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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

■23rd EADV Congress EADV欧州皮膚科学会2014 ボディに対する機器 

簡単にボディの機器についてまとめておきたいと思います。

美容医療において、痩身施術とはイコール脂肪吸引と言えましたが、1000分の1という非常に高い確率で重篤な合併症がおこることもあり、脂肪吸引以外の施術が望まれてきました。

しかしながら、今世紀に入ってから痩身医療機器として利用されてきた機器は、エンダモロジーなどのマッサージ吸引機器や、キャビテーションを用いた超音波の機器など、エステティックの延長といった印象の痩身機器でした。

この流れを一気に変えたのが、2005年に設立されたゼルティック社クールスカルプティング、通称「クルスカ」。

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リアルボディ・スカルプティング(実際のボディの彫刻)というコンセプトの元、実際に効果のある痩身医療機器の市場を、クルスカが一気に作り上げたと言え、おそらく米国でも7割以上の医師が、ファーストチョイスとしてこの機器を選びます。

一方で、脂肪組織を氷結させて冷やすのは、女性の体には負担があるのではないかと、RFにより体を温める機器が開発されてきました。

欧州発のBTL社ヴァンキッシュ、

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ヴィーナスコンセプト社のレガシー、

Legacy

アルマレーザー社のテノール アクセントウルトラ

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米国発のシネロン社ヴェラシェイプ、

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キュテラ社のトゥルスカルプなどがその対抗馬となります。

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ヴァンキッシュは皮膚に接触せずに脂肪組織のみを温めることが出来ますので、技術的には一歩進化していると言えます。

しかしながら、これらの体を温める機器は、不適切な使用によって火傷のトラブルもあり得ますので、使用は慎重にしなければなりません。

第三の選択肢として最近注目されているのは、HIFU(焦点式超音波)を利用する機器。

こちらはバリアント社のリポソニックス。

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シネロン社のウルトラシェイプなどがあります。

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これらの機器は実際に効果があるものの強い痛みや内出血を伴うものがあり、どの患者さんに対してもお勧めできるものではなく、適応が難しいと言えます。


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