なんとなしに早朝に目が醒めてしまいました。ふと夜空を見ると、月と金星が見事に並んでいるではないですか。年に何度もない決定的瞬間です。
ちなみに明星は、星の中で最も明るいとされている金星の別称です。
仏教伝承では、釈迦は明けの明星が輝くのを見て真理を見つけたということですが、確かに、実物を見てみると、神々しいという言葉がぴったりです。
またキリスト教では、明けの明星を意味する言葉として、他を圧倒する光と気高さから、唯一神に仕える最も高位の天使、そして後に地獄の闇に堕とされる堕天使の総帥の名すなわち「ルシフェル」(Lucifer)が与えられました。
明けの明星が最も美しい時刻は、午前4時だそうで、本当に良いタイミングで目が醒めたようです。皆さんにもおすそ分けします。写真クリックすると拡大できますよ。
何か、いいことがあると良いのですが…。