TOP
藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

クリニックFのフラクショナルレーザー3兄弟

【クリニックFのフラクショナルレーザー三兄弟】

 
肌を脱皮させて入れ替える「フラクショナル・リサーフェシング治療」が米国レーザー医学会ASLMSでデビューしたのは2004年のダラス開催の学会での話でした。
本年2018年の米国レーザー医学会はダラス開催。

当時と比べると隔世の感がありますが、僕も15年以上同じ学会に演題を出し続けていると思うと感無量ですね。

1511067_10206772042848103_6234088985800627032_n
ドット状にレーザーを打ち込み、棒状に熱凝固させることで、肌の一部の入れ替えてしまうというこの治療法は、ニキビ跡や毛穴、さらには肝斑といった肌の面の症状を、肌を入れ替えることで一気に改善するというものでした。
当初新しい波長として注目された1550nmのエルビウムグラスレーザーの波長でしたが、クリニックFで今現在治療に利用しているものは、3種類に分かれます。

どの機器も一長一短ですので、理想は三つ利用することなのですけれどね。

 
1)スマートサイド・スクエア(通称マドンナリフト)10600nm

0703イタリア デカ社副社長Dr.マウロ・ガリと
イタリアのレーザー機器メーカーDEKA社が得意の10600nmのCO2レーザーを用いて作った機器で、特徴的なのはレーザー照射後にできる熱だまりを利用して、組織を縮めることができること。

2012年には目の上のタルミを治療するマドンナアイリフトが一気に市場を席巻しました。現在クリニックFではこの機種を顔全体に照射したのちに、レーザードラッグデリバリーの技術を利用して目の上と顔全体をレーザー照射し、サイトカインんを大量に塗布するという方法を使っています。

ダウンタイムは3-5日間。肌質が5-10歳程度若くなるため、肌が入れ替わる満足度は高く、年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなどの直前の予約はいつもいっぱいです。

レーザーアシストによるドラッグデリバリーについては僕の英文論文もありますので、ご興味ある方はご覧ください。

肌を入れ替える能力と、肌を縮める能力は最も高いと思います。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27990655
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28277004
2)サイトン ヘイロー 1470nm + 2970nm

 
米国はカルフォルニアパロアルトの非上場レーザーメーカーサイトン社は2013年に皮膚の引き締め能力の高い1470nmの波長と、表皮を浅く蒸散する2970nmのエルビウムグラスの波長をハイブリッドに照射する独自技術の機器を開発しました。

いわば肌の、タイトニングとリサーフェシング、ブライトニングを合わせ持つ機能があります。

照射部位の面積をあらかじめ測定し、その部位に合わせて何ジュールのエネルギーを照射すればよいという、面積当たりの総エネルギー量を明確にした機器で、僕の様に工学博士を持つような工学部出身者としては非常に効果が理解しやすい機器ですね。

色彩を含め肌質を明るく入れ替える能力、さらにリフティングの能力は一番高いと言えるでしょう。
3)フラクセル 3 DUAL 1550nm + 1927nm
世界で最も早くフラクショナルレーザー機器を開発したリライアント社。

こちらがソルタメディカル社に買収され、さらにバリアント社に買収されるという事になりましたが、オリジナル技術を持ったメーカーです。
1550nmのエルビウムグラス波長はタイトニングを、さらに1927nmのツリウムグラスレーザーはミニマムアブレイティブと呼ばれる、はだに爪楊枝の先のような小さなかさぶたを沢山作り、肌を入れ替えます。
こちらはターンオーバーを亢進させる効果もありますので、弱く照射して肝斑を治療したり、さらにはフラクショナルレーザーを最もダウンタイム短く照射することができますので、ダウンタイムを減らしたい人には最適な施術であると言えます。


鼻の下を若返らせる 皮膚を縮めて鼻下を短くする

クリニックFには、60代~80代の患者さんも多く、かなりの割合でいらっしゃるのが、過去にフェイスリフトや下眼瞼・上眼瞼他様々な美容整形手術を経てこちらにご来院されるケース。

中でも一つとても多いご相談は、口の周りに関するお悩みです。

口の周り・・・特に鼻の下から上唇にかけての部分がシワっぽくなってしまい、緩んで鼻の下が長くなっている気がする。

けれど、それは美容整形では治療が難しいと言われた

別の手段でどうにか出来ないか調べてみた結果当院を知るに至った

そうおっしゃってお越しくださるのですよね。

こうした方がどの施術を求められているかといえば・・・

こちらです。

 

 

いびき治療_2

http://clinic-f.com/laser/fotona4d.html

 

s

 

口腔内に照射できるスマイルリフトを搭載し、皮膚に対しても様々な波長によるアプローチが可能なフォトナ4D。

鼻の下皮膚に対してはもちろん、上唇の裏側粘膜に対しても丹念に照射することが可能で、直後からふっくらした感覚をご実感頂いています。

今年はフォトナ社の機器に対する認知度がここ日本でも上がり、お問い合わせも以前より増え、非常に安定した機器として人気を保っています。

レーザー・光治療が得意とする、皮膚を自然な形で若い頃のようにふっくら、瑞々しい感じに仕上げること。

まだ未体験の方はぜひ一度ご体験くださいね。

 

 

 


静かなDEKA社オフィスにて

フィレンツェはDEKA社のオフィスに行ってきました。

d2d3d4d6d7d8d5

今日はファクトリーがお休み。

本社をほとんど貸切の状態で、副社長のマウロガリ博士と機器のアップグレードと共同研究テーマについて打ち合わせをしてきました。

静かなオフィスで良い話ができましたよ。

d1

特に今年は僕も慶應義塾大学薬学部で薬学博士号が取れたばかりなので、マドンナリフトやスマートサイドスクエアを使ったフラクショナルレーザーアシストのドラッグデリバリー後の、生体内のサイトカインカスケードをパヴィア大学と研究する事になりそうです。

新たなレーザーの機序が、薬学的な側面でも解明できるかもしれません。

d9

飽くなき知的好奇心の探求。楽しみです。


e-Plus活躍の日

本日外来を務めております西嶌順子です。

ヌーボー_2

今日はe‐Plusが大活躍の日でした。

クリニックFのHPでもアクセス多く頂くトリニティプラス、ギャラクシープラスで人気の機器です。

「シネロン/キャンデラ社史上最高のスペックをもつ複合治療効果器」と言われ、光、レーザーにRF(高周波)を組み合わせ同日照射する事による相乗効果を狙った施術になります。

eplus

http://clinic-f.com/laser/eplus.html

e-Plus以前にあった従来の光治療では、真皮までエネルギーを届けるのに強い光エネルギーが必要でした。

e-plus登場によってRFエネルギーは真皮へと到達し、光エネルギーを補完するため強い光エネルギーを必要とせず、より高い治療効果と痛みや火傷などのリスクを回避する安全性が実現されたのですよね。

深達度の異なる3つの機器を同時照射することにより、お肌の最下層から最上層まで網羅して熱を加えていくことができますので、クリニックFでは「お肌の平均点を上げ、それを保つ」機器として非常に安定した人気を誇っています。

その上でイオン導入、トランサミン導入を行ったり、サプリメントなどで日々のケアを内からもおこなうと本当に目を見張る効果を得られます。

定期的に通ってくださっている患者さまはやはり肌の透明感が高く綺麗で、カウンセリングをしながら私自身ひそかに毎回その肌の艶や輝きに見惚れてしまっています(笑)。

 


クリニックF 夏から秋の毛穴たるみ対策 その2

クリニックF 夏から秋の毛穴たるみ対策 その2
xd_2
コンプレッション・フラクショナル1540XD照射について

色味はあまり気にならない方向けの施術です。紫外線の色味以外の影響として、コラーゲンやエラスチンのダメージがあると思います。1540XDはリサーフェシングというよりは光線を集中することで深達度を上げるために設計されている機器。
x1
毛穴のひろがりやたるみが気になってきた方や、部分的な小じわやニキビ跡に対してノーダウンタイムでできる機器です。通常のフラクショナルレーザーは敷居が高くてできない方でも気軽にトライして確実な質感の変化を感じていただける施術としてご提案します。
xd_4
適応
1)ニキビ跡が気になるが、ダウンタイムが不可の方

2)毛穴やたるみ、肌のテクスチャーが気になる方

3)全顔照射がお勧めです、トリプラスを定期的に照射している人ならば部分照射もある程度希望に応じることが可能。

4)定期的にメンテナンス照射している人で、MOTIF IRやサブライムにプラスαの毛穴たるみケアとして。

5)トリニティプラスやギャラクシープラスのセットをお持ちの方は、MOTIF IRの代わりに差額で照射可能。

6)フラクショナル系機器が気になっているが、痛み、ダウンタイム、予算などで躊躇している方に、初めてのフラクショナル体験として。

x2
ご興味ありましたら、クリニックFにご連絡くださいね。


新しい注目レーザー inMode

クリニックF、金曜と土曜の外来を担当している宮下です。

 

m

dr-m

 

この週末は、先日クリニックFに来院してくれたMoshe Mizrahy、彼が開発した新しいIPLプラットフォームであるinmodeも活躍してくれています。

inmode1inmode3

inmode2

 

この機種には、過去にない画期的な技術が3つ(それぞれ、痩身、光治療、脱毛)が組み込まれています。
①IPL
②RF
③フラクショナルRF
④アレキサンドライト+ダイオードレーザー(2波長)
⑤バキューム+RF
など多彩なモードが魅力であり、これ一台でかなりの用途を満たします。

inmode4inmode5inmode7inmode8

IPLについては515nmと580nmの2種類の波長が選択できるようになっており、アジア人に関しては580nmから始めるのが安全だと思います。

 

RFは各パーツごとに10分間行い、40〜41℃程度まで温度を上げます。
しっかりと温度上昇を感じて効果が実感できそうです。

フラクショナルRFのヘッドは3タイプあり、
「浅い層や小じわに効く」
「しわやにきび跡全般に効く」
「ヘッドにコーティングがされておらず深い層まで到達し、重度のにきび痕や深いシワに効く」
といったラインナップです。

正確な診断と組み合わせるとパワーを発揮しそうですね。

また1つのヘッドでアレキサンドライト(755nm)+ダイオードレーザー(810nm)が出せるモードがあり、同時に強力なクーリング機能もついています。

安全にシミの治療もできそうです。

バキュームRFについては吸引と2タイプのRFで脂肪のアポトーシスを促します。
〇normalモード:腹部、大腿
〇sensitiveモード:内腿、上腕
〇redesisモード:硬めの大腿や腹部
という3モードがあり、1部位25分程度かけて40〜41℃をターゲットにして十分に温めます。

どのモードも効果が楽しみです。

inmode

僕は診療の合間に髭の脱毛を試してみましたが、痛みも少なくあっという間に終わり、個人的にも気に入りました(笑)。

ご興味のある方は是非ご相談くださいね。


宮下宏紀先生 マドンナリフト

今日のクリニックF、外来は宮下宏紀先生です。

 

 

 

 

春が近づいてきたせいか、マドンナリフトやフラクセルなどの施術が最近また増えてきました。

 

http://clinic-f.com/laser/smartxide.html


Fotona4D スマイルアイリフト

今日は宮下先生とスマイルアイリフトの施術方法をグレードアップしようと相談しています。
fm343
機械は本当に使い方次第で結果が変わりますね。
また使えば使うほど理解が高まり、工夫の仕方もわかってくる。そこがまたおもしろい。
さらにパワーアップした施術をお届けできそうです。
楽しみにしててください。

Fotona4Dは今年も人気

クリニックFで金曜日土曜日の外来を担当している宮下宏紀です。

m

今日も朝からおかげさまで沢山の患者さんに恵まれました。

美白、皺の改善、たるみの引き上げ、肌の質感の向上・・・といった美肌・アンチエイジング治療のクリニックですが、傷跡の修正を希望される患者さんも最近増えてきましたね。

僕自身も治療を通して様々な発見もあり、楽しく仕事をさせてもらっています。

ここから今日も後半戦。頑張りますね。

***

 

以前こちらでもお話したことのあるフォトナ4Dですが、お正月明けても人気がまだ続いています。

4Dがどんな機器なのかについてのご説明はこちらをご一読ください。

http://clinic-f.com/laser/fotona4d.html

 
クリニックのスタッフも驚くほどの人気定着ぶりですが、ダウンタイムがほとんどないのに、翌日からハリ感や透明感、リフトアップをご実感頂けるところが良いのでしょう。

 

また、他の機器では出すことのできなかったシミを浮かび上がらせて取り除いていくといったアプローチも得意としています。

 

つまり、4Dの良いところはお肌のどの層にも余すところなくアプローチできることなのです。

 

皮膚の表面である表皮、皮膚の深い側にある真皮、そして顔面表情筋の裏側にある粘膜にもレーザー光を届けます。

 

多くの層に働きかける様子を、実際診療ではミルフィーユになぞらえて説明することもありますね。

 

実際の施術は

 

1.スマイルリフト(粘膜)

 

2.FRAC3(真皮)

 

3.piano (真皮)

 

4.スーパーフィシャル(表皮)

 

 

の順番に行われます。

 

 

深い層から浅い層へ順に打っていくイメージです。

 

 

藤本先生のこちらのブログもご参照ください。

 

http://clinic-f.com/blog/laser/fotona%e3%80%804d/post_15659/

 

 

普段クリニックでトリニティプラスを受けられている方は、年に1〜2回を目安に4Dを混ぜて受けていただくのが定番となりつつあります。


Fotona4D 宮下宏紀先生

クリニックF、今日の外来は宮下宏紀先生です。

dr-m

年末は地方御在住の方や仕事収め後の男性患者さん、日本にお正月で一時帰国中の方、旅行で来日中の外国籍の方・・・などなど普段に増してヴァラエティ豊か。

コミュニケーション力高い先生が日本語英語フル稼働で診療にあたっています。


アンチエイジングにどうビタミンCを役立てるか

こんにちは。
金曜日と土曜日の外来を担当している宮下宏紀です。
今日も朝からおかげさまでフル回転していてこんな時間になってしまいました。
新しくできたフォトナ4Dのプレゼンテーションも好評でしたよ。
さて、また藤本先生のブログにお邪魔しています。
今日はビタミンCについて少しお話ししてみますね。
***
先日は株式会社ITOの伊藤忍社長に来ていただき、クリニックFでビタミンC含有化粧品の作成実習を行いました。
ビタミンCの奥深い話を聞けてとても勉強になりました。

%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a

ビタミンCは英語でascorbic acidといいますが、これはa(抑制する)+scorbic(壊血病scurvy)、つまり壊血病を予防する酸性物質という意味です。

大航海時代に船員の死因第1位だった壊血病は実はビタミンC欠乏によりコラーゲン合成が行われず、血管壁が脆弱になっているため起こっていたわけですね。

ビタミンCの主な働きは抗酸化作用とコラーゲン合成で、そのいずれも美白やアンチエイジングには欠かせません。

ビタミンCは水溶性なので水相ではラジカルを補足して抗酸化作用を発揮しますが、脂質の相ではその効果を発揮しづらいという弱点があります。

そこで更なる活用のために、ビタミンCの一部に脂溶性の物質やその他の物質をつけてビタミンCの特徴を変えた前駆物質(プロビタミンC)の研究が進みました。

たとえば脂溶性のグリセリン(G)と殺菌作用を有するオクタノール(O)を修飾したGO-VCは、水溶性と脂溶性を併せ持つ両親媒性の性質に加えて、ニキビへの殺菌作用も有する優れたプロビタミンCです。

両親媒性なので利用の幅が広がります。

GO-VCやAPPSなどのプロビタミンCは、コントロール群に比べてメラニン産生を抑制する性質や色素沈着を抑える性質が報告されており、日常的な皮膚ケアに向いています。

またポストレーザーケアとしてのビタミンCの役割も欠かせません。レーザー照射後に増えるフリーラジカルを消去する抗酸化作用、皮膚の再生を助ける作用、炎症後色素沈着を抑える作用、照射後の熱傷対策として皮膚温を下げる冷却作用など複数の効果が期待されます。

今後は各種プロビタミンCの一番良い配合などを探っていければと思います。


新国際学会周遊記

カテゴリー
  • News - クリニックからのお知らせ -
  • Guest Room - ゲストルーム -
  • Media - 掲載記事一覧 -