あいにくの空模様ですが朝からニケの女神に癒されています。
ルーブル美術館に所蔵されている、サモトラケのニケ(勝利の女神)。
こればかりは写真でなく、レプリカ像で欲しいと思っていました。
こちらは、
古代ギリシア建築やレリーフ、オリンピックメダルのデザインとなったり、
Nikeのロゴマークにされていたり、
ヴィクトリーのVサインの原型といわれていたり、
ハリウッド映画のタイタニックの帆先で主人公の二人が風を切るシーンのモティーフになった
と言われたりしています。
紀元前2世紀の作品。
この当時の女性の服装はこの様な感じだったのでしょうか?
ルーブルに飾ってあるときは中階段にありましたので、この角度では観ることが出来なかったのですが、どこから観ても完璧な美ですね。
1863年に発掘された時には、方翼の部分は118の断片になっていたのだそうです。
ちなみにニケの右手は1950年の再発掘の時に発見されています。こちらはガラス張りでルーブル美術館に並んでいるのですよ。