TOP
藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

トゥルスカに代わって今年はInmode

春になり、痩身のご相談が増えてきました。

去年大人気だったトゥルスカに代わって、今年はInmodeの施術が増えています。

今日はこちらについてご紹介しますね。

インモード_1

Inmodeはプラットフォーム型のレーザー機器でいくつもの機能が搭載されています。

痩身にはこの中のBodyFX、MiniFXを使用します。

Body FX(体幹)、 Mini FX(顔面)とはBody or Min FXはRFとエレクトロポレーション(電気穿通法)の相乗効果により脂肪組織のアポトーシスを引き起こす業界初の機械です。

施術の流れと効果は以下の通りです。

① 2つの電極に挟まれた組織が吸引されます。
それにより、広範囲で深部の脂肪組織までターゲットとすることが可能となります。

② 吸引した組織に対してバイポーラ型のRFエネルギーを加え、組織を40-43℃まで上昇させます。
RFの熱エネルギーにより、脂肪を膨張・融解させると同時に、皮膚表面のタイトニング効果があります。

③ さらに膨張した脂肪組織に対してナノ秒で2kVの電圧をフラクショナル状に照射し、エレクトロポレーションを行うことで深部組織まで脂肪のアポトーシスを誘発します。通常のエレクトロポレーションは可逆性ですが、本機は2kVまで高圧にすることで脂肪組織の細胞膜に不可逆的な変化を引き起こし、より効果的に脂肪融解を行っています。

どんな方に人気があるかというと、
① 運動してもなかなか痩せない方
② 太ももや二の腕、お腹などセルライトの凸凹が気になる方
③ 短期間で効果を実感したい方
といったことになるかと思います。

おなかや二の腕、太ももなど脂肪の気になる部分に、部位や状態により10~30分程度施術していくわけですが、目安としては片腕:約10分、お腹:約10〜20分、太もも(片側):約15〜20分といったところでしょうか。身体に当てるヘッドのサイズは携帯電話を一回り小さくした程度のものとなります。

施術部位が冷えていたり(冷え性含む)、セルライトなどが多いとその分温まる時間がかかるため施術時間が長くなる傾向にあります。

◇1回の施術でも直後にサイズダウンを実感できる(約1〜2cmのサイズダウン)
◇バキュームにより、より深い部分に熱が届いている(脂肪に効いている)感覚がある
◇頑固で硬いセルライトがほぐれる感覚があり、ボディーラインが綺麗に出る
◇施術後8時間以上経過しても、施術部分が暖かく、冷えを感じない。冷え性が楽になった
◇足に施術すると、足が軽くなった印象があり、浮腫みなども軽減できる印象
◇施術時間がトゥルスカに比べ明らかに短く済む。
◇一般的なセルライト潰しに比べ、痛みは少なくセルライト除去が期待できる
といったご感想を頂いています。

インモード_2

インモード_3

一方デメリットとしては、
◆吸引をされるので、内出血を起こす方がいる。施術部位の露出が必要な方は2~3日ほど余裕をもって施術されることをお勧めします。早い人は2時間程度で消失。長い方で2日程度で消失します。
◆瞬間的に高圧のRFが出る事で、場所により“ピリッ”とした刺激を感じる。(静電気が苦手な方は苦手かもしれません。保湿をする事で多少軽減できるので、サイズダウンしたい方はトライする価値はあるかと思います。)
◆体が冷えている方、セルライトが多い方は、温度上昇の際痛みを感じやすい可能性があります。体が温まってくると痛みは少なくなってきます。特に女性が冷えやすいも太もも裏やお尻は始め少し痛みを感じる可能性があります。
といったことが挙げられます。

当院の標準プロトコールとして、体幹では1週間に1回の照射を6週間(合計6照射)、顔では1週間に1回の照射を8週間(合計8照射)行っています。施術時間は部位によって異なりますが、大体の目安として、体幹では60分程度、顔では30分程度です。施術後の所見が不安な方は、体幹などの非露出部から照射して頂いて、その効果を実感して頂いています。

一度施術をされた方はほとんど皆さんリピートされるので、多少痛みやデメリットがあっても結果が出やすいのだと思います。ご興味のある方はぜひご体験ください。


新しい注目レーザー inMode

クリニックF、金曜と土曜の外来を担当している宮下です。

 

m

dr-m

 

この週末は、先日クリニックFに来院してくれたMoshe Mizrahy、彼が開発した新しいIPLプラットフォームであるinmodeも活躍してくれています。

inmode1inmode3

inmode2

 

この機種には、過去にない画期的な技術が3つ(それぞれ、痩身、光治療、脱毛)が組み込まれています。
①IPL
②RF
③フラクショナルRF
④アレキサンドライト+ダイオードレーザー(2波長)
⑤バキューム+RF
など多彩なモードが魅力であり、これ一台でかなりの用途を満たします。

inmode4inmode5inmode7inmode8

IPLについては515nmと580nmの2種類の波長が選択できるようになっており、アジア人に関しては580nmから始めるのが安全だと思います。

 

RFは各パーツごとに10分間行い、40〜41℃程度まで温度を上げます。
しっかりと温度上昇を感じて効果が実感できそうです。

フラクショナルRFのヘッドは3タイプあり、
「浅い層や小じわに効く」
「しわやにきび跡全般に効く」
「ヘッドにコーティングがされておらず深い層まで到達し、重度のにきび痕や深いシワに効く」
といったラインナップです。

正確な診断と組み合わせるとパワーを発揮しそうですね。

また1つのヘッドでアレキサンドライト(755nm)+ダイオードレーザー(810nm)が出せるモードがあり、同時に強力なクーリング機能もついています。

安全にシミの治療もできそうです。

バキュームRFについては吸引と2タイプのRFで脂肪のアポトーシスを促します。
〇normalモード:腹部、大腿
〇sensitiveモード:内腿、上腕
〇redesisモード:硬めの大腿や腹部
という3モードがあり、1部位25分程度かけて40〜41℃をターゲットにして十分に温めます。

どのモードも効果が楽しみです。

inmode

僕は診療の合間に髭の脱毛を試してみましたが、痛みも少なくあっという間に終わり、個人的にも気に入りました(笑)。

ご興味のある方は是非ご相談くださいね。


47必須栄養素の関連性の図

おはようございます。

今日からクリニックFは通常診療となります。

僕は早朝からクリニックに来て、博士論文の修正と明日の大阪での講演のプレゼンを作っています。

nutrition

こちらは47必須栄養素の関連性の図。

今年はこちらをもう少し描き替えたいなあ。


米国ベストセラー痩身機器ヴァンキッシュとエクシリス

今週の日曜は、米国ベストセラー痩身機器であるヴァンキッシュとエクシリスを販売するBTL社のユーザーズミーティングが東京駅近くで開催されます。

僕も先月ドイツで得た新たな知見と共に招待講演させていただきます。

btl_1

btl_2

まだ10名程度、会場に空きがあるようです。

ご興味ありましたら、是非いらしてくださいね。


耳ツボを刺激することによって得られる痩身効果を、科学的にいかに立証するか

≪耳ツボを刺激することによる痩身効果を、科学的にいかに立証するか?≫

昨日より、第37回日本肥満学会が東京医科歯科大学小川佳宏教授の会長のもと東京ファッションタウンビルで開催されています。

5

日本肥満学会は、研究現場では中枢性エネルギー代謝制御機能、脂肪細胞の生物学、内分泌器官としての脂肪組織、ゲノム・エピゲノム学などの幅広い分野で。さらに臨床現場では、内臓脂肪型肥満やメタボリックシンドロームの概念の確立など功績を残している、医師のための肥満症学の専門学会です。

今回の肥満学会では僕は、「耳介経絡刺激による痩身の効果判定ー1000名データの統計解析によるー」という演題を発表させていただきました。

4

この発表が実現したのは、約一年半前に鍼灸の学校法人である近畿医療学園の小林英健先生より、耳介の経絡刺激による痩身の効能を現代医学で実証してもらえないか? という依頼を受けたからでした。

西洋医学と鍼灸を中心とした東洋医学とでは、医学としての成長も根拠とする理論も少しづつ違います。

個人的には健康的な生活を主体に考えた場合、どちらのよい面も利用したらよいのだと思います。

僕も数年前に「痩身を科学する」という本を書かせていただき、多くの痩身手段についてはそれなりにリサーチしたつもりでしたが、耳介経絡刺激の痩身は、古くから東洋医学の世界では指摘されていましたし、実際にも日本で20年以上も続いている痩身治療でもあり効能の証明には興味がありました。

例えば、米国では、禁断症状のある薬物を断つ際に、鍼灸刺激が利用されています。一部の文献では、鍼灸刺激がセロトニン系を賦活化させることで不安と痛みを軽減し、気分を高揚させるという点が指摘されていました。

もちろん、運動、食事、教育に勝る減量スキームはありませんが、減食がもっとも辛く、実現しにくい方法です。

そこの補佐として「耳介経絡刺激」という選択肢もありなのではないかという発想に至ったのです。

しかしながら、実際にある手法の効能を立証するのは、かなりのハードルがありましたので、戦略を練らねばなりません。

 

耳つぼダイエット法は、実際に鍼灸針を使って耳を刺激するわけではなく、小さな金属粒子を耳に貼ることによって刺激を与えます。

この刺激が、鍼灸刺激によるもとほぼ同じ刺激であることをまず立証しなければなりません。

そこで、48名を①まったく刺激のないコントロール群、②耳内針刺激、③金属粒子刺激の三群に分け、①コントロール群に対して、②と③二種の刺激が体重減少に効果があったことを統計学的に見ていき有意差を出しました。

次に、過去の鍼灸関係の論文を紐解き、実際にどの経絡が痩身に関わる可能性があるのか、割り出しました。

➀神門
➁食道
➂噴門
④胃
➄肺
➅内分泌
➆飢点

・・・というものが過去の論文でも検証がなされており、それぞれは

1.不安と痛みを軽減し気分を高揚させる
2.食欲抑制効果
3.塩味覚過敏効果
4.満腹感亢進効果
5.空腹感減少効果

・・・などの効能が認められている経絡だということになります。

2

耳介内にどどまるという、使用しやすさから、このうち➀-⑥までの6点を採用したのです。

さらに、データを1000名分以上集めて、施術の前後を客観視できる機器で数値によるデータを測定し、統計解析および相関関係を調べることを行いました。

 

タニタの体組成計を用いて、3か月間の施術を行ったのちに解析を行い、まず耳介経絡刺激は、体重減少に対しては確実に効果はありそうだという結論に達しました。

1

考察としては、西洋医学的な意味付けが必要です。

鍼灸刺激とはいっても、解剖学を外すわけにはいきません。

耳介周辺の解剖を、30年ぶりに勉強しなおしました。

耳介を支配する求心性知覚神経は大きく分けて3種類。

一つは耳介上部から外耳道後壁に分布する迷走神経耳介枝(副交感神経)そして、第二頚椎神経から発生する小後頭神経が耳介後部を、さらに、第三第四頚椎神経から発生する大耳介神経が耳介前下部に分布します。

今回刺激した部位は、すべてがこの迷走神経耳介枝に属します。

解剖学的には迷走神経を刺激する可能性が高いのです。

肺や噴門などの経絡刺激により塩味覚が過敏となりますが、その結果塩分摂取量が変化します。

レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系、さらにはその上位のACTHを介して水・ナトリウム代謝に影響がでることが予測される。

塩の味覚が鈍い人は塩の摂取が多いために水分貯留が起こっている可能性が高いといえるのです。

そして、今回のキーワードはレプチン。

 

レプチンは1994年に見つけられた新たなホルモンです。

脂肪細胞によって作り出され、強力な飽食シグナルを伝達し、交感神経活動亢進によるエネルギー消費増大をもたらし、肥満の抑制や体重増加の制御の役割を果たすペプチドホルモンの存在は、当時の医療界にとっても衝撃に値しました。

両側耳介経絡刺激による減量効果発現の作用機序は、「耳介鍼刺激」により耳甲介腔に分布している迷走神経枝が刺激され、視床下部の摂食調節や食欲惹起や満腹感形成に関与するニューロン群の興奮あるいは抑制がおこり、白色脂肪細胞由来のホルモンの「レプチン」カスケードを通してた結果として満腹感が形成され摂食量の減少して体重減少をきたしたものと結論しました。

3

自分としてもこの論理展開は腑に落ちました。

博士論文を書く思考パターンに似ていますが、こうした多くの分野にまたがる事象の立証作業が、僕の好きな仕事なのだなあと痛感しましたよ。


肥満学会発表演題

薬学部研究室ののち、昨晩は肥満学会発表演題の最終打ち合わせもありました。

5

1234

この一ヶ月に読んだ30報あまりの論文から画期的な事実もわかり、そちらも知見に加えました。

良い発表ができそうです。


ゼルティック社の新国際社長 Todd Zavodnick来日

昨晩は「氷結痩身」のクルスカことクールスカルプティングを擁するゼルティック社の新国際社長 Todd Zavodnick来日に合わせて開催されたパーティーに参加してきました。

世界各国の学会でお会いしているマレーシアのDr.Tingsong Lim が、流暢な日本語で招待講演を行いました。

c2C1c3c5c4

谷野隆三郎教授や森吉臣教授ともご一緒させていただきました 。お会いできてうれしかったです。

氷結による医療機器は、ニキビの皮脂腺に対する効果なども研究されているようで、こちらは楽しみです。


サイノシュア社「スカルプシュア」

今回のASLMS米国レーザー医学会では、1060nm波長のダイオードレーザーによる痩身機器、サイノシュア社の「スカルプシュア」が痩身セッションを賑わしました。

S1

本年のレーザー医学会会長のロバート・ワイス医師が開発に関わった機器です。

 

S5

このレーザー機器の理論と基礎実験が初めて公の場に登場したのは2年前、2014年のアリゾナ州フェニックスで開催された米国レーザー医学会でした。

僕も最も大きな会場でドラッグデリバリーの話を口演発表しましたので、記憶に残る学会でした。

S2S3S4

※※※

 

スカルプシュアは25分の痛み無いレーザー施術により、脂肪を減少させ、腹囲を減らすというもの。

 

皮下の過熱はラジオ波(RF)が主導してきましたが、今回は近赤外線のレーザーですので深達度は高いですし、熱による脂肪減少効果は確定的で、レーザーというエネルギーソースを使うのは楽しみです。

一方で5分以上、近赤外線を照射すると、コラーゲン減少と肌の老化を引き起こすという皮膚科分野の論文も多く登場しています。

さらに、欧米人の脂肪にとってとても効果的な機器が、アジア人では良い反応がない場合もあり、人種間にも違いがあると思います。今後の市場の判断が楽しみですね。


Dermatology and Therapyでアクセプト

本年1本目の筆頭著者の英論文。こちらの雑誌にアクセプトされました。

D&T

Abdominal Subcutaneous Fat Reduction Measurement Using Computed Tomography: Case Study 

クリニックFでも人気の痩身RF機種=ヴァンキッシュのCT評価方法についての演題です。

出版されたらまたご報告しますね。


シネロン社やサイノシュア社から新たなボディ用の機器が そして、まだ秘密の機器情報

IMCAS2016 続きです。

p1p2p3p4p5

この様にシネロン社やサイノシュア社から新たなボディ用の機器が発表されましたが、実は付き合いのある会社の研究者に別室に案内され、開発中の痩身機器のプロトタイプを見せられました。

これは面白い。

まだここでは言えませんが、僕はこの機種を買おうと思います。


パーソナルトレーニング始めました?

今日は診療前に、カリスマトレーナー加藤康子先生がクリニックまでお越し下さいました。

ゆる圧めぐる美ダイエットキュキュッとボールエクササイズ

 

PT1

なんと僕は初めて! パーソナルトレーニングなるものを受けたのです。

PT2PT3PT4

剣道、水泳、スキー、ゴルフとスポーツをしてきましたが、このところ全くの運動不足で。

PT5

来年は腹筋6分割に再トライします(笑)。


インディバ会長賞に選んでいただきました

昨日は成田空港への帰着とともに品川で開催されていたインディバコンベンションへ直行。

今年のインディバ会長賞に、佐藤薫先生とともに選んでいただいたのです。

コンベンション後の懇親会には何とか合流。

インディバ_1

インディバ_2

素晴らしいトロフィーを頂きました。

透かしで僕の名前が入っています。

インディバ_3

インディバ_4

インディバの社員の方々のフラメンコなど、とても楽しませていただきました。

インディバ_5

今年の9月に横浜で開催された日本美容外科学会では、インディバの機器をもとにランチョンセミナーの招待講演をさせていただきましたが、その際にインディバに関する数多くの医学工学の英論文をまとめて読みましたので、今日本で最もインディバの理論に詳しい医師の一人かもしれません。


新国際学会周遊記

カテゴリー
  • News - クリニックからのお知らせ -
  • Guest Room - ゲストルーム -
  • Media - 掲載記事一覧 -