おはようございます。
今日は3月15日(土)。クリニックFの診療日です。
朝から晴れていて気持ちがいいですね。
こちら、届いた英文論文の別刷。
こうして形になるのは、何度でも、やはり嬉しいものです。
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ここ数か月の間ほぼ毎日会食が続いていましたが、昨日は久しぶりにお酒のない夜を過ごしました。
論文や書籍の監修も一息ついたところでしたので、作業後一杯飲みたくなることもない、僕にとっては珍しい夜です。
診療と仕事を終えた後は、ずっと気になっていた自宅本棚の整理に取り掛かりました。
目の前にただただ広がる膨大な書籍の山。
大変なことになっています(笑)。
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整理の途中、懐かしい漫画が。
柴門ふみさんの「小早川伸木の恋」。
写真でわかるでしょうか? 医療監修で僕の名前があります。
10年前、この漫画の連載を始めるにあたって柴門さんよりお声を掛けていただきました。
医師が主役の漫画を描きたいので、取材協力してもらえないかとおっしゃったのです。
柴門さんの名前は「同級生」や「東京ラブストーリー」などTVドラマで拝見していましたが、僕の日常にご本人が現れることなど考えたこともない、いわば雲の上の存在でした。
初めてお会いしたのは確か表参道でだったように記憶しています。
知的で落ち着いたかんじは想像通りでしたが、そこに暖かく気さくな雰囲気も加わって、僕の緊張も徐々にほぐれていったことを思い出します。
柴門さんとお会いし、お話しさせていただくことで、その取材能力の高さや聡明な分析力、クリエイティビティ、プロ意識・・・など、僕自身刺激を頂いたこともとても多く、また若輩者の僕にこうした機会を与えていただいたことを、今でもとても感謝しています。
柴門さんが徳島出身でしたので、阿波踊りの話などでも盛り上がりましたね。
普段漫画をあまり読まない僕ですが、柴門さんのものだけは別。いつ読んでも興味深い、普遍的なものがあるようで飽きることがないこともすごいと思っています。
久しぶりにしばらく読みふけってしまいました。
漫画でリフレッシュし、整理がひと段落ついた後は、先日録画していた金曜ロードショウの「つなぐ」を観て早々に寝てしまったので、今日はすこぶる快調です。
とはいえ、今晩はインドネシアから富豪の友人がご夫婦で来日し、会食の予定。
僕の休肝日は一日で終わりそうです。