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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

メリークリスマス

みなさんクリスマスをいかがお過ごしですか?

クリスマスの季節になると、いろいろな歌を思い出すと思うのですが、この季節になると必ず聴きたくなるモーツアルトの曲が僕には一つあるのです。

クリスマスソングではないのですが、

Mozartが1778年に作曲したピアノ曲 「12 Variation "Ah, vous dirai je, maman" K.265」です。

フランスの恋の歌曲であった「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲

主題の提示と12の変奏曲からなるこの曲。

日本ではこの旋律は恋の歌ではなくて、「きらきら星」の童謡として知られるようになりましたね。

僕はこの曲を、小学校一年生の時、ピアノを習い始めた一年目の発表会で弾いたのです。もちろん全部ではなく抜粋ですが。

当時は、

この子はピアニストになる才能がある

なんてことを言われて(笑)、鎌倉の山奥に住んでいた芸大出のピアノの先生の家まで一時間かけてかよって、週一回、それは厳しいレッスンを受けていました。

でも、この曲の発表の後ぐらいに、そんな厳しい練習が辛くなって、

「もう辞めたい」

と言い出し、親と大喧嘩。

でも、何度辞めたいと訴えても、辞めさせてもらえません。

思いつめた当時小学校二年生の僕は、ある日庭で大きな石を持って、ガラスの前に立ちました。

そして

「・・・ピアノを辞めさせてくれないなら、ガラスを割る!!!」

・・・と言いましたっけ(苦笑)。

子供のときは、

「まるで獅子を育てているようだ」

と、母親によく言われました。たぶん、理系な分、言語による上手な主張が出来なかったんでしょうね(笑)。

その先生は、僕の父親のフルートの師匠にもあたる方でした。

父親に

「今、ピアノを辞めるならもう二度と習いたいなんて言うなよ。」

と厳しく怒られたのを覚えています。

優秀な先生だったのでしょう。僕はその一年の間に絶対音感を学びました。

実は今でも楽譜は読めません。でもその後の人生、僕は楽譜を読まないでもそれショパンであれ、映画音楽であれ、旋律を耳コピーできるようになりました。

今も単なる娯楽でピアノを弾いたりフルートを吹くことがありますが、幼少時の経験は本当に大切ですね。

このきらきら星変奏曲が僕の中で、クリスマスに紐づいているのは、この季節にきっとこの曲を練習したんでしょうね。


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