この写真、何をしているところかわかりますか?
料理で使うような器具の中にあるのは、ジェルの基材。
今週は、院内でレーザー治療後のホームケアに処方しているジェル作りにはまってしまっているのです。
配合する有効成分は決めているものの、テクスチャーにこだわると処方がなかなか決まりきらず、あれやこれやと試し続けてもう何日経ったことでしょう・・・。
これまで「アキエスジェル」という名前で、黄色セリシンを主成分とした保湿ジェルを出していたのですが、最近これを改良したくてうずうずしていたのですよね。
クリニックFでは、元々ローションを院内で毎日、その日の患者さんの数に合わせて作成しています。
お菓子と一緒ですね。砂糖や保存料の力で何ヶ月も持つような焼き菓子もありますが、果物や生クリームをふんだんに使い、その日中に食べないといけないケーキもある。
どちらの方が他方より良い、というわけではないと思っていますが、院内で出していくものに関しては、限りなくフレッシュであることにこだわりたいというのが、僕の考えです。そこで、女性の患者さんだけでなく、男性や小さなお子さん、赤ちゃんにもファンがいる現在のジェルを、より有効成分の濃度と効能を上げるために、院内でこれも作れないかと試行錯誤している、というわけです。
ローションよりも配合がさらに難しいのですが、何度も試作を繰り返して、なんとか来月くらいからお出しすることが出来そうです。
肝斑治療や毛穴治療にはもちろん、ニキビ跡、アトピー性皮膚炎の改善にも良い処方になりそうです。
スタッフにプロのアロマセラピストもいるので、香りのブレンドにも少しこだわりたいと思っています。
楽しみに待っていてください。