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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

痩身に重要なホルモン:レプチンについて

こんにちは、金曜日土曜日クリニックFの外来を担当している宮下宏紀です。

 

2/12に日本痩身医学協会の認定講師会議にて、藤本先生と一緒に痩身についての講演を行ってきました。

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私の担当は痩身に重要なレプチンというホルモンについてです。

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クリニックFでは「アンチエイジング」という観点からレーザーを使って顔の若返り、身体の若返りを追求していきますが、痩身というのは単なる若返り・美を求めるために必要なものではなく、肥満は高血圧・糖尿病・高脂血症などを介して脳血管障害や心筋梗塞の原因となります。

 

 

メタボリックシンドロームという言葉が市民権を得て久しいですが、寿命が延び人生のゴールを以前の常識に対し、10年も20年も先送りしなければならない現代では、やはり健康寿命も意識して延ばさねばなりません。

 

まさに「肥満から疾患が始まる」のですから、肥満への対応は個人としてはもちろん、国としても急務です。

 

 

 

そんな中、レプチンというホルモンに注目が集まっています。

 

 

 

レプチンは食後に体の脂肪細胞から分泌されて、脳内へ移行し体に満腹感を与えるペプチドホルモンです。

 

Jeffrey M. Friedmanという米国の分子遺伝学者が世界で初めて報告しました。

 

フリードマン博士の報告以前には生物の体重制御のシステムはほとんど知られていなかったために大発見であったと言えます。

 

 

 

 

レプチンは視床下部にある弓状核・背内側核・腹内側核などに作用し食欲減少に働きます。

 

 

それ以外にも体の代謝を高めてエネルギー消費を増やすなどの働きがあります。まさに「痩せホルモン」と言えます。

 

例えば痩せている人はレプチンが少ない、食欲が多い、たくさん食べて普通体型に戻る。

太っている人はレプチンが多い、食欲が少ない、少ししか食べないので普通体型に戻る。

というような形で体重の恒常性(ホメオスタシス)を調整しているわけです。

しかし実際問題どうでしょうか?

太っている人は本当にレプチンが効いて食欲を少なく抑えてダイエットに成功しているでしょうか?

実際には過食を続け肥満を維持しているケースの方が多いように思います。

ここで考えなくてはいけないのが「レプチンの悪循環」です。

太った人で考えます。

 

カロリーを多量摂取して、脂肪が増えるのでレプチンが増える、ここまではいいのですが、いつもいつもレプチンが増えている状態だと「レプチン抵抗性も上昇」します。

ちょうど糖尿病患者の体内にインシュリンが分泌されすぎて「インシュリン抵抗性が上昇」して血糖値が上がってしまっているのと同じ状態です。

レプチン抵抗性が上昇した結果、体内のレプチンシグナルは無視されてしまい、結局過食に走り肥満は悪化します。

長引く肥満が、レプチン抵抗性を上昇させて、さらなる肥満を招く。

これが「レプチンの悪循環」です。

ダイエットを成功させる鍵は悪化してしまった「レプチン抵抗性」を下げることにあります。

 

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講演会を行うにあたり過去の栄養学や生理学の英語論文を20個弱読みましたが、そこから得られた知見としては

 

●オリゴ糖を摂取すると体重減少効果や耐糖能改善(糖尿病改善)の効果があった

 

●高たんぱく食が食欲抑制や体重減少につながった

 

●食事量低下+運動量増加するとレプチンが増えて体重が予測を上回る勢いで減った

 

などなど・・・

 

もう少しざっくりとまとめると

 

「レプチン抵抗性を改善」するためには

 

●ジャンクフード(糖質と粗悪な脂質)をやめて フルーツや野菜を摂取する

 

●運動する

 

●タンパク質を十分に摂取

 

●睡眠時間を増やす(7-8時間)

 

●そもそも太らない

 

といった感じになります。

 

 

これらを実践するだけでも十分にダイエットが可能と思います。

 

過食が良くないというのは感覚的にはわかるのですが、なぜ過食するといけないのかのヒントとなる論文も見つかりました。

 

この論文の調査によれば 過食を行うことで

 

●小胞体のストレスが増加

 

●視床下部の炎症

 

●謝ったautophagy(自食作用)

 

が起こる それらの結果SOCS3, PTP1B, NFκBなどの炎症性サイトカインを介して、視床下部におけるレプチン抵抗性が起こり、最終的に肥満につながるという内容。

 

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NFκB(エヌエフカッパービー)は、ヒドロキシラジカルなどの酸化作用の極めて強いフリーラジカルによって起こる酸化カスケードを構成する炎症性サイトカインで、慢性炎症を通じて老化の原因となります。

 

ビタミンCなどの還元物質摂取も、主にこの酸化カスケードを止めることが目的です。

 

過食がNFκBを介して視床下部の慢性炎症によりレプチン抵抗性を増している、という報告を見て、科学の複雑なつながりに感動しました。老化を止めるには体の慢性炎症を止めないといけないわけですが、過食に伴う慢性炎症もアンチエイジング達成のためには止める必要があります。

 

慢性炎症の予防するための還元物質としては水素も忘れてはいけません。

 

体内に広く存在し、液体にも個体にも溶解する水素は、身体中に行き渡らせることができるため、摂取すればレプチン抵抗性の改善に伴い痩身効果があるかもしれません。

 

この辺りは今後の検証が必要ですね。

 

今後も継続的に勉強を続けていきます。


打ち合わせ前に筋トレ

今日は前田先生とダブル外来でしたが、これから僕は一度クリニックを出て打ち合わせに行かねばなりません。

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出る前に前田先生から新しい筋トレのメニューを教えてもらいました(笑)。


IPLプラットフォームinmode本邦初公開です

イスラエルで開発された新たなIPLプラットフォームinmode本邦初公開です。

2016年上半期総括のブログにも書きましたが

僕が注目している新規に立ち上がった4つの海外レーザー美容企業の一つ。

ファウンダーは古くからの知り合いです。

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アジア人向けのパワー設定を調整できないか、宮下先生と検証中です。

2016年上半期の総括


夏冬会の招待講演をさせていただきました

休診日の今日は、赤坂アークヒルズにて開催された夏冬会の招待講演をさせていただきました。

「世界のアンチエイジング・レーザー医療施術と市場」について。

この20年にレーザーで可能になった施術は数多く、見た目年齢を10歳巻き戻すことが可能になりました。

また、12月に米国のトップジャーナルに通過した僕の論文、「フラクショナルレーザーアシストによるドラッグデリバリーの改善」研究についても解説させていただきました。

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アンチエイジング歯科学会の松尾通先生が発起人となった会ですが、

今回で第10回目、130名参加。

盛会となりました。

関係者の先生方、ありがとうございました。


花粉症による目のかゆみや充血にも 新メニュー「4Dアイ」

今日のクリニックF、外来は宮下宏紀先生です。

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クリニックFでは診療の際、パワーポイントを使った説明を積極的に取り入れています。

診療の合間にこれらの見直しや編集作業をするのも医師の大切な仕事です。

今日は新しくできたFOTONA社の4Dを使って行う目元のゆるみやたるみ、シワ、クマなどを改善するメニュー「4Dアイ」について、資料を作成、既存のものにも手直しを加えてくれているようです。

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アンチエイジングのみならず、花粉症による目の痒みや充血にも効果があると、今週も患者さんから大人気です。

4DについてはHPでも詳しくご紹介しています。ぜひこちらもご一読ください。

http://clinic-f.com/laser/fotona4d.html


月曜日、前田外来でスタート

クリニックF、今日の外来は前田拓摩先生です。

 

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前田外来では必要に応じてレーザー治療にフィラーやオペ、トレーニングや栄養指導など組み合わせて理想の顔、理想の身体を作り込んでいきます。

ストイックな患者さんからの支持厚い先生です。

今年は8月に大会があるとのことで、そこに照準を合わせ本人も厳しく身体を作り込んでる最中とのこと。

すこし肌が白くなり写真を撮りやすくなりました。


Fotona4D スマイルアイリフト

今日は宮下先生とスマイルアイリフトの施術方法をグレードアップしようと相談しています。
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機械は本当に使い方次第で結果が変わりますね。
また使えば使うほど理解が高まり、工夫の仕方もわかってくる。そこがまたおもしろい。
さらにパワーアップした施術をお届けできそうです。
楽しみにしててください。

Fotona4Dは今年も人気

クリニックFで金曜日土曜日の外来を担当している宮下宏紀です。

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今日も朝からおかげさまで沢山の患者さんに恵まれました。

美白、皺の改善、たるみの引き上げ、肌の質感の向上・・・といった美肌・アンチエイジング治療のクリニックですが、傷跡の修正を希望される患者さんも最近増えてきましたね。

僕自身も治療を通して様々な発見もあり、楽しく仕事をさせてもらっています。

ここから今日も後半戦。頑張りますね。

***

 

以前こちらでもお話したことのあるフォトナ4Dですが、お正月明けても人気がまだ続いています。

4Dがどんな機器なのかについてのご説明はこちらをご一読ください。

http://clinic-f.com/laser/fotona4d.html

 
クリニックのスタッフも驚くほどの人気定着ぶりですが、ダウンタイムがほとんどないのに、翌日からハリ感や透明感、リフトアップをご実感頂けるところが良いのでしょう。

 

また、他の機器では出すことのできなかったシミを浮かび上がらせて取り除いていくといったアプローチも得意としています。

 

つまり、4Dの良いところはお肌のどの層にも余すところなくアプローチできることなのです。

 

皮膚の表面である表皮、皮膚の深い側にある真皮、そして顔面表情筋の裏側にある粘膜にもレーザー光を届けます。

 

多くの層に働きかける様子を、実際診療ではミルフィーユになぞらえて説明することもありますね。

 

実際の施術は

 

1.スマイルリフト(粘膜)

 

2.FRAC3(真皮)

 

3.piano (真皮)

 

4.スーパーフィシャル(表皮)

 

 

の順番に行われます。

 

 

深い層から浅い層へ順に打っていくイメージです。

 

 

藤本先生のこちらのブログもご参照ください。

 

http://clinic-f.com/blog/laser/fotona%e3%80%804d/post_15659/

 

 

普段クリニックでトリニティプラスを受けられている方は、年に1〜2回を目安に4Dを混ぜて受けていただくのが定番となりつつあります。


宮下先生と

今日は宮下先生とダブル外来です。

 

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目を大きく開けて写真を撮るようにワンポイントアドヴァイス中。


Dear Dr.Fujimoto

昨年末レーザー医療の国際誌にレーザーアシストのドラッグデリバリーについての論文がアクセプトされた途端、世界各国の学会から招待講演依頼が続々とやってきています。
昨日はカナダのヴィクトリア主催の国際工学学会。

 

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今日はチェコ共和国のプラハ開催の国際薬学学会。

 

 

その他、執筆依頼、論文内にある実験メソッドを動画投稿しませんか?などなど、毎日のように世界からメールがやってきます。
うれしい悲鳴ですが我が身は一つですので、どの学会でスピーチするか選ばなければなりませんね。
今年はこの分野での講演が増えそうだなあ。
ありがたい限りです。
Dear Dr. Fujimoto,
The EMN Meeting is proud to announce that the 2017 EMN Optoelectronics Meeting will be held during April 17 to 21, 2017 in Victoria, Canada, providing an excellent platform to bring together professional participants all over the world. On behalf of the conference chairs and committees, we would like to invite you to give an invited talk for EMN Optoelectronics Meeting 2017. For detailed information please visit: http://emnmeeting.org/Americas/optoelectronics/.
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Dear Dr. Takahiro Fujimoto,
We are extremely proud to present the 7th Annual International Symposium of Drug Delivery Systems-2017 (SDDS-2017), will be held on July 12-14, 2017 in Prague, Czech Republic. For your outstanding achievements and experience in the field of drug delivery, on behalf of the organizing committee, we cordially hope you can have a presentation at Session 1-4: Transdermal Delivery at our conference. We believe your participation will definitely make a great contribution to this event!
For more conference information and program topics, please refer at http://www.bitcongress.com/sdds2017/ProgramLayout.asp
Kindly tell you that register online now you can enjoy the lower price. Hope you will miss it. Registration website http://www.bitcongress.com/sdds2017/Register.asp
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Dear Dr.Fujimoto Takahiro,
Good morning……..
In support of the rejoicing release of New year special issue, we need only one Article. Can we expect it from your end? Please Join your hands with us for this instigate.
Online Submission
http://juniperpublishers.com/online-submission.php
We desire to receive your manuscript by 26th January.
Happy New Year.
Regards,
Danielle Peterson
Global Journal of Nanomedicine


西へ

おかげさまで本日の診療無事終了しました。

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宮下先生はこれから西へ向かうそうです。

さて残り1日。明日は今年一年を締め括る診療日。頑張ります!


Fotona4D 宮下宏紀先生

クリニックF、今日の外来は宮下宏紀先生です。

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年末は地方御在住の方や仕事収め後の男性患者さん、日本にお正月で一時帰国中の方、旅行で来日中の外国籍の方・・・などなど普段に増してヴァラエティ豊か。

コミュニケーション力高い先生が日本語英語フル稼働で診療にあたっています。


新国際学会周遊記

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