こちら。
ロシアのピアニスト「エミール・ギレリス」のEMIクラッシックレコードの全集です。
元ソヴィエト連邦出身のピアニストであるエミール・ギレリスは、初めて西側での演奏旅行を許可されたピアニストです。
この演奏家がフィラデルフィア交響楽団とカップリングした、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番のLPの演奏があまりにすばらしくて、クラシックに傾倒するきっかけになったのです。
僕の父のコレクションだったこのレコードをA面ばかり、それこそ擦り切れるまで聴き込んだのを覚えています。
ギレリスは1985年に亡くなったのですが、ちょうどそのころに中学生だった僕は、報道を聞いてひどくショックを受けたんですよね。
今日この全集をクリニックのi-tunesに入れる作業をしていてふと気づいたのですが、この全集の7枚目のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番のCDは、僕が25年前に聴いていた音源だったのですよ。
ミスタッチの場所も記憶とまったく同じ。
久しぶりに聴いたので嬉しい再会という感じでした。