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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

ワーグナー ニーベルングの指環のDVD

僕自身が初めて買ったワーグナー ニーベルングの指環のDVDがこちら。

バイロイト祝祭劇場、バレンボイム指揮 演出クプファー 1992年ヴァージョンです。

超名演。

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ブレードランナーに影響受けたんじゃないかと思うような、レーザー光線の演出。

同じ演奏が当時小学館から魅惑のオペラシリーズというので発売されていて、日本語解説付きでこれは良かったです。

今でも売ってるみたいですね。


ワーグナー「ニーベルングの指環」

METライブビューイングで久しぶりにワーグナーを聴き、火がついてしまいました。

Yahoo!ポイントでワーグナー「ニーベルングの指環」全集 1980年バイロイト・ブーレーズ版DVD買ってみました。

全10巻。

MET

演出家パトリス・シェローが、リングのバイロイト初演100周年記念公演の演出を任されたのは1976年のことです。

産業革命の時代を舞台にした演出は当時としては斬新でしたが、なかなか観ごたえありました。

現在ではこの演出も金字塔の一つですね。


チャイコフスキー国際コンクール

本年のチャイコフスキー国際コンクール。

ピアノ部門24名発表されましたね。

注目している若手ピアニストである藤田真央さんもコンテスタントとして日本から選ばれてます。

楽しみだ!

An Tianxu / China
Beisembayev Alim / Kazakhstan
Broberg Kenneth / USA
Gadjiev Alexander / Italy
Geniushene Anna / Russia
Gugnin Andrei / Russia
Daneshpour Sara / USA
Yemelyanov Konstantin / Russia
Cano Smit Albert / Spain
Kantorow Alexandre / France
Kim Dohyun / South Korea
Kopachevsky Philipp / Russia
Liu Xiaoyu / Canada
Malofeev Alexander / Russia
Melnikov Alexey / Russia
Mun Arsenii / Russia
Xie Ming / China
Tarasevich-Nikolayev Arsenij / Russia
Wu Yuchong / China
Fujita Mao / Japan
Harliono George / UK
Shishkin Dmitriy / Russia
Yang Yi Ke / Canada
Yasynskyy Artem / Ukraine
Yashkin Anton /

Russiahttps://tchaikovskycompetition.com/en/contestants/


メトロポリタンオペラ「ニーベルングの指輪」ライブビューイング

メトロポリタンオペラ ライブビューイングですが、いよいよ第9回目の作品であるワーグナーのニーベルングの指輪、第一夜「ヴァルキューレ」が始まりましたので、さっそく観てきました。

ライブビューイングはシーズンごと10回の公演ですが、ワーグナーだけチケットは5100円。

映画館にしては高いのですが、まあ上映時間が5時間を越えますので、一時間当たり千円みたいな感じですね。(笑)。

今日は最前列以外の席はほぼ満席で、驚きました。

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ワーグナー音楽は男性好みと言われていて、海外でこのリングを観ると、観客はほとんどが男性なのですが、日本では女性の観客が多いのです。

ワグネリアンとしては不思議な現象だと思います。

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ニーベルングの指輪は僕のブログ国際学会周遊記でも数多くふれてきましたが、以下の四部作となっています。

序夜 『ラインの黄金』(Das Rheingold):2時間40分
第1日 『ワルキューレ』(Die Walküre):3時間50分
第2日 『ジークフリート』(Siegfried):4時間
第3日 『神々の黄昏』(Götterdämmerung):4時間30分

演奏に通常は4日間かける、「史上最高の壮大なオペラ(楽劇)」だと言われています。

英語圏ではこの4日間のリング公演開催を、リングサイクルと呼んでいるのですが、この物語はそもそも観るのが16時間かかり、3世代にわたる神々の物語なのです。
北欧神話とニーベルンゲンの歌、英雄シグルスの伝説を元にした壮大な神話劇です。

最初は理解するのも難しい。

ただし、聴くたびにあたかも麻薬のようにどんどん引き込まれてしまうのがワーグナーの音楽で、僕もそう思います。

神話をオペラ形式にするこの発想は、スターウォーズ、指輪物語などに引き継がれていますね。

中でも「ワルキューレ」はこの物語に内包される多くの謎が織り込まれた、起承転結の承の部分にあたり、4作の中で最も人気のあるものです。

特に、第三幕の開幕では、あの「地獄の黙示録」のアパッチのシーンに使われた壮大な音楽「ワルキューレの騎行」が使われています。

METのロベール・ルパージュの演出があまりに素晴らしく、映像を観ていても涙が出そうになりましたよ。

リングを初めて観てからもう何十年も経ってしまいましたが、観るごとに、いまだに新しい事実に気づきます。

一体幾つの伏線をこの物語に引いているのでしょうか?

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ワーグナーの本家であるバイロイト音楽祭では、独自バージョンの前衛的なリングが毎年公演されていて、賛否両論あるのですが、METのものはまさに正統派で、時の話題の歌手を用いているので、いつ観ても安心して心から感激できますね。

今回の上映は一週間だそうですが、お勧めしますよ。

出演:クリスティーン・ガーキー、エヴァ=マリア・ヴェストブルック、スチュアート・スケルトン、グリア・グリムスリー、ギュンター・グロイスベック、ジェイミー・バートン

写真はMETのWEBからお借りしました。


ビゼー作曲「カルメン」

昨日は今季のMETライブビューイングのビゼー作曲「カルメン」を観てきました。

2006年から映画館での上映が始まったニューヨークメトロポリタンオペラですが、カルメンはこれで3回目の上映です。

カルメンのオペラですが、実際に観たことがある方はどのくらいいるのでしょうか?

ストーリーも単純明快で、どの曲も聴いたことがある名曲ばかり。

僕はオペラ初心者にどのオペラを最初に観たらよいか聞かれると、まず魔笛かカルメンを観たらよいのではと薦めています。

そして、オペラを観る前に、必ず数枚の演出の違ったDVDで予習してゆくと良いと言っています。

とても楽しめますよ。

男性を振り回す悪女の典型と言われるカルメンは、メゾソプラノの声質を持つ歌手にとっては、ひとつの頂点ともいえる役で、ブルーレイなどの映像で大映しで流れることも多いので、美貌と演技力がある歌手が選ばれるようになりましたよね。

今回のカルメン役のクレモンティーヌ・マルゲーヌも歌はもちろん、演技が素晴らしかったですよ。

今年面白いと思ったのが、ロベルト・アラーニャ(ドン・ホセ)、アレクサンドラ・クルジャック(ミカエラ)の二人が、実際の夫婦であること。

良妻賢母になりうるミカエラが、悪魔さながらの女の魅力を全てもつカルメンに負けてしまい、(僕も含めて)男ってつくづくバカだなあと、いつも自戒を込めて観るのです。(笑)。

ですが、幕間でも話題になりましたが、今回のケースはミカエラがホセを家庭に持ち帰るのですから、ミカエラの勝ちですよね。

個別に非常に感銘を受けたのがルイ・ラングレの流れるような美しい指揮でした。

僕の好きだったカルロス・クライバーの指揮に少し似ているなあと思いましたよ。

画像はMETのWEBからお借りしました。

MET_1

MET_2

以下は、過去三回のメトライブビューイングのカルメンの配役です。

2018-19 クレモンティーヌ・マルゲーヌ(カルメン)、ロベルト・アラーニャ(ドン・ホセ)、アレクサンドラ・クルジャック(ミカエラ)、アレクサンダー・ヴィノグラドフ(エスカミーリョ)

2014-15 アニータ・ラチヴェリシュヴィリ(カルメン)、アレクサンドルス・アントネンコ(ドン・ホセ)、アニータ・ハーティッグ(ミカエラ)、イルダール・アブドラザコフ(エスカミーリョ)

2009-10 エリーナ・ガランチャ(カルメン)、ロベルト・アラーニャ(ドン・ホセ)、バルバラ・フリットリ(ミカエラ)、テディー・タフ・ローズ(エスカミーリョ)


新たな企画

来年に向けて僕の新たな企画です。

CDなどでカットされてしまう20kHz以上の周波数には、多くの効能があると言われているのですが、やはり多彩な振動が含まれている生演奏を聴くのは大事です。

本

 

音楽や超高音域の音波が健康維持に良い影響を与えることはわかっているんだけれど、きっちり証明できていないのです。

50代は趣味と実益を兼ねて、理論と実践の両輪で実証してみたいと思います。


「SE215 Special Edition」

ヘッドフォンメーカー「SHURE」の人気モデル「SE215 Special Edition」について、インタビュー記事をご紹介いただきました。

音楽関係の仕事が増えるのは嬉しいです。

モデル

https://tabi-labo.com/290760/shure-music-power?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=facebook_page&fbclid=IwAR30MGgtvBra2aRkcg2xnTyzbNFNQMcSlbKmMY1zzWN7-x6-U7esVV1kaic


題名の無い音楽会 藤田真央さん

毎週楽しみにしている「題名の無い音楽会」。昨日の放送では、今最も注目しているピアニスト藤田真央さんが出演していました。

ちょうど先週ラフマニノフのピアノ協奏曲を生で聴いたばかり。

音楽

先週の感動が蘇ってきました。

どうやったらこんな子供に育つんだろう?笑。

 

技術的な事ならある程度練習時間が解決するけれど、表現力には時間がかかると思うんですよね。

こういう人がインディゴチルドレンというんですね。


藤田真央さん ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番

今日はお昼休みを利用して目黒にやってきました。

松井クリニックブログにてスーパードクターF先生として有名な藤田全健先生のご子息、ピア二スト藤田真央さんのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を聴かせていただいたのです。

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僕が初めて真央さんの演奏を聴いたのは確か題名の無い音楽会の放送だったのですが、この子は上手いなあと印象に残っていたのです。

まさか彼が藤田先生のご子息だとは思いもよらず、本日初めて生演奏を聴かせていただきました。

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しかしながら弱冠20歳、まだ音大2年生で、あのテクニカルな難曲を、ここまであっさりと弾きこなす事が出来るとは!

gifted とはこういう人を言うのですね。

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誕生日に最も嬉しいプレゼントでした。

今後も真央さんを注目してゆきたいです。

藤田先生ありがとうございました。

これからクリニックFに直帰します。


METライブビューイング2018-19 ネトレプコのアドリアーナ ルクヴルール

アドリアーナ ルクヴルールを東劇で観てきました。

18世紀前半に実在したコメディー・フランセーズの女優アドリエンヌ・ルクヴルールの愛と死を題材にした、19世紀後半にフランスで大当たりした作品のオペラ化です。

コメディー・フランセーズは17世紀ルイ14世時代の劇作家モリエールが創設した劇場。

現在でもルーブル美術館の横に存続するフランスの劇場です。

今シーズンのMETのパンフレットの表紙になるぐらいの話題作。

舞台女優のトップスターが恋敵の公妃に毒殺されてしまうというショッキングなストーリーに、現在のMETの歌姫であるアンナネトレプコが演じるとあって、きっと感情移入してしまうのでしょうね。

珍しく、感情を乱されるのでライブヴューイングの幕間のインタビューを入れないでくれと、ネトレプコが希望したのだそうです。

歌も素晴らしかったですが、演題はまさに息もつけない展開で、引き込まれました。

MET

この話はノンフィクションですが、届けられた花に盛られていた毒で、アドリアーナは急死してしまいます。

現在ではこの毒はおそらくヒ素だったのではないかと考えられています。

ドラマの世界では良くありますが、注射ならともかく、急速に命を落とすほどの薬理効果のある噴霧剤。

実際にはそこまでの劇薬は数少ないと思います。

ただし、18世紀の時代にこうした毒殺事件が起こったということが公知になっているとしたら、急性のアレルギーショックのようなものを併発したのだろうかなあと、帰り道、医師として色々考えてしまいましたよ。


藤本ミュージックアカデミー

実は今月「藤本ミュージックアカデミー」という会社を作りました。

会社と言っても利益を追求するために作ったものではありません。

自分の音楽に関する活動を収納する「箱」がひとまず欲しかったのですよね。

箱が出来たことで、整理がしやすくなりました。

僕は音楽演奏の専門家ではありません。

けれど半世紀近くのクラシックファンであり、クラシックに限らず音楽を愛しています。

音楽の、特に馴染みの深いクラシック音楽の素晴らしさ、脳や身体に与える影響をわかりやすくそして理系脳で医学的に伝えてゆける場が欲しいと常日頃思ってきました。

また伝えていくだけでなく、同じように音楽愛を分かち合える仲間と交流したり、お互いの知識を研磨しあったりする場も欲しかったのです。

50歳を目処にそうした音楽活動を行なっていきたいと思っています。

音楽の三大要素はリズムとメロディ、ハーモニーです。

原始の時代、リズムは神と繋がるために使用されました。

音階ができたピタゴラスの時代には、メロディを奏でる音楽は薬でした。

中世で音楽はハーモニーの要素を取り入れて神の威厳を伝えるために使われてきました。

僕自身この視点で「音楽は名医」というブログも書いてきました。

http://clinic-f.com/music/index.html

近代科学の大きな功績の一つにアインシュタインの一般相対性理論があります。

この理論の本質的な意義は、空間を固定したものとした3次元空間のニュートン力学に、「時間」の概念を加え、時間と空間即ち「時空」は変化するという理論の元、4次元世界観の下での物の動き、すなわち物理学を単純明解な数式に示した点にあると僕は考えています。

時の流れという1つ増えたパラメータを上手く理論に吸収したわけです。

実は一般相対性理論は、音楽に大きな関連があるのです。

動物に与えられた空間を認識する為の3次元のセンサーが視覚です。

そして、時間の感覚を認識できる頭脳を持った唯一の生物である人間は、時間の流れを含んだ4次元世界を理解するためのセンサーとして聴覚を使う事が出来るようになりました。

聴覚から与えられた情報が前後しては論理や音階が破綻するので全く意味を持たないものになります。

音楽も一般相対性理論も時間軸の概念が意識されないとそもそも存在する事ができないのです。

映画を観て涙を流した経験がありませんか?これは多くの人に経験があると思います。

反対に素晴らしい絵や景色を観ただけで、涙を流した事がありますか?無声映画で涙を流すでしょうか?

人により感受性は違うと思うのですが、数としてはかなり少ないのではないでしょうか。

視覚と聴覚の最も違う点は、空間を切り取る視覚には時間軸が無いために、論理展開が無い。

でも聴覚には時間の流れがあるために論理展開がある事だと思います。

映画の中では論理展開=時間軸を持つ音楽すなわち聴覚刺激が映像とともにあるからこそ感動で涙が出るのです。

人間が共通して持つセンサーには五感があります。それらは味覚 嗅覚 視覚 聴覚 触覚です。

生体を維持するための味覚はまさに1次元のセンサー。

嗅覚は物体との距離を測定する2次元のセンサーであると言えます。

食事一つとっても、単純に味覚だけよりも、嗅覚があるから食事はより美味しくなり、視覚の美しさが入り、楽しい会話や音楽の聴覚刺激があると、より食事を楽しめるのです。

さらには癒しにも繋がる触覚は全ての感覚を網羅した上での5次元目のセンサーとも表現出来るのでは無いでしょうか?

第六感という言葉がありますが、ビジネスの直感や、虫の知らせ、デジャヴ、予言、霊体験などがこれに含まれるのでしょう。

本当は我々の世界はもっと高次元で構成されているかもしれません。

とても良いセンサーを生まれつき持っている直観力に優れた人がいて、何らかの方法で人より多くの次元のパラメータを感知できるからこういう現象が存在するのかもしれませんね。

http://clinic-f.com/music/index.html?fbclid=IwAR1uNYxU1bgyVx3oKCP2KMzBCcaA6JBqmic1GgiPlH2s8HI0pHutcye3PKs

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