日曜の朝、「題名のない音楽会21」を観ながらコーヒーを飲んでいたのですが、中国のラン・ランさんという若手ピアニストの紹介がされていました。
ショパンの黒鍵のエチュードをさらっと弾いたのですが、僕の好みの絶技巧派。思わず聴き入ってしまいました。
途中インタビューコーナーがあり、流暢な英語で生い立ちを話していたのですが、彼は3歳のときに「トムとジェリー」のアニメを見ていて、その指がスパゲッティーのように伸びてトムが見事にピアノを弾くシーンを観て素晴らしくかっこよくて感動し、自分からピアノを弾き始めたそうなのです。面白いですね。
そのわずか2年後の5歳の時には初めてのピアノ演奏会の後、シェンヤン・ピアノコンクールで第一位をとるなど、天才的な才能を発揮します。現在は諸外国でコンサートをしてるそうですが、昨年11月日本にも演奏に来ていたらしい。行けばよかったな。