今日何気なく買った週刊文春で読んだ、福岡伸一博士の記事を観て驚きました。
世界に37枚しか絵が現存していない17世紀のオランダの画家フェルメールについて。
フェルメールは室内絵のモチーフが有名ですが、実は風景画を2点描いています。
その一つは「デルフトの眺望」という絵です。
こちらの絵は、実在する場所があり、僕も訪れたことがあります。
クリニックF院長 藤本幸弘の公式ブログ「新国際学会周遊記」フェルメール作「デルフトの眺望」が描かれた場所へ
今回、もう一点の風景画であるフェルメールの「小路」という作品の描かれた正確な場所が分かったというのです。
僕はフェルメールの絵がとても好きで、過去世界各国に散る作品のうち、30作品ぐらいを実際に観てきました。
特に2010年にはフェルメールの生活したデルフトの街を訪れて、彼の足跡をたどることもしました。
デルフトの街は、この小路のような景色がたくさんありますが、フェルメールは写真のような、光の粒子が見えるかのような絵を描きますので、この小路に相当する「その場所」があったに違いないと思っていたのです。
来年の欧州出張には、予定を作り必ず訪ねたいですね。