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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

グローバルの包丁

最近、また料理をするようになってきました。学生時代を思い出しますね。最初はもっぱらカレーを作るぐらいだったのですが、生来“凝り性”なので、最近は秋刀魚を三枚に下ろして御飯と一緒に炊き込んでみたり、肉をあれこれと加工してみたりしています。

「にわか料理人」が実感として感じることのひとつは、「料理は道具次第で味も楽しさも全然変わる」ということでしょうか。良い道具を使うと、ちょっとしたこともうまくできるし、素人料理もおいしく出来るんですよね。

特に包丁ひとつで、料理はまったく変わることに最近驚いています。今までは地元鎌倉の八幡宮のすぐ近くにある骨董品屋で購入した包丁を使っていたのですが、この包丁、品としてはとてもよいものだと思うのですが、手入れが難しく、乾燥したつもりでもすぐに錆びてしまいますし、僕のような、週一料理人にはちょっと分不相応だった様子。

そんな中、ネットサーフィンで偶然見つけたのが「グローバル」の包丁です。プロも絶賛ということなのでさっそく3本セットを購入してみたところ、実際握ってみてもぴったり手に馴染むし、デザインもよいし、切れ味も鋭く、手入れがまたとても楽! 最高なのです。

そして、最近になって知って驚いたのが、これ実は日本の製品なのですね。てっきりドイツかどこかヨーロッパの製品だと思いこんでいました。調べてみると、1983年に、吉田金属工業株式会社(YOSHIKIN)が世界に先駆けて刀身から柄まで全てステンレス製の一体構造包丁「GLOBAL」を製造・発売したのだそうです。

この一体構造型のステンレスの包丁は、丸洗いが出来ますし、医師の視点から衛生面を考えてみても、清潔で、実用的。とてもよいと思います。日本が誇るブランドのひとつなのではないでしょうか。

悩みどころは、何種類もあることなんですよね・・・。ネットで見ていると全部欲しくなってしまって・・・まずは、もっと料理の腕を磨いてからですね(苦笑)。


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