日曜日の夜に教育テレビで2005年8月 ザルツブルク音楽祭のハイライトを3時間半に渡って放送していました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カルロ・リッツィで、ヴェルディの歌劇の椿姫の演奏でした。
偶然テレビをつけたら椿姫の有名なフレーズが流れてきたのでついつい12時過ぎの終了時間まで観てしまったのです。舞台演出もすばらしく、カメラワークも良かったため、飽きずにテレビでオペラを見ることが出来ました。
しかし、主役のパリ高級娼婦のヴィオレッタ役のアンナ・ネトレプコは本当にすごいソプラノ歌手ですね。数十年に一度の逸材です。息を呑むヴィルトゥオジティ(超人的な技巧)とはこのことです。21世紀のマリア・カラスという評価もありました。
6月17日にモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」のために来日するようなのでチケットを調べたのですが、なんとS席60000円。いやー、僕には買えん。もうちょっと何とかならんのですかね。
ちなみにその夜は興奮してあまり眠れず、月曜日は思いっきり寝坊して遅刻しそうになりました。