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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

青蓮院青龍殿にて送り火

昨晩は京都は青蓮院青龍殿にて送り火を。

藤本家は昨年103歳で亡くなった祖母の新盆でしたが、また天に帰ってしまいましたね。

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「白仏」という辻仁成さんの小説をご存知でしょうか。

1999年にフランスのフェミナ賞外国小説賞を受賞した文学作品なのですが、この時期心に響きましたよ。

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「アート」に興味ない人は “2つの大きな損” をしている

アートにも音楽にも同じことが言えると思うのですが、真、美、善を判断する感性を研ぎ澄ますということがいかに大切かわかりますね。

人間がジャングルに住んでいた時は、一歩先から害獣が襲ってくるかもしれないような状況で、五感の感覚が優れている人の方が命を永らえることができたのでしょう。

自戒を込めてですが、夜道をスマホを見ながら歩くような生活をしていては、感性がどんどん廃れていってしまいますね。

リアルな芸術や音楽に触れることでこうした感覚をブラッシュアップする事が、現代人には特に大切なのではないかと思います。

https://studyhacker.net/business-success-art?fbclid=IwAR1TqGy_qLM8QG4FgwAXEch4MhM6lkh_hzTHL45koO-pomZBcYT3DIniu7g

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太宰府天満宮

空港に行く時間までに、学問と芸術の神様にお詣りに来ました。

クリニックFは平河天満宮の江戸時代の敷地内にあり、菅原道真が眠る天満宮総本山にご挨拶したくなったのです。

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神社フリークとしては珍しく、生まれて初めての太宰府天満宮です。


北里柴三郎博士

おはようございます。

今日もクリニックFの診療日です。

北里柴三郎博士が1000円札の肖像画に取りあえげられましたね。

医学的には、野口英世よりもはるかに多くの功績があった人でしたので、野口博士が肖像画になった時に、なぜ北里柴三郎じゃないの?と思ったのを思い出しました。

確か当時はヒゲがある肖像画は紙幣偽造が難しいと言われていましたよね。

 

野口英世は電子顕微鏡でしか観られないウイルスの疾患を、細菌しか見えない光学顕微鏡の時代に、病原菌を発見したと沢山論文を書いていたわけだから、残念ながら業績としてはほぼ皆無ですよね。

でも努力の人だったのだとは思うので、先に電子顕微鏡がつくられていたら、沢山の発見があったと思います。

畢竟、科学の進歩は分析機器の発達によるというのが実のところかな。

 

 

北里博士は、ドイツベルリン大学のコッホ研究室に師事し、破傷風菌抗毒素の研究を行った人でした。

ジフテリアの血清療法の論文は、第一回のノーベル医学生理学賞受賞者の候補にも上がりました。

20世紀初頭の帝国主義時代にノーベル賞とオリンピックは西洋人の優位性を世界に示すために作られたとの説があり、また現在のように共同研究者複数の受賞者の形式ではなかったため、共同研究者のエミール・アドルフ・フォン・ベーリングのみが受賞という結果になりましたが、1901年に日本の研究者が世界を先導していたのは、驚きと喜びとしか言いようがありませんね。

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帰国後に、僕も大学キャリアの最後の職(東京大学助手)として勤めていた、東京大学医科学研究所( The Institute of Medical Science, The University of Tokyo)の原型になる白金の伝染病研究所を設立しました。

写真はWikipediaからお借りしました。

その後は北里大学病院を作り、さらに福沢諭吉の導きで慶応大学医学部を設立、日本医師会の初代会長となるなど、まさに近代日本医学の礎を築いた人ですね。

2009年EADV 欧州皮膚科学会出張時には、僕も北里博士が研究したシャリテ病院に見学に行き、ここで世界的な研究をしていたのかと、とても刺激を受けたのを思い出します。

http://clinic-f.com/blog/medical-healthcare/post_1174/ もう10年前の話ですね。


世界の国名から「ヴ」が消える

bとvの違いを表すのにヴは必要ですよね。

なんでこんな事をするんだろう?

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190319/k10011853321000.html?fbclid=IwAR3cM5kxfr0Txc_Q0IcCU_sPY2dACQRYF4g5YdYw777Qc9xdDsZQA2DH9xo

僕は帰国子女じゃないので、lとrの発音の違いも今だに苦労しています。

むしろ国際社会に向けて、50音に らりるれろ と バビブベボ をそれぞれ2種類にして増やして子供の頃から発音を教えれば良いのにと思っていました。

音を表現できる言語が母国語に無いのは致命的で、日本人が英語が話せない理由の大きな一つだと思います。

ba bi bu be boはバビブベボ。

va vi vu ve voはヴァ ヴィ ヴ ヴェ ヴォで表せます。

la li lu le lo はらりるれろ 。

ra ri ru re ro は ら行に丸をつけたら良いと思うんです。


岐阜城

講演の後、初めて岐阜城へ。

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斉藤道三や織田信長が住んだ山城ですが、素晴らしい鳥瞰眺望。

養老山脈の先には関ヶ原、そして京都。

天下を意識するのにいい土地なのでしょうね。

信長がこの地に入って天下を意識したのが、凄く良くわかりました。

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岐阜大仏も観ました。


江戸時代の平河町

予報には無かったのですが、小雨が雪になりました。

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昼食時に外に出た時に見つけた史跡の看板。

今のクリニックFの敷地は、江戸時代には平河天満宮だったんですね。


中島健太さんの絵が納品

クリニックFの院長室に友人の中島健太氏に対となる絵画を描いてもらい、本日納品となりました。

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友人と言いましたが、中島さんは日本最大の公募展「日展」の特選を過去に2度も受賞した期待の若手画家さんです。

20代で2回の特選授賞は昭和の伝説的作家小磯良平に並ぶ記録なのだそうです。

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金箔の華

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銀箔の富士。

これは超嬉しい。運気が上がりそうです。

https://www.nakajimakenta.com/

色彩と筆のタッチが素晴らしいので、中島さんに絵を描いてもらうのが夢の一つでした。

普段は人物画を描く人なので、今回は違ったものをお願いしてみました。

新たな分野の挑戦。

ちなみに富士山は第1作目だそうですよ。


「ボヘミアン・ラプソディ」

QUEENのフレディ・マーキュリーの「ボヘミアン・ラプソディ」ご覧になりましたか?

クイーンの素晴らしい名曲が流れる映画でしたが、内容はLGBT映画でもあり、フレディだけがクイーンじゃないという製作者側の意図も多分に含まれる内容でしたので賛否は分かれるでしょうね。

しかしながら、フレディ(ラミ・マレック)、ブライアン・メイ(グウィリム・リー)、ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のキャストがあまりに似過ぎていて、古くからのQUEENファンとしては、すぐに映像に感情移入できました。

オペラ、クラシック、ハードロックの要素を入れたQUEEN独特の曲想と、ちょうどミュージックTVが流行り出した時の、あのフレディの圧倒的な歌唱力とパフォーマンス能力。

フレディの天才性を新たに追体験させてもらうことができました。

中学生の次男を連れてゆきましたが、「超感動した。最後のコンサートシーンでは背中にびっしょり汗かいた。」と言っていました。

映画館で大音響で観てよかったです。

映画冒頭と最後のシーンになった1985年のLIVE AIDは僕もよく記憶にありますが、動画を見つけましたよ。

クイーン

そして、2016年にスイスのクリニックラプレリーを訪問した時の僕のブログ国際学会周遊記、フレディーが晩年を過ごしたモントルー パレス ホテル521号室(の扉までですが)を観に行った時の話です。

http://clinic-f.com/blog/international/post_11253/

よろしかったらご覧くださいね。


科学と芸術についての考察

休診日の今日はフェルメールの芸術を楽しむ事が出来ました。

科学と芸術。どちらも僕が大好きなものです。

 

ハーバード大学の医学生に芸術に触れさせる講座がある事は知られていますが、ある意味、サイエンスとアートは現在自分のキャリアと人生を支える両輪であり、どちらかが欠けても日々の生活が立ち行きません。

 

今は医学と工学、薬学の間を行ったり来たりすることで研究者としての毎日の暮らしが成り立っていますが、仕事が煮詰まれば煮詰まるほど芸術の癒しが必要となります。

 

僕にとって芸術とは、音楽であり、絵画であり、文藝であり、彫刻であり、舞台芸術です。触れれば触れるほどに目や耳、知識が肥え、もっと良いもの、もっと綺麗なものを求めるようになります。

 

脳内ホルモンの分泌もそれらによりバランスが良くなるのでしょう。最近これにスポーツが加わり、ゴルフのラウンドやスキーをすることで心身のバランスがさらに整うことを実感します。

 

しかしスポーツ「観戦」ではなく、実際スポーツをすることによる脳への刺激は、芸術を愛でることによって与えられるそれとはちょっとまた別ものですね。勝負があり、肉体と脳との葛藤があるからです。また後日これについては考察していきたいと思います。
科学と芸術とは対極にあるのではないか、相容れないものではないか、という議論が昔からあります。
科学と芸術を水と油であるとする所以は、突き詰めていけば芸術の発生と発展を語る上で宗教と神を切り離せないからに他なりません。

 
神、目に見えないものの存在。天使、神話やファンタジー。
これらこの目に見えないとされているものを可視化する、理由がないとされているものに理由を見つけるのが、科学です。全ての物事や事象には始まりがあり理屈があることを重んじますから、度々芸術と対立するのは最早致し方ありませんよね。
一方で、科学と芸術は非常によく似ているものである、と考える人々もいます。
どちらもきっと真実なのでしょう。科学と芸術はある意味水と油であり相容れない、けれどある意味お互いよく似ていてお互いを無視できない。そんな複雑な関係なのかもしれません。科学があるから芸術は発展し、深みを増し、応用され、国際化されていきました。
紙も、鉛筆を始めとした画材も、彫刻に使われる粘土や、楽器を組み立てる技術も、科学の力があってこそ生まれたものですものね。
一方、科学の発想も芸術の世界で重んじられる「美」へのこだわりが常にあります。自然界のすでにある何かをよりもっと昇華した形にできないか、ここに発想のひとつは源を分かち合います。

 

 

科学にも芸術にも根底に自然と生命への畏敬や賛歌があることは皆さんも同意されるところでしょう。

 

ただ、科学者の考える客観的な「美」と芸術家の考える主観的な「美」の概念が時折ぶつかり、両者全く譲ることのできない局面があることは否定しません。
事ここにビジネスと趣味や教育が関わってくるとマッピングは大きく変わってきます。

 

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同じ認識するという作業にも、アートには理解が、サイエンスには納得が、ビジネスには共感が必要です。

 

天才のアート、秀才のサイエンス、凡才の(共感が必要な)ビジネス。独創性のアート、普遍性のサイエンス、必要性のビジネス。などなど。

 

こうした新たな発想が生まれるのも、今日、世界一級の芸術に触れたおかげだなあと思うのです。

 

 


フェルメールの日

文化の秋。

午後から上野の森美術館のフェルメール展と国立西洋美術館のルーベンス展をはしごしに来ました。

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国立西洋美術館には、数年前まで個人蔵だったフェルメールの作品であろうと言われる「聖プラクセディス」が収蔵されましたので、今日はフェルメール三昧。なんとも優雅な日になりました。
僕はクリニックF を開設した12年前から国際学会のたびに各国のフェルメールを収蔵した世界の美術館を回ってきましたので、実際に観たことがないのは37枚と言われているフェルメールの現存作品のうち、個人蔵の作品とボストンの美術館から盗まれたままの合奏2枚のみ。
今回の来日8作品でまだ観ていない絵は無かったのですが、ラピスラズリなどの画材に使った絵は、画集と実物が大きく印象が変わるので、実物に対面するのが毎回楽しみなのですよね。
フェルメールファンの間では、今回来日した、「リュートを調弦する女」「 手紙を書く女」「 真珠の首飾りの女 」の三作品に描かれている女性の着る黄色の洋服が、フェルメールの財産目録に有ったものと同一という事はよく知られているのですが、これが一堂に会して並べて観ることができたのは個人的には嬉しかったです。
http://clinic-f.com/blog/?s=フェルメール


フェルメールの地理学者の絵

化粧品商材のビタミンCの専門家。

業界では数少ない博士号を持った経営者。

お互いワグネリアンで、研究者仲間の株式会社ITOの伊東社長が、フランクフルト土産に額装されたフェルメールの地理学者の絵を持って、新クリニックFを表敬訪問してくださいました。

フランクフルトのシュテーデル美術館にあるこの絵は僕のお気に入りで、それを覚えていてくれました。

院長室に飾らせていただきました!嬉しい。

ITO

この絵のモデルは、歴史上はじめて顕微鏡を使って微生物を観察した科学者アントニ・ファン・レーウェンフックではないかと言われているのですよね。

そう言った意味でも嬉しいです。


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