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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

TANNOY Guy R.Fountain Autograph

中山エミリさんの番組では先週に引き続き、スッキリシリーズの美肌ショパンのCDのお話をしていただきました。

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番組では僕の趣味のオーディオスピーカーの話もさせていただきました。TANNOYオートグラフ(イギリス箱)とLINN EXAXTの クラシック&最新 スピーカーの話です。

TANNOY Guy R.Fountain Autographはオーディオ評論家の五味 康祐氏が、「家庭で聴くもっともすぐれたスピーカーエンクロージャーだ」と称賛して有名になりました。1950年代から60年代にかけて英国ハイファイ機器の完成度は非常に高く世界でも数多く受け入れられていました。この時代に設計、製作された製品はオーディオの原点を見ることができるものです。その中の一つがTANNOY Autographです。

1960年代から70年初まで作成された完全に英国オリジナルエンクロージャーのAutographは希少価値があり、日本では20ペアほどしか存在しません。中でも状態の良いものは10ペアに満たないと思います。

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英国オリジナルのエンクロージャーのAutographは希少なだけではなく、もちろん音質のクオリティーも最高です。

TANNOY Autographの英国オリジナルはエンクロージャーの完成度が高く、年数が経ったことにより乾燥が進み箱を鳴らす仕組みのスピーカーはバイオリンなどの楽器と同じで現代のスピーカーでは決して表すことができない響きを奏でます。

圧倒的な透明感のある音色、包み込まれるようなスケール感、スピーカーの存在が消えるかのような音離れの良さ、現在のシステムでは決して表現できない無に一つにないシステムです。

一方、LINNの最先端のシステムであるEXAKT。

LINNは1972年にスコットランドで生まれたオーディオの総合メーカーです。
かつては豪華客船クイーンエリザベス2世号の館内オーディオシステムや英国のアストンマーティンのカーオーディオなど最先端でクオリティー高いオーディオも手掛けています。

創業当時から創り続けているアナログプレーヤーLP12は世界中でも圧倒的に支持をされていて40年以上も同製品は進化を遂げながら存在し続けています。
昨今は第3世代の再生機(レコード、CDコンパクトディスクに次ぐ)であるネットワークプレーヤーを世界初に世に送り出したことも有名です。

1972年創業のLINNが40年の歴史の中で軸となった3つの要素が、
・Source first(ソースの品質が最重要)
・Aktiv(スピーカーのマルチアンプ駆動)
・DS(オリジナルプラットフォームによるデジタルストリーム再生)
これらを統合しオーディオシステムを次世代のレベルに昇華させるブレイクスルーであるEXAKTテクノロジー。

更に同社LINNが「THE SOURCE IS SPRAKER」をコンセプトにして世に送り出したのが「EXAKT」システムです。
EXAKTテクノロジーはオーディオの性能にブレイクスルーをもたらしました。
聴き手とアーティストを最高にダイレクトで結ぶシステムなのです。

従来のオーディオシステムはアナログ転送をベースとして成立しています。
EXAKT SYSTEMはヘッドユニットとなるEXAKT DSMからオリジナルデジタル転送方式EXAKT LINKでEXAKTスピーカーにデーターを届け、スピーカー内に搭載されるEXAKT ENGINEで帯域分割をはじめとするデジタルプロセッシングを行います。

これにより帯域分割された各帯域の信号は専用のパワーアンプ(スピーカー内臓)に送られルことで完成するマルチ駆動によりリスナーにダイレクトで音楽を届けることが可能になります。


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