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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

PLASMIX:業界初、2種類のプラズマをコラボレーションさせた肌治療

このブログでも度々取り上げてきましたが、クリニックFではこれまで世界に先駆けてプラズマ治療を美容医療に取り入れ、その革新的な効果を実感・提供してきました。

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特に、窒素プラズマのNeoGen(ネオジェン)とアルゴンプラズマのkINPen(キンペン)は肌質改善、ニキビ治療、軽度の眼瞼下垂、浅いシワ、円形脱毛症、傷跡改善、アトピー性皮膚炎、口内炎・・・など、非常に幅広い範囲で活躍しており、まだまだ可能性が未知数な機器として日々様々な新しい実験についてディスカッションや応用が盛んになっています。

そんな頼もしいプラズマデバイスですが、それぞれの特性・特徴を活かし、お互いの強みを生かしながら相手の弱点を補うようなコラボレーション治療(Plasmix:プラズミックス)がここに来て非常に良好な結果を出しています。

 

 

2種類のプラズマの相乗効果を最大限に引き出すことで、単体のプラズマ治療よりも美肌治療において効果的に作用する治療法として、今回新たにグランドメニューとして導入することになりました。

 

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元々NeoGen(ネオジェン)は米国食品医薬品局(FDA)の承認を得ており、kINPen(キンペン)はEUの品質基準を示すCEマーキングを取得しています。

即ち、これら2種類のコラボレーションは、米国と欧州それぞれの国によって認められた最新技術の結集による安全でかつ効果的な治療法であると言えます。

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①殺菌作用における相乗効果
当院のHPの機器紹介の項目でも掲載していますが、プラズマには効果的な殺菌作用があります。

 

欧州では、すでに人工心臓や歯のインプラント治療に応用されており、その効果に疑いはありません。一方で、その殺菌効果は、プラズマの種類により強弱があります。

 

例えば、Figureで示すように、大腸菌に関しては、アルゴン単体よりは窒素のプラズマの方が効果的であると言われています。

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しかし、真菌や多剤耐性菌に対するアルゴンプラズマの有効性はすでに報告されており、当クリニックにおいても、アクネ菌に対しては大変効果的です。

 

すなわち、これら2種類のプラズマを融合することで、肌フローラにおける悪玉菌(黄色ブドウ球菌、アクネ菌、真菌など)を広範囲に網羅した滅菌が可能となり、ニキビを始めとする異種生物により肌の炎症性病変に対してこれまで以上の効果が期待できます。

②肌質の改善における相乗効果
NeoGen(ネオジェン)のFDAの認可項目には、シミ、シワ、ニキビ痕、イボなどが含まれており、それらに対する効果は当クリニックでも報告していました。

 

しかし、強いパワーで照射した後に、肌の色調変化である“ブラウンチェンジ”というダウンタイムは不可避であり、患者様には数日間、コンシーラーなどで隠してもらう必要がありました。一方、kINPEnは潰瘍に対する創傷治癒においてCEマーキングを取得しています。

 

すなわち、kINPenは熱の作用がないためシワやタルミに対する効果は乏しい反面、皮膚のダメージを修復する作用に優れていると言えます。Neogen(ネオジェン)を照射した後に、kINPen(キンペン)を併用することで、ダウンタイムを最小限にすると同時に、肌のハリの材料となるコラーゲンやエラスチンを最大限に増生することが期待できます。

照射方法:
①全顔を保湿して後に、NeoGen(ネオジェン)を全顔に照射します(2周)。
②その後、kINPen(キンペン)を全顔に照射します(10分程度)。
③ビタミンCとトランサミンのイオン導入を行います。

 

副作用:
NeoGen(ネオジェン)の照射による赤みが生じることがあります。
kINPenの照射の際に、ヒゲなどの有毛部でわずかにチクチクすることがあります。

 

 

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ご興味のある方は是非お問い合わせください。


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