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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

MET Simon Boccanegra by James Levine and Placido Domingo

ニューヨーク二日目。

今宵のMETは、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲のオペラ「シモン・ボッカネグラ(Simon Boccanegra)」。

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1857年にヴェネツィアのフェニーチェ劇場で初演され、24年後の1881年にミラノスカラ座で改訂された作品です。

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ヴェルディ43歳のときの作品ですが、実は今季のMETラインアップにおける超注目題目。MET音楽監督のジェームズ・レヴァインが振り、スペインの至宝テノール プラシド・ドミンゴが演じるというカップリング題目なのです。

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1943 年生まれの満身創痍のレヴァインと、1941年生まれのドミンゴ。

 歴史に残る二人の天才の共演を、人類はあと何回楽しめるのでしょうか?
どちらかがキャンセルになるのではないかとハラハラしましたが、無事終演。

会場総立ちで拍手喝采でした。

 

NYへ METドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》 医師のターニングポイント

学会を終えた翌日。朝3時に起床して、5時40分の飛行機に乗り、ニューヨークにやってきました。
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ニューヨークで幾つか打ち合わせもあったのですが、仕事を万事終えた後、夜のMETでオペラ鑑賞を楽しみにやってきました。
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僕にとってMET詣では、アメリカ東海岸で仕事をし頑張って結果を出せたときの御褒美ですね(笑)。
 
※※※
 
今回のASLMS米国レーザー医学会は、キャンデラ社やサイノシュア社に招待された初参加の先生方がいらしてたこともあり、例年より日本人医師の参加が多かったように思います。
 
 
最先端のテクノロジーに対する理解と繊細な機器操作、正確性、コツコツと時間をかけて治療に取り組む姿勢が求められるレーザー治療は、日本人であれば元々備え持つ特性を生かすことの出来る医療分野でもあり、日本人医師の優秀さを世界にアピールするチャンスが多く秘められたものでもあります。
 
 
中国や韓国、シンガポールなどの台頭もありますが、僕含めこうして一人でも多くの医師が毎年学会に参加することで、日本の存在感みたいなものを常に維持しアップグレードできると良いですよね。
 
僕自身の歩んできた道を振り返ると、痛み治療の研究をしたくて麻酔科の門を叩き専門医を取得し、ちょうど進路を迷っていた大学院で研究を始めたばかりの頃、形成外科出身でも美容外科医でもない僕が、あるレーザー企業の招待講演で、初めてアメリカレーザー医学会に参加して発表させて頂く機会を得ました。
 
 
約15年前、まだ30代になったばかりのときでした。
 
純理系で、帰国子女でもない僕はほとんど英語も話せず、プレゼンのため用意したセリフも棒読みでした。今思えば、よくあの英語力で発表したものだと冷や汗ものですし、その度胸もすごいと思わず過去の自分に苦笑いですが、それよりもなによりもこんな無名で若輩者の僕にチャンスをくださったことに今も感謝しています。
 
 
思えばそれが僕のターニングポイントとなり、進化しつつあるレーザー医療という分野の、世界の最高の権威ある学会に参加したことで、研究探求魂に火がついたのです。
 
 
そして、世界で頑張る、特に同じアジア圏の医師の堂々とした発表を目にして、日本人医師ももっともっと頑張らなければならない、と熱い気持ちで思ったことを昨日のことのように覚えています。
 
 
 
 
また、もうひとつ今も鮮明に覚えているシーンがあります。
 
研修医時代、手術中東大病院胸部外科のある先生が、
 
「日本語で論文を書いても自分の意見を述べる作文でしかない。英語で論文書いて査読をされ多くの指摘を受け、これを直すことで理論が補強され、初めて世界に対してアピールできる業績になるし、100年名前が残るんだ。」
 
という話をされたのです。
 
それを聞いて、まさにその通りだと僕は思い、現在までその教えを実践するように努力してきました。
 
大学院の研究主題を、すでに1報の英文論文を受理させていた自律神経の分野から、免疫細胞の司令塔であるマストセルに切り替え、レーザー分野に重点を置きながら演題を書くことができるように研究内容をシフトして皮膚科の研究室に通い、並行して英語も勉強してゆきました。
 
英語は大学受験の時にはあまり好きではない不得意分野だったので、今は当時の100倍ぐらい出来るようになりましたね。
 
こんなことなら、大学受験の時にもっと勉強しておけばよかったです。(笑)
 
※※※
 
医師の職業を選択して最もよかったと思うことは、医師の仕事には多様性があり、それぞれに目指す道があるということ。
 
臨床が好きな医者は臨床をやり、研究が好きな医者は研究をすればいい。
 
職業に貴賎はないのと同様に、医師の選ぶ道にも貴賎はない。
 
どの道を選択しても、極めることができれば医療全体は進化しますし、それが正解です。
 
ナンバーワンを目指すのではなく、オンリーワンのことができる医者になればいいのです。
 
クリニックFでは開業以来、僕だけが診療をするというスタイルを貫いてきました。
 
自分が学んできた、医学、経営学、工学、薬学がレーザーにクロスする分野について、健康な人の肌質の改善のために自分の専門性が出せれば良いと思っていたのです。
 
ですが、昨年からがん研有明病院の若い優秀な形成外科専門医たちがクリニックにレーザー技術の習得の勉強に入るようになり、彼らとディスカションしているうちに、しばらく遠ざかっていた、白斑や、ケロイドなどの傷、乾癬などの病気の人に対するレーザー治療をもう少し進化させようと思うようになりました。
 
こうした治療は、日本ではクリニックFでしかできないものでないと価値がありませんで、引き続き努力し、新たなことを学んでゆきたいと思っています。
 
また、肉体的な限界も含め、自分があと何年、世界に出て研究発表ができるかわかりませんが、そうした治療の教育ができる慈善事業であるレーザートレーニングセンターを作るのが自分の使命だと思うようになりました。
 
 
さて、今日のMETの演題は、ドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》。指揮:マウリツィオ・ベニーニ 演出:デイヴィッド・マクヴィカー 出演:ソンドラ・ラドヴァノフスキー、エリーナ・ガランチャ、マシュー・ポレンザーニ、マリウシュ・クヴィエチェン
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時は16世紀のロンドン。女王エリザベス(オペラではエリザベッタ)は、アイルランドの反乱を鎮めるために恋人ロベルト・デヴェリューを派遣するが、デヴェリューは命令に反して反乱軍と和解し、反逆罪で捕らえられてしまう。
 
 
エリザベスは彼を助けようとするが、デヴェリューは以前の恋人で、女王の命令でノッティンガム公爵に嫁いだサラとよりを戻していました。2人はこのままでは危険だと別れを決意するが、恋人の心変わりを知った女王は激怒し最終的には苦しみながらも恋人を殺してしまうのです。
 
 
人生うまくいかないですね。
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こちらの演題は、2016年5月21日(土)〜5月27日(金)にMETライブビューイングで放映予定です。

高知県モネの庭

高知県モネの庭。

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睡蓮の池にはなんとゲンゴロウがいました。

30年ぶりに見たなあ。


MET LIVE VIEWING 2015-16 プッチーニ未完のオペラ「トゥーランドット」

講演を無事終えて。

丸の内から銀座を歩き、歌舞伎座の横を過ぎ

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東銀座にある東劇へ向かいました。

そう、今年も楽しみにしているMET NYメトロポリタンオペラのライブビューイングを観に来たのです。

 

 

 

 

今週の題目はプッチーニの最後で未完のオペラであるトゥーランドット。

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METでも最大級の舞台装置を誇る演目。おそらく世界で最も豪華なトゥーランドットを堪能しました。

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聴く度、観る度に発見のある題目です。

仕事の後の御褒美、至福の時でした。


John Lobb 限定イヤーモデル Philippe IIよりもこちらの方が・・・

今日は東京マラソンですね。

知り合いも走りますが、仕事の僕は都内の渋滞を念頭に置きつつ移動を考えて・・・

今日は、プラズマ医療のセミナーで、なんと! 座長を仰せつかっているのです。

大役ですから、頑張らないと

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今日は限定イヤーモデルのこの靴で気合い入れて行こう。

Philippe IIよりもこちらの方が、僕は好きです。


三島由紀夫の「英霊の聲」

昨夜赤坂見附を通過したときに、二・二六事件の事を思う瞬間がありました。

日本の陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが約1500名の下士官兵を率いて起こしたクーデター未遂事件。

1936年に事件が起きてから昨日はちょうど80年という節目の日だと、どこかで見た記憶が蘇ってきたのです。
多くの犠牲者がでた事件であり、当時蔵相だった高橋是清も赤坂の自宅二階で反乱軍の青年将校らに胸を6発撃たれて亡くなったと習いました。

高橋是清と言えば、日露戦争の戦費調達のために渡英、公債募集を成功させ、当時の日本の活路を開いた人物ですよね。

僕が歴史以外で二・二六事件の事を思い出すのは、高校生の時に読んだ三島由紀夫の「英霊の聲」という本です。

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こちらの本には表題の「英霊の聲」とともに「憂国」「十日の菊」という二・二六事件三部作と言われる作品が収められています。

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僕はとくに「憂国」は三島の最高傑作のひとつに数えられると思います。

憂国の舞台は四谷青葉町。

三島由紀夫も四谷区永住町(現在の四谷4丁目)で生まれ育ちましたので、クリニックFの徒歩圏内。

11歳で二・二六事件を体験し、20歳で敗戦を経験した三島由紀夫が、盾の会の思想とともに市ヶ谷の陸上自衛隊駐屯地で割腹自決したのは、この本を書いたわずか4年後の45歳の時でした。

僕にとって文章を書くことは思考の整理にもつながります。

書くことを生業とする多くの作家にとっては、どうなのでしょう?

三島由紀夫の端正で緻密な文章に今も読む度心打たれ、彼の言葉をそのまま母国語で読み感性を共有できることに思わず感謝したくなることさえある僕ですが

この三部作を書くことによって彼のその後の思想は様々な形を現実に成し、色彩が与えられ、少しずつ膨れ上がり、いつしか決壊を超え溢れていったのではないか・・・とふとした時に思うことがあります。

昨夜もそんな夜でした。

憂国の主人公が割腹自殺する際の見事な描写が、三島の自決に結び付いたのではないかと思いましたね。

半生の中で何を自分は成し遂げることができたのだろうと思うと、迷子になりそうな時もありますが、最近そういえばゆっくり三島文学を読み返す時間もなかったような気がします。

来月は出張もまたありますので、スーツケースにいくつか詰めて、旅先でまた読み返してみようと思います。


パブロ・ピカソ

1957年にパブロ・ピカソはプラド美術館蔵の名画、ベラスケスのラス・メニーナス(Las Meninas)に基づく人物像などの連作を58通り描きました。

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これらはバルセロナのピカソ美術館に納められています。

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これがまた素晴らしい。

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若い頃はピカソが全く理解できませんでしたが、心打たれるのは、僕も齢を重ねたからでしょうか?


アルカサル

イスラム教徒の城をレコンキスタ後にキリスト教徒の王たちが改修したアルカサル。

 

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1350年の建築だそうです。

当時欧州は中世で科学は冬の時代。

アリストテレスやコペルニクスの功績はアラビア語のよって欧州に伝わった為、欧州各国からの留学生で栄えたのだそうです。


マドリードより ゲルニカ

引き続きスペインはマドリードからです。

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スペイン王宮や王立劇場を見学して、ピカソのゲルニカを展示するソフィア王妃芸術センターへ。

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何度観てもゲルニカの衝撃は忘れられません。

本当に大きなそして悲しい絵です。

これからAVEでセビーリャに移動です。


フェルメールの「小路」の正確な場所が判明したそうです

今日何気なく買った週刊文春で読んだ、福岡伸一博士の記事を観て驚きました。

世界に37枚しか絵が現存していない17世紀のオランダの画家フェルメールについて。

フェルメールは室内絵のモチーフが有名ですが、実は風景画を2点描いています。

その一つは「デルフトの眺望」という絵です。

こちらの絵は、実在する場所があり、僕も訪れたことがあります。

クリニックF院長 藤本幸弘の公式ブログ「新国際学会周遊記」フェルメール作「デルフトの眺望」が描かれた場所へ

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今回、もう一点の風景画であるフェルメールの「小路」という作品の描かれた正確な場所が分かったというのです。

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僕はフェルメールの絵がとても好きで、過去世界各国に散る作品のうち、30作品ぐらいを実際に観てきました。

特に2010年にはフェルメールの生活したデルフトの街を訪れて、彼の足跡をたどることもしました。

デルフトの街は、この小路のような景色がたくさんありますが、フェルメールは写真のような、光の粒子が見えるかのような絵を描きますので、この小路に相当する「その場所」があったに違いないと思っていたのです。

来年の欧州出張には、予定を作り必ず訪ねたいですね。

クリニックF院長 藤本幸弘の公式ブログ「新国際学会周遊記」フェルメール


METライブビューイング2015 ワーグナーのオペラ「タンホイザー」

先週の土曜日よりMETライブビューイング ワーグナーのオペラ「タンホイザー」が始まりました。

さっそく観てきましたが、レヴァイン指揮のワーグナーに感動。

おそらく今期の最高傑作ですね。

舞台も名曲ばかりで、心から楽しめました。

METのWEBから写真はお借りしました。

METライブビューイングは今年10年目を迎えます。

僕も最初は映画館で見ることに違和感があったのですが、今ではすっかり虜になりました。

なかなか実際のオペラ劇場に足を運ぶことはできません。

この質のオペラが映画館で3600円で診療後に観ることができるのは、本当に幸せですね。

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タンホイザーの序曲は、唐沢寿明さんの「白い巨塔」で使われたこともあって日本人にはなじみのある旋律ですが、ドイツはアイゼナハにあるヴァルトブルク城に伝わる伝説にヒントを得たワーグナーの傑作の一つです。

ヴァルトブルグ城には訪れたことがあります。

よろしかったら昔のブログをご覧ください。

ヴァルトブルグ城の歌合戦の大広間

指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:オットー・シェンク
出演:ヨハン・ボータ、ペーター・マッテイ、エヴァ=マリア・ヴェストブルック、ミシェル・デ・ヤング、ギュンター・グロイスベック


今季のMETライブビューイングが始まりました

先週より今季のMETライブビューイングが始まりました。

第1作の『イル・トロヴァトーレ』(Il Trovatore )銀座の東劇でみてきましたよ。

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こちらには過去数年分のライブビューイングのポスターが並んでいました。

ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した全4幕からなるオペラ。

1853年ローマで初演のヴェルディ中期の傑作の一つです。

舞台は15世紀のスペイン、中世後期のイベリア半島北東部、現在のスペインのアラゴン州に存在した王国であるアラゴン王国です。

主演のロシア出身のアンナ・ネトレプコはMETで歌い始めてから13年目のシーズン。

まさにトップスター、METの歌姫としてまさに円熟期ですね。

素晴らしい公演でした。

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同じくロシア出身のディミトリ・ホヴォロストフスキーはまさに今年脳腫瘍の手術から復帰したばかりで、登場の際にはMETの観客が暖かい拍手でこたえていました。

韓国出身のヨンフン・リーも、以前ヨナス・カウフマンの代役でMET日本公演で歌ったときに聴きましたが、素晴らしい歌手になりましたね。

オペラの物語に関しては敢えて触れませんが、最後の驚く復習劇に背筋が凍りますよ。

次回はヴェルディのオテロ。

オテロは3年前にヴェネツィアのフェニーチェ劇場で観ましたが、楽しみです。

指揮:マルコ・アルミリアート 演出:デイヴィッド・マクヴィカー

出演:アンナ・ネトレプコ、ディミトリ・ホヴォロストフスキー、ヨンフン・リー、ドローラ・ザジック、ステファン・コツァン


学会前に雙ノ会へ

今日は学会前に能と狂言の双方を観劇できる雙ノ会を観劇してきました。

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日本独自の舞台芸術である能と狂言には、多くの違いがあります。
元々能は大名などの権力者が好んだ芸術でした。

明治維新の後、欧州を視察した岩倉具視らは、オペラに対抗しうる舞台芸術として能に注目しました。

シテ方の名人たちの努力もあって、能は古典芸能としての地位を高めた背景があるのです。

能は悲劇が多いのも、オペラと共通点がありますね。
一方の狂言は、庶民の生活を基にした喜劇が多く、時の権力者の保護も比較的手薄だったため、能と比較すると一般向け。

西洋舞台でいうとオペレッタに近かったのではないでしょうか。
狂言は口語で充分楽しめましたが、能は多少なりとも古語の知識が必要ですね。

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高校生の時に学んだ古文の知識が役に立ちましたよ。


大英博物館

先週滞在したロンドンにて、世界で最も好きな場所の一つ。

人類の歴史とは、略奪の歴史だったことを思い出させてくれます。

— 場所: British Museum

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大英博物館の収蔵品は多くが個人の収集家の寄贈によるもの。

また創設以来、1970年代の3か月間を除き、入場料は無料なのです。


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