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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

手塚治虫記念館

凄い。

願えば叶う。

仕事の打ち合わせが終わった後、

こちらから近いから行かれますか?

と、車で連れてきて頂きました。

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手塚治虫記念館。

閉館まで45分だけ見学出来ました。

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手塚治虫の医学生の時の組織学のノートが素晴らしく、写実的で感動しました。

医学生の時に組織を写生したっけ。

これから伊丹に向かい、飛行機で帰京です。


2018年バイロイト祝祭劇場の「ローエングリン」

おはようございます。日本に帰国し、暑さの余り参っています。

イギリスとは15度違い、湿度も桁外れですが、まあ日本の夏はこんなものだよなと。笑。

今回は2週間欧州にいたおかげで、完璧な時差ボケ。

こればかりななんともならないですね。

今週からクリニックFでの診療を再開します。

 

そんな夜も寝られぬ中、オペラ好きの研究者仲間が取り上げていたYOUTUBE。

なんと本年のワーグナーの祭典。

バイロイト祝祭劇場での2018年のオペラ「ローエングリン」の全幕、まさにお宝映像です。

バイロイトは世界のワグネリアンの祭典で、ほんの数年前まではこの夏のチケットが争奪戦だったのです。

 

僕も昔からここで聴く事が夢でしたが、2013年5月の、200周年のワーグナーの誕生日に参加した際に、初めて現地で聴く事が出来ました。

 

楽劇ローエングリンは名を名乗らない騎士として登場しますが、アーサー王の円卓の騎士の一人であるパルツィファルの息子であるという設定です。

長いオペラの中第三幕でローエングリンが結婚するシーンがあるのですが、あの時に流れるのが「ローエングリンの結婚行進曲」です。

僕は初めてこの演奏をベルリンで聞いた時に、この結婚行進曲の流れた背景を理解し、あまりに美しい舞台と音楽に思わず涙したのを今でも思い出します。

しかしながら、美しい音楽で結婚した二人は、第三幕の終わりに唐突に別れなければならなくなってしまうのです。

結婚の夜、妻となったエルザは愛する人のすべてを知りたいと、ついに禁じられた問い、すなわち白鳥の騎士の名と素性を教えてほしいと言ってしまったのです。

ローエングリンはエルザ、ドイツ国王と兵士たちの前で、自分の名はローエングリン。

聖杯王パルツィファルの子、聖杯に仕える騎士であり、正体を知られた以上、この地を去らなければならないと言いました。

ローエングリンは去り、エルザはショックのあまりに死んでしまうのです。

 

結婚行進曲は映像の2時間48分から始まります。是非お聴きください。


William Shakespeare – Stratford Upon Avon

イギリスの劇作家、ウイリアム・シェークスピアの生地であるストラトフォード・アポン・エイヴォンへ。

是非訪ねたかった土地でした。

ホーリー・トリニティ教会に彼のお墓も訪ねました。

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シェークスピアといえば、オペラの題材にされたものが以下の13作品。

ヴィオラ

ウィンザーの陽気な女房たち

オテロ (ヴェルディ)

オベロン 真夏の夜の夢 (ブリテン)

ハムレット (オペラ)

ファルスタッフ

ベアトリスとベネディクト

ヘンリー八世

マクベス (ヴェルディ)

恋愛禁制(ワーグナー)

ロメオとジュリエット (グノー)。

さらに、ミュージカルの題材になったものを考えれば、数倍です。

例えばあのウエストサイドストーリーもロミオとジュリエットを題材にしています。

シェークスピアの愛の言葉と、罵りの言葉をまとめた図表があったのですが、多くが現在の日本でもよく引用されている言葉でした。

希代のコピーライターでもあり、ストーリーテラーだったということですね。


London Westend musical – The King and I

ミュージカル好きとしては、今期これは外せませんでした。

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7月3日より公開中の渡辺謙主演のThe King and I。

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渡辺謙さんが、コミカルなタイの王様役をやっていますが、ロンドンの観客に大受けでした。

それにしても若々しく、まさか還暦近い俳優が演じているとは、誰も信じないでしょうね。

日本人の俳優としては大沢たかおさんも出ています。

そして相手役は、最近はMET Operaでも活躍するブロードウェイのスター、ケリーオハラ。

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オペラ「メリー・ウィドウ」は傑作でしたが、二人をロンドン ウエストエンドで観られるとは感無量でした。


大塚国際美術館

空港に行くまでの間にずっと訪れたいと思っていた大塚国際美術館へ。

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館内4km歩き切りましたが、興味深かったです。

こうした施設が近くにあれば通うのになあ。


MET今期最終章はマスネ「サンドリヨン」

今期のニューヨークのメトロポリタンオペラ METライブニューイングも週末の土曜日から今季最終章。

第10章マスネ作曲サンドリヨン(シンデレラの事です)が始まります。

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オペラを敷居が高いと言って敬遠する人もいると思うのですが、音楽、舞踊、絵画、文学の4つの近代芸術の集結であるオペラを楽しまないなんて、人生における喜びを一つ無駄にしているようなものだと、僕は思います。

特に映画館で楽しめるMETライブビューイングは、価格安く、すべてに日本語の字幕が入り、状況によってカメラワークも多彩です。演者のアップがあったり、物語の背景や舞台裏まで紹介されますので、とてもわかりやすく映画を観るようにオペラを楽しむことができるのです。ポップコーンを食べながらオペラを観られるわけですからすごい時代です。

オペラ初心者の方、これからオペラを趣味にしたい人にはお勧めですし、オペラ好きが観てもとても楽しめます。

僕も海外出張や打ち合わせの合間を見て、一作1週間の上演期間中になるべく映画館に足を運ぶようにしています。

映画館での一回の鑑賞は3600円で高めですが、実際に同じ席でオペラを見るとしたら軽く10倍を超える価格になりますので、お得感があるのですよね。

過去10年。パーフェクトに10作観られた年もあれば、今年の様に9作終わった段階で、5作品しか観られなかった年もあります。

先月に来年度のメトロポリタンオペラのライブビューイングの題目が発表されたのですが、これがかなりいいのです。

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最初はヴェルディのアイーダから始まり、毎年一作品やっているワーグナーの作品は、ヴァルキューレ。

アイーダはワールドカップサッカーの応援歌、ヴァルキューレはフランシス・コッポラの地獄の黙示録の冒頭のヘリコプターのシーンで使われましたので聴き覚えがある人も多いと思います。

こうした曲が、どのような背景の元で演奏されているのか、ぜひご体験いただきたいですね。

https://www.metopera.org/season/2018-19-season


METライブビューイング 2017-18 ヴェルディ「ルイザ・ミラー」

2017-18年今期のニューヨーク メトロポリタン オペラのライブビューイング。

第9回ヴェルディのルイザ ミラー を観てきました。
誠実で清貧な美女
娘を愛する退役軍人の父
恋に溺れる愚鈍な領主の息子
悪賢い領主の秘書官
息子の将来を思う一方で地位に固執する領主
公爵家の嫁いだ美しい未亡人
彼らが織りなす愛と陰謀のストーリーですが、最後はお決まりの毒薬と死によって終結します。

この時代は不幸と不条理な死に満ちていたでしょうが、ストーリーが予想できて分かっていても、水戸黄門みたいで、観ていて安心感があるんですよね。笑。

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ニューヨークデビュー50周年を迎えるテノール歌手プラシド ドミンゴがバリトンに音域を広げて父親役を演じているのが話題になったのですが、やはりブルガリア出身のソプラノのソニア・ヨンチェヴァが実力と美貌を備えていて良いですね。

2013年にリゴレットのジルダ役でMETデビューして印象に残りましたが、今年はトスカ役もよかったですし、ネトレプコを凌駕してしまうかもしれませんね。

この作品お勧めします。


The Frick Collection

ニューヨーク最終日。

久しぶりに、僕の好きな絵が展示してあるフリックコレクションへ行って来ました。

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こちらは事業家として成功したフリック氏が集めた収蔵物を、彼の自宅を改装した美術館で一般展示しているのです。

小さいながら選ばれた絵がもとてもセンス良く、フリック氏の事業家だけではない美術の鑑定眼もよくわかります。

特に、最近日本でもおなじみになった、17世紀のオランダの画家、フェルメールの絵が「中断された音楽の稽古」「士官と笑う娘」「婦人と召使い」と3枚も並んでいるのです。

現在でも三十数枚ほどしか発見されていないフェルメールの絵を、1900年代に個人で三つも買い入れたのは驚嘆に値します。

当時の新聞記事にもなったようです。

これらの絵は、フリックコレクションから出ないことが決められていて、この場所に来ないと観られないのです。

僕も世界各国の美術館で、30枚近くのフェルメールの絵を観てきましたが、画集では表現できない奥行きと光の加減があり、実物を少しでも目にしたいと思うところです。

今回の訪問では、館内を見渡しても「婦人と召使い」が見つけられず、

どこにあるの?

と聞いたところ、

ほんの数週間前に倉庫に入れてしまった、と。

残念ですが、また次の訪問までに楽しみを取っておきましょう。


ハドソン川ほとりの高層マンションにてー科学と音楽は極めて近いところにいる

ニューヨークで御縁が繋がって、ブロードウェイのミュージカルで著名な作曲家のご自宅に呼んでいただきました。

ハドソン川のほとりの高層マンションに、リビングには大きなグランドピアノ。

素晴らしい借景とサンセット。

FBは載せて良いよと言ってくれましたが、wikiにも載っている方なので、個人や場所が特定できないように書きますね。笑。

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僕が

レーザークリニックを東京でやっているのだけれど、昔から大のクラシック音楽ファン。今回もブロードウェイを2つ観て、昨晩はMETOperaにも行ってきた。実は音楽が脳に与える影響について研究していて、ユニバーサルミュージック社からCDを出していたり本やテレビでも話すことがある

と立て続けに言うと、彼も実は昔神経外科医のセッションで呼ばれて音楽について語ったことがあり、脳と音楽の話題では、とても良い話ができたと思うよ、と。

全く違う世界の住民ですが、一気に親しくなりました。
美味しいシャンパンに僕もほろ酔いでショパンを弾いたりしたのですが、彼にピアノを代わり、ちょっと弾いてもらうと、全く新しい素晴らしい旋律が伴奏付きでピアノから奏でられるのです。今ショパンのCodeをイメージして弾いたんだと。さらに驚いたのは子供の頃からフットボールに夢中で選手になるつもりで、正式に音楽を習ったことが無いのだとか。まさにギフティッドとはこの事ですね。
彼の作り出す音楽を録音して助手が譜面に書き取り、それをオーケストライズするという作業でミュージカルの音楽になるそうなのですが、話している最中も、ちょっと良いかなと席を外してそうした作業をするのです。
僕は科学と音楽は極めて近いところにいるという意見の持ち主なのですが、この2つの領域の共通性は創造性と独創性を大切にする事だと思います。

僕自身も自分が行う全ての作業の中で、創造性と独創性というものを最も大切にしてきたつもりです。

医療の中でも独創性が生かせる新しい分野であるレーザーを専門に選び、週の半分は大学の研究室などでそうした創造性を豊かにするための作業に取り組むことが出来るよう、自分の環境を整えてきたつもりです。
作曲の世界では、遥かに独創性や創造性が試され、努力というより才能がものをいう世界です。

微分積分や相対性理論はニュートンやアインシュタインがいなくても誰かが数百年後には理論構築できたと思いますが、アイネクライネナハトムジークや第九の歓喜の歌は、モーツァルトやベートーヴェンがいなければ絶対に存在しなかったのです。
世界の文化が集まるニューヨークはブロードウェイで、音楽の世界で生きて行けるのは、本当に素晴らしい事ですよね。

東京公演の際の再会を約束し、僕は東京の企業とのスカイプ会議の時間のためホテルに戻りましたが、とても素晴らしい体験をさせていただき多くの刺激をいただきました。

何事もご縁ですね。


Musical Aladdin

今日は晴れていますがマイナス9℃。

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ニューヨークは本領発揮の寒さです。

昨日予定だったアポが先方の都合で今日にずれたので、昨日の昼はブロードウェイのチケットを探し、アラジンを観る事にしました。

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今ニューヨークのブロードウェイではアラジンが圧倒的に人気。

去年の夏に来た時はチケットが取れず、僕はロンドンのウエストエンドで観たのです。
英米で演出の違いは多少あるものの、このミュージカルの素晴らしさは、衣装や装飾が素晴らしくカラフルで美しいところ。

そして「ヴァン・ クリーフ アーペル」の〝アルハンブラ〟を連想させるアラビア風の背景。

とにかく舞台装置の美しさは目を見張りますね。

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僕は2度目の観劇でしたが、ジェニー登場のシーンで

「ジェニー、お前は本当にランプから来たのか?」

「いや実はクリーブランド出身」

などなど漫才の様に早口で立て続けにジョークが織り込まれています。

僕も1度目に気づかななかったジョークにも笑わせてもらい、本当に楽しませてもらいました。

チケットがなかなか取れませんが、ニューヨーカーは子供から大人まで楽しんでいる感じです。是非お勧めします。
今日は車で移動。

昨日に予定されていたアポをこなして来ます。

明日はちょうど夜の時間に日本とのスカイプ会議が入っていますので、夜の観劇は難しく。そうなると帰国までにあと一つしか観られません。

オペラかミュージカルか、はたまたスポーツ観戦か。

迷うところです。

贅沢な悩みですが、昼は真面目に仕事を入れていますのでその分楽しもうと思います。笑。


Le Nozze di Figaro at The Metropolitan Opera NYC

約2年ぶりにメトロポリタンオペラに帰って来ることができました。

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最近はシーズン中ニューヨークに来られず、もっぱらライブビューイングばかりだったので感動はひとしお。

舞台芸術は人類最高の文化の一つですね。

今日の演題はフィガロの結婚のリバイバル。

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何度観ても素晴らしいメトロポリタンオペラの演出です。


ブロードウェイミュージカル「Beautiful」

ブロードウェイのミュージカルで話題になっているものを観ようと物色し、初日は地元ブルックリン出身のシンガーソングライターのキャロルキングの半生を描いた「ビューティフル」を観て来ました。

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2013年にLAでヒットした翌年、ブロードウェイに移動。未だにニューヨークでヒットを続けている作品です。
「シンガーソングライター」という言葉は、そもそも1970年代初頭に米国のジェームズ・テイラーが、さらに英国でエルトン・ジョンと、この題材のキャロル・キングが続いたことで一般用語になったのですが、キャロルキングはそれほど時代に影響を与えた人であったということですよね。
ミュージカルは、キャロルキングの半生とともに、歴代の名曲が次々と出てくるので、ニューヨーカーたちが盛り上がっていました。

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このミュージカルは英語が得意でない方にもお勧めしますよ。印象的だったのは、あの「ロコモーション」もキャロルの作曲なんですね。

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恋するフォーチュンクッキーを初めて聞いた時に、ロコモーションと同じコードだなと思ったのを思い出しました。

一つのオマージュなのでしょうね。


上野の森美術館で開催されている怖い絵展

空振りました….。

上野の森美術館で開催されている怖い絵展。

中野京子さんの著作も第一版で買いましたし、展示されている絵もほとんど欧州で本物を観てるし、まあ行かなくてもいいかと思っていたのです。

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ですが芸術の秋。

何か文化的なもので心を満たしたいなと、昨晩思い立ち、診療前の朝9時に行ってみました。

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ところが、なんと朝から既に40分待ち。

凄いなあ。

キュレーターが優れているんでしょうね。

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上野公園の紅葉狩りしてクリニックに戻ります。


王宮に建つマーチャーシャ教会 パイプオルガン

ブダペスト最後の夜はオペラ座チケットは取れなかったものの、王宮に建つマーチャーシャ教会でのパイプオルガンコンサートに行きました。

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この教会は音響効果が素晴らしい事でも知られていて、パイプオルガンが鳴り響く荘厳な雰囲気に、まさに神を感じました。

宗教が音楽を利用したのが分かる気がしましたね。さて僕はいよいよ帰国です。

JALなので、ヘルシンキ経由です。


国立オペラ劇場見学 グスタフ・マーラー交響曲第1番「タイタン」初演

今回のブダペスト滞在目的の一つはプダベストにある国立オペラ劇場見学でした。

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今回の滞在中には残念ながらオペラを観ることができなかったのですが、内覧ツアーに行ってきました。

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こちらは1884年に完成したのですが、ドレスデンやウィーンの歌劇場と違って、第二次世界大戦の戦禍を免れた、大変文化的価値が高いものです。

赤い絨毯の入り口は、時の皇帝フランツ・ヨーゼフとエリザベート夫妻のためのものでした。フランツ・ヨーゼフは音楽が苦手で、こけら落としの際に15分だけで帰ってしまい、再びこの入口を使うことがなかったということです。

この劇場で記憶に残るのは、かのグスタフ・マーラーが交響曲第1番「タイタン」を初演した場所であるということ。

名曲で僕も大好きなのですが、ブタペストでは不評で、失意のままマーラーは帰国したのだそうです。


ナショナルギャラリー ダヴィンチの絵画

夜の飛行機でウィーンに移動し空港隣接ホテルに泊まり、翌朝早い電車で中央欧州肥満学会が開催されるスロヴァキアのブラチスラバに入る予定です。

ロンドンの学会参加後、ナショナルギャラリーに立ち寄りました。

もちろん好きなフェルメールも観ましたが、数少ないダヴィンチの絵画が2枚も、しかも無料で観られるのは素晴らしい。

 

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大英帝国太っ腹だと思います。


Ravelloラヴェッロ ワーグナーの愛した街で パルジファル

音楽の街ラヴェッロ。

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ワーグナーが、最後のオペラのパルジファルの構想において、インスピレーションを受けたと言われる美しい街。

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アマルフィに滞在したワーグナーが、その上にある街ラヴェッロが気に入り、暫く滞在したのだそうです。

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ちょうど先月シドニーでカウフマンのパルジファルを観たばかりですが、この宿泊先も登場しました。

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共苦して知に至る、汚れなき愚者、すなわちパルジファルを待て。きっと2017年の僕のキーワードなのですね。


新国際学会周遊記

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