort to verify originality. The software package verifies that content has not been plagiarized and cross references published matter against the submission.
A score of 75% – 100% indicates significant crossover with previously published content.
Specifically, your presentation scored 77%.
Since your submission scored 75% – 100%
We regret to inform you that this submission will not be considered for presentation unless you can demonstrate to us that this material has not, in fact, been previously published. We have determined that the work has been published and/or presented previously, which is contrary to the conditions for acceptance and presentation of your content at our Annual Conference.

雑多な論文が提出されているのはわかりますが、そうした中、AIにはねられると、本当に新規性のある論文が、レビューワーに読まれる可能性も無いと言うことですから、これは由々しき問題だと思いますよ。

AIには、研究論文を書いたり、会社経営といったことも、絶対にできないと思います。

例えば「これは新しいビジネスモデルになるんじゃ無いか?」と、ピンとくるから社会は進化すると思うのですが、そうした「セレンディピティ」がAIにはないのでしょう。

そういった点では、人の脳は本当に優れていますね。


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