今回のロンドン滞在中に、ちょっとハッピーな話題がありました。
トラファルガースクエアのナショナルギャラリーに立ち寄ったところ、フェルメール&ミュージック展が開催されていたのです。
37枚しか現存していない、フェルメールの作品には、音楽や楽器に関わる題材が7作品あります。
これを多いとみるか少ないとみるか。
イギリス・ロンドンにあるフェルメール作品は、この内4枚。そして偶然にもこの4枚すべて音楽に関わる絵であり、今回この4枚の絵が今回6月26日~9月8日までの期間限定でナショナルギャラリーの特別展として一堂に会したのです。
ちなみにそのうち二つ、「ヴァージナルの前に立つ女」と「ヴァージナルの前に座る女」は、ナショナルギャラリーに常設されています。
もう一つはロンドン郊外にあるケンウッドハウスにある「ギターを弾く女」
こちらは以前のブログでも観に行ったことを書きましたよね。
最後の一枚は、バッキンガム宮殿のロイヤルコレクション中にある「音楽の稽古」というもの。
こちらはロイヤルコレクションの中でも常設展にはありませんので、なかなか観ることができない絵です。
全く予備情報に無く偶然でしたが、地下鉄の張り紙で見つけました。
フェルメールの絵は画材が高級で、実際絵に対峙すると、写真集と全く違う色彩と印象を持ちます。
本物を観たいと常に思う画家のひとりです。
ナショナルギャラリーを訪れる時間があって良かったです。
これらの画像はWikipediaからお借りしました。