ミュージカルの名作「 CATS」 をご存知ない方はいないでしょう。
僕はキャッツが大好きです。
劇団四季の公演は、日本語ながらも演出が本当に素晴らしくて、はまってしまいました。
横浜にキャッツシアターがあった際には6回も観に行きました。
思えば日本語から入ったミュージカルはこの作品しかなく、僕にとっては不思議な存在ですね。
アンドリュー・ロイド・ウェバーによるこの超人気ミュージカルが、ニューヨークブロードウェイで初演を迎えたのは、ロンドンウエストエンドに続く翌年1982年のことでした。
その後2000年に終演するまで実に約18年間のロングランとなり、「ライオンキング」に抜かれるまで、連続上演回数7485回という記録を持っていました。
実はそのキャッツ、今年年末まで、ニューヨークで現在リバイバル公演がなされているのです。
ちょうど一年前の2016年7月31日からニール・サイモン劇場で16年ぶりに上演が決まり、「もう一度あの舞台を!」という熱い観客で連日大賑わいなのだそうです。
僕がキャッツを知ったのは、2000年のニューヨーク公演終了の後。
ニューヨークで観たことがなく、今回はスケジュール上まさかキャッツを観られるとは思ってもいなかったのですが、うまくなんとか調整がつき時間を空けることができたので、早速券を手に入れて観に行ってきました。
細々と覚えている演出は日本版とはずいぶん違いましたが、懐かしいそれぞれの猫たちの独奏のメロディーと24匹の猫による合唱のハーモニーが本当に素晴らしく、さらにグリザベラがメモリーを歌うシーンは感動で目に涙が浮かびました。
ブロードウェイの劇場前では、子供達にキャッツの化粧をするサービスや舞台に上げてもらい、写真をとるサービスなどをしており、僕もついつい写真を撮って来てしまいました。
今年もニューヨークに来て、よかったなあ。
まさかのサプライズプレゼントとなりました。