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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

どうやったら英語が話せるようになるのか?

どうやったら英語で話せるようになるのか? と言う質問をよく受けます。考えてみれば、僕は大学受験のときの得意科目は数学と国語でしたし、暗記が主体の英語は正直、苦手でした。大学のときに教科書は英語で書かれたものを使いましたし、気張ってTIMEとか読みましたが…。

医者になって麻酔科指導医をとるまで6年間は臨床一本やりで、英語にまったく触れない日々が続きました。ちょうど5年目のときに医学部の大学院を受験したのですが、大学院の入試が英語の問題を英語で答えなればならなかったため、もう一回受験勉強しました。

このときに一般の単語を覚えるのに使った本はDUOと言う本でした。これはいい本でしたよ。現代英語の重要単語1600+熟語1000を重複なしで560本の基本例文に凝縮しているのです。2週間ぐらいかけて覚えました。これはいい体験でしたよ。もしかしたら、受験英語としては最も英語力が上がったときだったかもしれません。医学関係の英語以外は忘れてしまっていましたから、ブラッシュアップにはよかったです。

英会話をはじめたきっかけは、自律神経の研究をしていたときにパートナーがカナダ人だったことがあります。そのときに気付いたのは、まず話す内容が先にあり、英会話はその後であるということでした。つまり、英会話は目的ではなくて、単なる手段なのだと思うようになりました。

このレーザーの世界に入ってからは、海外のドクターと話す機会も多くありますし、英語での講演もあります。クリニックを訪問してくれるドクターも多いので、自然に話すことが増えてくるのです。今でも英会話がすごく得意というわけではないのですが、学会などで、数日あちらにいると、耳も口も慣れて、スムーズに会話が出来るようになりますね。

英会話を始める上で、リスニングは映画などで慣れるしかないですが、話すためのコツは二つあると思います。ひとつはとにかく英語で自己紹介を出来るようになっておくこと。もうひとつは、何らかの本で基本フレーズと相槌を覚えるのですが、そのときに必ず声に出して読むことです。

しばらく英語圏の国にいると、首というか喉の筋肉の一部が痛くなってきます。たぶん日本語と英語では、話すときに使う筋肉が違うのだと思うのです。そういったトレーニングをしておくとよいのだとおもいます。


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