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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

ブルーレイオーディオ

コンピューター導入以前に熱中したのは、オーディオでした。

父や叔父のお古の機器を貰い受け、アンプ、チューナー、スピーカー、オープンリールデッキ、カセットデッキ、レコードプレーヤーなどを集めてゆくのです。

近くの電気店に通っては機器のカタログをもらって、性能比較をするのが趣味でしたね。

月刊オーディオや、季刊ステレオサウンドという雑誌を読みながら、音が良くなるということで、工事用ブロックを黒いペンキで塗り、スピーカーの下に置いてみたり、スピーカーコードにブチルゴムを巻いて、より良い音を出すために工夫し、クオリティを追究したり。

そういう環境で育ちましたので、オーディオに関してはもう40年近い付き合いとなります。

LPレコード、CD、LD、MD、DVDと進化したディスクも、現在はブルーレイディスクですね。

最近、このブルーレイディスクが持つ記憶容量のほぼ全てを「音」のために使用した、マスター音源のクオリティを得ることが出来るディスクが販売されるようになったのを御存じですか?

しかも、普通のブルーレイ再生機で再生できるのです。良い時代になりましたよね。

デジタル音声信号のサウンドクオリティーを決定する要素は、

「サンプリング周波数」

「量子化ビット数」

で構成されます。

サンプリング周波数とは、1秒間に アナログ信号を何回デジタル信号に変換するかの回数を表します。数値が高いほど、きめ細かく大量の変換が可能になりますが、こちらはCDの4倍。

量子化ビット数とは、アナログ信号をデジタル信号に変換する際に、音の強弱を何段階に表現するかの数値で、この数値が高いほど元信号に忠実に、音の強弱を変換することが可能となります。

CDの量子化ビット数は16ビットなので、ブルーレイは、CDの約256倍の音強弱に変換することができるのです。


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