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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

注目の若手テノール歌手ヨナス・カウフマン

今日はクリニックFは休診日です。

ですが、今週土曜日と日曜日に連続して講演をする予定があって、二つのプレゼンテーションの作成に追われています。

講演のまとめの作業中は、僕は好きな音楽を流すことが多いのですが、最近のお気に入りは今や世界中でブレイクしつつあるテノール歌手のヨナス・カウフマンの出演したオペラです。

テノール歌手というと、今でもルチアーノ・パバロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの世界三大テノールを思い浮かべる人が多いのですが、最近のオペラ歌手は、世代替わりしてきています。

中でもヨナス・カウフマンは、「過去50年でドイツの生んだ、最も素晴らしいテノール歌手」としてそれこそ世界各国のオペラハウスで喝采を浴びています。

若手テノール歌手と言いますが、もしも日本だったら僕と同学年の生まれなんですけどね(笑)。

一般的にオペラの世界では、音程の高いパートを歌う声の役柄が、善人で、正義の味方であるという約束事があります。

男性ならテノール、女性ならソプラノが善人なのです。

カウフマンは歌も素晴らしく評価をされているのですが、知性あるとてもハンサムな風貌。これがテノールの役柄ともまさに合致するので、世界の女性オペラファンを熱狂させているというわけです。

僕も初めて写真を見た時には、ギリシャ人かスペイン人なのかな?と思いましたが、実はミュンヘン生まれのドイツ人なのだそうです。ゲルマン系には見えないけれど、是非ワーグナーをやってほしいですね。

そうそう、来年ですが、カウフマンが、同じく若手で美声・美貌の世界的に著名なソプラノ歌手アンナ・ネトレプコと同時期に来日するそうですよ。

オペラは海外の劇場で本場の雰囲気を楽しみながら観るのが好きなのですが、なかなか海外で聴けない公演なので、聴きにいきたいなあ。

 


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