クリニックFがレーザー医療専門のクリニックだと話すと、美容のクリニックですか?と言われますが、厳密には違いますと答えています。
今クリニックFで行なっている施術は、光やレーザー、ラジオ波などの電磁波を照射する事で、自分のコラーゲンやエラスチンを増やす遺伝子を再発現させることで、
「肌を数年若返らせる」
「若かった時の肌質に戻す」
施術です。
保険診療科ではレーザー=シミ取りと考えられてしまいますし、手術による美容外科や、ボトックスヒアルロン酸によってのプチ整形は、
「若い顔を作る」
施術ですので、
個人的にはここには大きな違いがあるのではないかと思っています。
若い頃に戻りたいのか、若くみられたいかによって、ニーズは違いますよね。
光やレーザーにより肌を若返らせる臨床や研究は、特に今世紀に入ってから米国を中心にかなり進んでいて、多くの論文や英語での専門機器雑誌も発行されています。
レーザー光治療に対しての、医学、工学、薬学の専門分野は多岐にわたっており、僕もレーザーに関連した分野を学び、三つの博士号を10年かけて取得してきました。
レーザー治療専門のクリニックFを開業したのは12年目前。
その時に決めたことは、毎月海外出張をする事で人脈を作り、海外から直接学ぶ時間を作ること。
毎日最低一報は英文最新論文を読み、自らも研究に関わり論文を発表することでレーザー医療の進化に関わること。
そしてクリニックFでは、病気の人を診るのではなく、健康な人に対しての「健康と美についての個人コンサルタント」を行うので、患者さんと呼ばないようにすること。
継続は力なりで、こうした生活を12年間送ってきたことで、差別化ができたレーザー専門クリニックになっていると思います。
平河町に移転した事で、いくつか方向転換しようと思っている事があるのですが、その一つは、以前からの顧客を大切にする意味でも、クリニックFの藤本外来は基本的に紹介以外は受けない様にしたという事です。
そのためにも公式WEB サイトでは電話のみで、住所非公開にしました。
これからも世界に視野をおき、最善の治療法を提供できるように、一つでも多くのことを勉強して、自分の信じる道を追求してゆこうと思います。