2017-18年今期のニューヨーク メトロポリタン オペラのライブビューイング。
第9回ヴェルディのルイザ ミラー を観てきました。
誠実で清貧な美女
娘を愛する退役軍人の父
恋に溺れる愚鈍な領主の息子
悪賢い領主の秘書官
息子の将来を思う一方で地位に固執する領主
公爵家の嫁いだ美しい未亡人
彼らが織りなす愛と陰謀のストーリーですが、最後はお決まりの毒薬と死によって終結します。
この時代は不幸と不条理な死に満ちていたでしょうが、ストーリーが予想できて分かっていても、水戸黄門みたいで、観ていて安心感があるんですよね。笑。
ニューヨークデビュー50周年を迎えるテノール歌手プラシド ドミンゴがバリトンに音域を広げて父親役を演じているのが話題になったのですが、やはりブルガリア出身のソプラノのソニア・ヨンチェヴァが実力と美貌を備えていて良いですね。
2013年にリゴレットのジルダ役でMETデビューして印象に残りましたが、今年はトスカ役もよかったですし、ネトレプコを凌駕してしまうかもしれませんね。
この作品お勧めします。