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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

統合医療展2008

ブログのNY特集で話が前後してしまったのですが、 先日パシフィコ横浜で行われた統合医療展2008で講演を頼まれたので、クリニックの外来を昼間4時間だけ閉めて、横浜まで往復してきました。

講演の内容は、

「勝てるクリニックのレーザー選択」。

通常の保険診療をしているクリニックに、どのようなレーザーを導入してゆけばその後の成功につながるか、そのポイントを話してきました。

統合医療のような学会でレーザー機器の展示は不釣合では?と思ったのですが、会場はかなり広かったのでレーザーを展示しているブースもありました。

韓国製のフラクショナルレーザー“Sellas”「セラス」などが展示してありました。このレーザーはフラクセルと全く同じ波長である1550nmのエルビウムグラスレーザーを使用している機器です。僕は初めて見ましたので、興味深々でした。

レーザー機器を製作するのは、非常に高度な技術が必要です。アメリカの学会などに出席すると、よく討論されているのですが、特にパワーやパルス幅などは、企業の出している公称値と、実際に販売されているレーザー機器の測定値が大きくずれていることがよくあります。

これらは機械をお借りして、実際に使わないとわかりませんね。

僕が自分のクリニックで購入するレーザーの基準は、機器としての安定性とパワーの再現性です。

現在、クリニックFで採用しているレーザーは、ある意味、世界を旅して自分の目で見て確かめた、信頼性のあるレーザーばかりだと思います。

使う道具が安定していないと、患者さんに効果的な施術をすることができません。

ハイテク機器は「ムラがないこと」がとても大切なんですよね。


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