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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

ベルリンフィルの次席指揮者

ベルリンフィルの次席指揮者が思ったよりも早くに決まりましたね。

べルリンフィルはフルトヴェングラーとカラヤンが振った、世界で最も影響力のある交響楽団の一つ。

カラヤン以降、楽団員が次期指揮者を選挙で選ぶ事が慣例化していました。コンクラーベみたいですよね。

カラヤン以降の指揮者はクラウディオ・アバド、サイモン・ラトルと続きましたが、ラトルが18年に退任するのを機に、次期指揮者の選挙が5月11日に行われていたのです。

ところが11時間かけて討論が行われたにもかかわらず、結論なく終わったのです。

クラシックファンは、その結果にやきもきしていましたし、ちなみにクリニックFで定期購読しているMOSTLY Classicの特集でも、ベルリンフィルの次期指揮者の予想がありました。

ベルリンフィル_1

ベルリンフィル_2

ベルリンフィル_3

僕は一昨年のバイロイトやドレスデンでも聴いたクリスティアン・ティーレマンが就けば良いなと思っていたのですが、劇団員が選んだ次期指揮者は1972年生まれのユダヤ系で、ロシア出身の若手指揮者、キリル・ペトレンコでした。

昨年のバイロイト音楽祭での評判がよかったのでしょう。

彼の演奏では、僕はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を一枚持っています。ベルリンフィルがどのように発展してゆくのか、また楽しみが増えました。


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