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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

METライブビューイング

本シーズンのMETライブビューイングが始まりました。

寸暇を惜しんで、本年の第一回トゥーランドットを観てきました。

まさに、初回を飾るに素晴らしい作品ですね。

オペラは演出によって大きく変わりますし、そこが趣味人の楽しみでもあるのですが、ニューヨークメトロポリタンオペラのトゥーランドットの演出は、今年の6月に96歳で亡くなった演出家のフランコ・ゼフィレッリの豪華絢爛のものです。

ゼフィレッリはイタリア・フィレンツェ出身の映画監督、脚本家、オペラ演出家、政治家でもありましたが、まさに多才で天才的な人でした。

若き頃はマリアカラスなどの演出も行ったいわばオペラ界の生き証人でしたね。

18年よりジェームズレヴァインよりMET の音楽監督を引き継いだ、ヤニック・ネゼ=セガンもそうでしたが、この人もゲイを公言していたのです。

細部までの気づきとこだわりが凄すぎます。

プッチーニの遺作となった、オペラトゥーランドット。

内容はこのブログでも何度もふれていますが、中国皇帝の娘である氷の心を持ったトゥーランドット姫が、王家の血筋をもつ求愛者に三つの謎を出し、答えられなければ首を落とす。

というもの。

過去12名の王子が命を落としているのですが、姫に一目惚れした王家の血を引く主人公カラフが、国敗れて命からがらで逃げ出してきた国王であった父親や召使であったリューの反対を押し切り、挑戦することにします。

カラフは三つの謎を見事に解きますが、わがままなトゥーランドットは、「お父様、この異国の男と結婚したくない。」と言い出します。

困ったカラフは、氷の姫の心を愛で溶かしたい、それが手に入らなければ、自分が結婚するつもりがないと「夜明けまでに私の本名がわかったら、命を差し出す」というのです。

幕が変わり、ここで歌われるのが、カラフの有名なアリア「誰も寝てはならぬ」なのです。

パバロッティの歌ったものが本当に素晴らしかったですよね。

トゥーランドットの命で、召使のリューがカラフの名前を割らせるために拷問にかけられますが、リューは口を結び、自らの命を絶ってカラフに捧げます。

実はプッチーニが作曲したのはこのシーンまでで、あとは弟子たちが作り上げているのです。

この様子を見た氷の心を持ったトゥーランドットは「無償の愛」の存在に気づき、心を動かします。

夜明け前に、カラフは、もう私の想いは伝わった。

もう死んでも良い。

私の名前はカラフだと伝えるのですが、姫は夜が明けた後、北京の民を集め、「この男の名前がわかった。それは愛である。」と告げるのです。

この演出は、2015ー16年METライブビューイングでも放映されましたし、自身でも何度も観ているのですが、舞台装置が本当に素晴らしいのです。

何度観てもいい。

昨日も幸せな気持ちになりましたよ。

本当に舞台芸術、performance artsは人類の宝だなあと思います。

METライブビューイングは映画館で手軽に観られるオペラで1週間単位で毎シーズン10作品の放映が観られます。

何よりもビールを片手に持って診療後に観られる手軽さと、他の媒体よりも画像が大きいのもあって、略のない翻訳が素晴らしいです。

ぜひお勧めします。

今年の僕の注目は、フィリップ・グラス《アクナーテン》上映期間:2020年2月21日(金)~2月27日(木) ですね。

3月2日の僕のコンサート直前ですが、この作品は、時間を見つけて必ず観に行きたいなあ。

MET

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藤本ミュージックアカデミー主催
「音楽は名医」 第一回 セルゲイ・ラフマニノフ編
脳の活性・ホルモンの分泌に有効なこと、それは音楽をライブで聴くこと
企画・指揮 藤本幸弘(医師・医学博士)
第一幕
スペシャルトークショウ
「クラシック音楽をライブで聴くことにより脳に何が起きるのか」
(医学博士:藤本幸弘 トークゲスト:元宝塚歌劇団宙組トップスター 和央ようか)
第二幕
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番 作品18 ハ短調
指揮:藤本幸弘
ピアノ:国内外で活躍中の男性ピアニスト(当日発表)
東京オーケストラMIRAI(創立5年目の新進気鋭の新しいプロオーケストラ)
https://eplus.jp/sf/detail/2986790001-P0030001P021001


大学関係の会

今日は大学関係の会に参加。

忙しくて今は学生さんをみていませんが、僕も客員教授として登録されている、英国アングリアラスキン大学の副学長とビジネススクール長が来日していました。

偶然にも2人ともウェールズ人なのだそうです。

ラグビー惜しかったですよね。

大学_1

大学_2

大学_3

大学_4

明治記念館に久しぶりに来ましたが、良いところですよね。


「美しく健康に」

無事に講演会を終える事ができました。

講演内容は「美しく健康に」。

僕の著作「ディフェンシブ栄養学」とコンサート「音楽は名医」の中からエキスを抜粋して話ました。

講演_1

講演_2

講演_3

講演_4

個人の身体は、体細胞も腸内細菌も遺伝子も全て異なるので、こと健康維持に関しては人によって必要な物質は違う。

自分の身体に合うと思った生活習慣なりサプリメントを五感を研ぎ澄ませて「自分で心地良いと思ったもの」を選ぶ事が重要。

できれば自分で合うと思ったものを3つぐらい選び、順番に使用するべきで、そうなるとリスクは3分割され、それぞれのメリットも享受できます。

さらに、活性酸素を作る長期にわたる過緊張状態やストレスは少しでも排除すべき。

舞台芸術やリアルで肌で音楽を聴く事、さらに歌ったり楽器を演奏する事は、耳に聴こえない20000Hz以上の音や20Hz以下の振動、さらに多くの音源干渉による1/fの揺らぎとなって、過緊張やストレスを排除してくれます。


バスキア展 メイド・イン・ジャパン

講演の前に本日終了のバスキア展行ってきました。

クリニックの患者さんの作品が飾られており、ご招待券を頂いたのです。

ところが一般待ち180分。

招待券待ち1時間。

朝1番でやってきて、ようやく観終わりましたが、やっぱり芸術に触れると脳が刺激されますね。

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「音楽は名医」 コンサート秘話 その6

「音楽は名医」 コンサート秘話 その6

2020年3月2日の会場として予約を入れた東京オペラシティコンサートホール。

座席数を聞くと

二階席まで合わせると1600あります

という回答が帰ってきました。

約2時間のコンサートを無名の自分が企画し、1600人の方に来ていただく

1年以上の準備期間があるとはいえ、身の丈を遥かに超えた、無謀すぎる挑戦にしか思えません。

けれどもう賽は投げられてしまった。前に進むしかありません。

年が明けた2019年2月。

意を決してスタッフにこの企画を伝えることにします。

海外出張や、診療他仕事のスケジュール調整を考えるとさすがに内緒にしておくことはできず、先に言わなければならなくなった、というのが本音のところです(苦笑)。

コンサートの方は指揮の練習や告知用ポスターなどの制作も出てきますので、こちらを一足先に表明することにしました。

まず、TVやラジオなどでの出演依頼を受ける際に僕と局との間に入ってくれるマネジメントスタッフ、そしてクリニック側のPRが同席したミーティングで、「実は・・・」と切り出してみます。

目の前でふたりの顔が固まり、一瞬どちらも目を見開き無言になった後、それぞれに異なる言葉で

「それは無理だ」

と言われました。

2020年3月2日?

カレンダーを見たら月曜日じゃないか。

年度末3月の月初の月曜日に、無名の人間が自費で開催するコンサートに一体だれが来るのか?

実力ある有名なピアニストが弾いてくれるとしても、その名前を当日まで出せないのなら、集客がうまくいくわけがない。

先生の慣れている学会やセミナーとはわけが違う。

いくらクラシックマニアで、クラシックに関する書籍や監修CDがあるとはいえ、医師が指揮を振るコンサートを誰が観たいというのか。

2時間という長い長い時間、日本が誇る大ホールでそんなに多くのお客さんを楽しませるなんて、無理に決まっている

そもそもこの企画を持ち掛けてきたのは誰なのか。

いったいどういった目的で持ちかけられた企画なのか。

持ち上げられてうまく話に乗せられているだけではないのか。

・・・・・

それはそれはもう、打たれ強い僕でもさすがに凹むひどい言われようでしたが、いずれも彼ら独自の意見というよりは、世間一般の方もきっと同じように思うであろう、極めて常識的な意見なのでしょうね。

聞いている内に、なるほど、それぞれをひとつひとつつぶしていかないとこのコンサートの成功はないのだな、と輪郭が掴めてきました。

その7に続く

音楽_1

音楽_2

音楽_3

音楽_4

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藤本ミュージックアカデミー主催
「音楽は名医」 第一回 セルゲイ・ラフマニノフ編
脳の活性・ホルモンの分泌に有効なこと、それは音楽をライブで聴くこと
企画・指揮 藤本幸弘(医師・医学博士)
第一幕
スペシャルトークショウ
「クラシック音楽をライブで聴くことにより脳に何が起きるのか」
(医学博士:藤本幸弘 トークゲスト:元宝塚歌劇団宙組トップスター 和央ようか)
第二幕
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番 作品18 ハ短調
指揮:藤本幸弘
ピアノ:国内外で活躍中の男性ピアニスト(当日発表)
東京オーケストラMIRAI(創立5年目の新進気鋭の新しいプロオーケストラ)
https://eplus.jp/sf/detail/2986790001-P0030001P021001


トランスクリプトーム

音楽を聴くことで、脳にどんな変化が起こるのかというフィンランドの研究論文をご紹介します。

トランスクリプトームってご存知でしょうか?

特定の状況下において細胞中に存在する全てのmRNAの総体を指す言葉なのですが、モーツアルトのバイオリンコンチェルト第三番、クラシック音楽を聴くことで、48名の血液を採取し、15名の対象実験を行う事で、音楽を聴くことで、遺伝子の活動すなわち、トランスクリプトームが変化したかを調べた研究です。

音楽

遺伝子の活動が増えたのは、主に脳内麻薬と言われる「ドーパミン」の分泌と輸送、神経細胞の新たな増殖などの変化で、この変化比率は、より高度な音楽の教育を専門に受けた人の方が高く、97の遺伝子でアップレギュレーションもしくはダウンレギュレーションが観察されたと。

音楽を聴くことによる作用は、音楽体験にもよるのですね。


早稲田大学ビジネススクール

今日はクリニックF診療前にこちらに。

早稲田大学ビジネススクールのマーケティング川上ゼミで小講演と学生さんとのディスカッションにきました。

大学_1

大学_2

大学_3

大学_4

思えば外交官になりたくて、文系受験生だった高校生の時に政経学部を受けに来て以来だなあ。

こういう位置関係だったのか。


英語の本

少し前に友人に勧められた英語の本を読み始めましたが、これは震撼します。

シリコンバレーでは毎年1000の起業がなされますが、血液一滴で様々な病気を診断するというスキルを持つ企業Theranos。

巨額なマネーを集めましたが、実はこの起業は大きな嘘がたくさん含まれおり、シリコンバレー市場稀に見る、詐欺事件に発展しました。

しかも素晴らしい技術と報道を続けていたマスコミのオーナーが主要出資者の一人だったと。

本

医療ビジネスが他のビジネスと一線を画するのは、医師と患者との間の情報の非対称性です。

つまりもともと持っている知識の差がありすぎる。

医療分野やバイオ分野のスタートアップ企業は多くありますが、特に再生医療系、幹細胞系などには、明らかな「偽物」や、故意ではないけれど「研究者の思い込み」などが含まれている場合がありますよね。

難かしいのが、医学や生物学は100%の結果というものがない、必ず例外というものが存在することを前提とした学問です。

日本で言えば、STAP 細胞の事件様に、多くの専門家が見ても、本物か嘘かの見分けがつきにくいものがあります。

いくつもの起業から、いずれは本物が現れ、選ばれてゆくのだと思いますが、常に一定の確率で偽物は混じってくる。

スタートアップへの投資がない限り、その業界のイノベーションはない。

悩ましいところですよね。


三島グランフィールズ

休診日の今日は友人達と三島グランフィールズへ。

テレビのゴルフ番組の撮影も入っていました。

ゴルフ

ゴルフ_1

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ゴルフ_3

ゴルフ_4

昨日3時間も指揮棒を振って練習したので、右の上腕二頭筋が筋肉痛です。

前回の方がスコアは良かったなあ。


第63回ナレッジプール講演会

昨日は、六本木にある政策大学院大学で、隅蔵康一教授の定期的に開催される第63回ナレッジプール講演会にて講演をさせていただきました。

アカデミックなお仕事でした。

懐かしい友人なども再会し懇親会まで楽しく過ごさせていただきました。

講演会

テーマ「レーザーの医用工学的応用」

人工光であるレーザー光線は、アインシュタインの理論を基礎として構築されたが、物理学者のセオドアメイマンがルビーレーザーを完成させたのは1960年5月。

わずか60年あまりの歴史しかない。

80年に初期にはCDやDVDなどに応用がなされるようになるともに、その時間的コーヒレンスと空間的コーヒレンスが、バーコードリーダー、レーザー彫刻、レーザーによる情報のファイバーデリバリー、レーザー検査機器、レーザー治療機器などに広く応用されるようになった。

レーザーの医療応用は、外科、泌尿器科、眼科、歯科などでも活用されているが、皮膚科形成外科領域での応用が8割を占める。

本講演ではまず、美容医療領域で使用される治療法について紹介した後、工学的に作られるファイバーデリバリーのレーザー技術、さらに、レーザーアシストによる経皮ドラッグデリバリーなどの、最新薬学的応用などについて述べたい。

講師紹介 藤本幸弘(ふじもとたかひろ)


ラフマニノフのCD

今日は休診ですが、朝から取材原稿の校正、クリニックで指揮練習、雑誌の撮影取材、再生医療の企業との打ち合わせ、六本木政策大学院大学での講演、その後懇親会とハードスケジュールです。

3月2日の音楽は名医で演奏する ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番は浅田真央選手がソチオリンピックのスケートで使用した曲ですが、僕はこの曲が好きで、違う演奏家のCDを数十枚持っています。

CD

中でもワルシャワフィルのリヒテル版が本当に素晴らしく、この拍子に合わせて指揮を振ろうかと思っていました。

海外のAmazonを検索すると他のヴァージョンのリヒテル盤があるようで、勉強のために全て購入してみたのですが、表紙は違えど聴いてみると同じ音源でした。涙。

まあそうだと思ったんですが、もしかしたら掘り出しものがあるかと。

もうマニアの域ですね。


話題になった本

おはようございます。

クリニックFの診療日です。

昨日は「祝賀御列の儀」パレードが行われましたので、クリニックFの周りは一都三県から集まった警備の方々が沢山いました。

今日は少し落ち着いた感じですね。

本

週末に読んだ二冊の本。

どちらも話題になった本ですよね。

麹町中学校はまさにクリニックFの学区内の公立校なのですが、日本の教育がこう変わるべきではないかという素晴らしい本ですね。

「美術、音楽、体育はそれぞれが人生の趣味であり糧になるので、点数評価すべきではない。」というのが心に響きましたね。

僕も中学校教育のために、体育が嫌いになりました。

AIについては万能感ばかりが議論されますが、所詮は機器です。

弱点を知っておき、AIに潰されない職業を選択するのも大切だなあと思いましたよ。


「音楽は名医」コンサート秘話 その4

「音楽は名医」コンサート秘話 その4

2018年9月末。

クリニックFは12年診療を行ってきた麹町のオフィスを引き払い、お隣の町 半蔵門に引っ越しをしました。

移転に際してはレーザーを始めとした電子機器がとにかく多かったので、専門の輸送手配なども今思えば大変でしたね。

新しいクリニックでなんとか診療は始められましたが、細かい調整などもあり落ち着くまでに半年ほどかかったと思います。

スタッフの希望通り、オーディオシステムは各部屋毎に切り替えられるようにしました。

院長室、診療室、各施術室、受付、スタッフルームで独自にON/OFFを切り替えられるようにし、ボリュームの調節もでき、かける曲も各部屋で選択できるようにしたのです。

また、受付には大画面のモニターも設置し、DVDやブルーレイなども流せるようにしました。

オペラや映画、コンサート映像も流せるとこれには僕も賛成で、患者さんも施術前後とても楽しんでくださるようになりました。

映画の話で盛り上がることもあり、思いがけずカンバセーションピースとしても役に立つことがわかりました。

DVDは家から持ち込んだものが日増しに増えていき、ちょっとしたライブラリー状態になっていきました。

クラシックばかりがBGMで流れていた麹町にいた時よりも、スタッフは楽しそうです。

とはいえ、前回の僕のブログを読んだスタッフに、昨日言われたのですが、「あんなこと言いましたが、実際に10年以上もほとんど聴いたことが無かったクラシック音楽を聴かされて、今では演奏が素晴らしい演奏かどうか、すぐに見分けがつくようになりましたし、耳が養われたのは感謝しています。」と。笑

現在のクリニックFのライブラリーには、ロックやポップスのミュージックビデオがいつの間にかスタッフより持ち込まれ・・・

数回に一度こんな映像が流れるようになったのです。

まさか、自分が院長を務めるクリニックの受付で、オアシスを聴く日が来るとは!

以前外国人の友人とばかり行った都内カラオケ屋さんで、オアシスの「Don’t look back in anger」を皆が大盛り上がりで熱唱するのを見たことはありますが、白衣を着て聴くのはまた違う感覚ですね。

ちなみに僕自身は以前にも書いていますが、歌を聴いても音符や音階にばかり気を取られ、歌詞が耳になかなか入ってきません。

僕からすると、中でもオアシスのようなバンドは、リズムと歌詞が際立ち、それに対しメロディとハーモニーが薄くなるので、このジャンルを聴きながらでは仕事が捗らない。

ところがスタッフに聞くと、いやいやクラシックの方が仕事は捗りません、オアシスの方がやる気も出るし仕事も捗りますよと。

ただ、これはBGMとして、音楽の使い方なのかもしれません。

人間が集中するためには、無音という状態はすごく不快です。

以前録音ルームの無音室に入ったことがあるのですが、あれは長くいたくないですね。

ちょうどコンピュータのメモリを、メインの仕事でどれだけ使うかによって、音楽が聴ける脳の部位と余力が変わるということなのかもしれません。

僕自身もロックもハードロックも聴きますし、合同会社ユニバーサルミュージックでCDを編纂しているぐらいジャズは好きです。

カラオケで歌うのも好きです。

ロックやハードロックは高速道路運転の時はいいですよね。

Deep Purple – Highway Star なんて昔よくかけていました。

普通の運転ぐらいならロックや歌詞のあるジャパニーズポップスで良いように思います。

運動能力は、大脳というより、小脳をメインに使いますので、運動に合わせたリズムがある曲にするのは良いのだと思います。

僕のクリニックでの仕事は大きく、

1)レーザーを照射したりする手技

2)論文や本などの文字を書く

3)企画や研究の発想をすること

に分かれますが、つい先日までは

4)ワインのソムリエ試験のために記憶すること

というのが含まれていました。

考えてみると、手技をしているだけであれば、BGMはなんでも大丈夫。

反対に文章を書く時、研究発想する時は、曲を選びますね。

ジャズでもクラシックでも曲だけを聴きたいのか、それともBGMとして脳を活性化するために聴きたいのかによって変わるのかもしれませんね。

以前ブログにも書いたのですが、僕は論文を書くときに決めて聴いている音源があります。

アイザックスターン(ヴァイオリン)&ユージンイストミン(ピアノ)83年録音の、べートーヴェン作曲、ヴァイオリンソナタ第五番「スプリング」と第九番「クロイツェル」の二曲が入ったCDです。

もともとスプリングとクロイツェルはベートーヴェンのヴァイオリンソナタを代表する曲ですが、この演奏には、二人の演奏が全く危なげがないというか、非常に端々としていて、曲に聴き込んでしまうということがないのです。

お勧めです。

クラシック音楽演奏を生業としていない普通の人はバロックの音楽とかが良いのでしょうかね。

但し、二曲を聴くためにCDをかける時は、ハイフェッツなどの他のヴァイオリニストの演奏の方が、抑揚があって、断然いいのですよ。

特に最近、耳に聴こえない2万ヘルツ以上の音源を流すシステムを作っている企業と付き合いがあり、クリニックFでも3階の受付と診察室、6階の院長室にはその機器を置いています。

耳に聴こえない音も含め白神山地の、神主さんしか入れない場所の音源を流しているのです。

森林浴や海水浴がなぜ気持ちがいいのか?僕はこうした耳に聴こえない音源が含まれているからなのではないかと思うのですよね。

感覚の鋭い人は、クリニックに入った瞬間に、これはなんですか?と聞いてくれますね。

これだと音楽の好き嫌いを選ばないので、いいですよね。

今書いた超高音域の音源や、20ヘルツ以下の振動も人間は耳ではなく肌の感覚受容器で聴いています。

こうした音源はストレスや過緊張の解消にとても効果的であることは医学的にも検証されていますので、健康維持やアンチエイジングにはとても良いです。

こうした音源は通常のスピーカーやイヤフォンでは聴けません。

ライブ音楽空間や舞台芸術では、肌で聴くことができるますので音楽を生で聴くというのは健康にも良い事なのですよね。

そして、この頃もうひとつ今回のコンサート構成を考えるきっかけとなることがありました。

その5につづく

コンサート

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藤本ミュージックアカデミー主催
「音楽は名医」 第一回 セルゲイ・ラフマニノフ編
脳の活性・ホルモンの分泌に有効なこと、それは音楽をライブで聴くこと
企画・指揮 藤本幸弘(医師・医学博士)
第一幕
スペシャルトークショウ
「クラシック音楽をライブで聴くことにより脳に何が起きるのか」
(医学博士:藤本幸弘 トークゲスト:元宝塚歌劇団宙組トップスター 和央ようか)
第二幕
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番 作品18 ハ短調
指揮:藤本幸弘
ピアノ:国内外で活躍中の男性ピアニスト(当日発表)
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マーラーの交響曲第8番

先週マーラーの交響曲第8番を聴いてきました。

演奏に大オーケストラと8名の独唱、さらにいくつかの合唱団が必要で、約1000人のキャストを擁するため、千人の交響曲と呼ばれる曲です。僕はこの曲を実際に聴いたのは人生2度目。

なかなか聴くことができない曲です。

マーラーはこの曲の初演の8ヶ月後に、50歳で亡くなりました。

まさに今の僕と同世代。

「交響曲第8番は人生最大の作品で、まさに大宇宙が響き始める様子。

もはや人間の声ではなく、運行する惑星であり、太陽です。」と書簡に残したことも知られています。

マーラー自身は千人の交響曲という副題は嫌悪していたようですが、この曲の壮大さを、まさに表現していますよね。

この交響曲は大きく二部に分かれていて、

第1部は賛歌「来れ、創造主なる聖霊よ」

第2部はゲーテの『ファウスト 第二部』から最後の場

という展開です。

ゲーテが生涯をかけて書き上げた物語、「ファウスト」を題材にした作曲家はベルリオーズやシューマン、リスト、グノーなどとても多いです。

国際学会周遊記でも何度か触れています。

http://clinic-f.com/blog/…

哲学、法学、医学、さらに神学まで研究しつくし、全ての学問を極めた老ファウスト博士が、悪魔メフィストフェレスと契約をしてまで求めたもの。

それは自らの若返りと女性との交わりでした。

マーラーはこの曲でファウストを「女性の愛をヴァルハラへ導く浄化作用」のモチーフとしていて、この作品を年が離れた妻のアルマに捧げているのですよね。

マーラーが自分の曲を他人に献呈したのは最初で最後だったのだそうですが、何かの思いを伝えたかったのでしょうか。

グスタフマーラーについて語ることはたくさんあります。

僕の初めてのマーラー体験は、高校生の時に聴いた交響曲第1番の「巨人」。

マーラーに嵌って、鎌倉図書館で順番にLPレコードを借りて、せっせとテープにダビングすることをしていました。笑。

ところがマーラーの交響曲は実際にリアルで聴いてみると、テープに入っていない音が聴こえる気がするのです。

多くの楽器が反響して倍音を作り上げているのでしょうか?

特に第8番は、旋律というものがあまりなく、ハーモニーで展開してゆきますので、リアルで聴くことがもっとも楽しむコツなのだなあと、改めて感じた次第でした。

こうした人生経験も、3月2日のクラシックコンサート企画につながってゆくのですね。

音楽_1

音楽_2

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「音楽は名医」 第一回 セルゲイ・ラフマニノフ編
脳の活性・ホルモンの分泌に有効なこと、それは音楽をライブで聴くこと
企画・指揮 藤本幸弘(医師・医学博士)
第一幕
スペシャルトークショウ
「クラシック音楽をライブで聴くことにより脳に何が起きるのか」
(医学博士:藤本幸弘 トークゲスト:元宝塚歌劇団宙組トップスター 和央ようか)
第二幕
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番 作品18 ハ短調
指揮:藤本幸弘
ピアノ:国内外で活躍中の男性ピアニスト(当日発表)
東京オーケストラMIRAI(創立5年目の新進気鋭の新しいプロオーケストラ)
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国際レーシングライセンス

講演プレゼンに何か良い写真をと探していたら、懐かしい写真が出てきました。

国際レーシングライセンス維持のため、2016年ドイツはニュルブルクリンク北コースにて。

憧れのサーキットで時速300km体験してきた時の写真です。

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車_8

医学生の時から各グレードのレーシングライセンスを取得して、レーシングカートレースや、オフロードバイクモトクロスレースに出場してきましたから、もう長い趣味です。

特に一瞬の判断基準がとても多いレーシングドライブで養えるのは、高い集中力と迅速な決断力、機敏な対応力です。

今年佐藤琢磨さんとお話しさせていただく機会がありましたが、本当に頭脳明晰な方でした。

http://clinic-f.com/blog/diary/post_23783/ 

高速でリヤを滑らせたり車を自在にコントロールできたときは快感ですね。

僕もサーキットでは飛ばしますが、公道では安全運転です。

そうそう。

指揮者カラヤンも無類のスピード狂だったんですよね。

ジェット機を所有し、操縦士免許やヘリコプター免許を持ち、愛車もメルセデス300SL、フェラーリ275GTB、ランチア・ストラトス、ポルシェ911などを乗り継いだそうです。


映画「インビクタス」

日本のラグビーW杯は、南アフリカの優勝で終わりましたね。

まだ興奮冷めやらぬ感じですが、僕もにわかラグビーファンとして、W杯中はテレビ中継で試合を楽しませてもらいました。

南ア戦も何度か観ましたが、デクラークは憎らしくも最高でしたね。

優勝決定後のキャプテン・コリシの涙にも胸打たれました。

DVD_1

DVD_2

南アフリカ&ラグビーときたら、映画「インビクタス」を外すわけにはいきませんね。

クリニックFで観直しました。

僕は大学受験に世界史と地理を選択したので、アパルトヘイト問題はどちらの科目でも論述となりうる重要なトピックでした。

僕としては記憶に新しい、1990年にネルソンマンデラが27年の投獄の後に同国初の黒人大統領になった時から、映画は4年後の話。

政治とラグビーチームの両面で黒人と白人の混成チームが再編成され最初は反目しつつも最後は一致団結して目標を達成するのです。

クリント・イーストウッド監督のもと、主役のモーガンフリーマンが素晴らしい演技をしてくれました。

つい先日見直したバットマンでもいい演技していましたね。

僕は、この映画でモーガン・フリーマンが好きになったのですが、実は配役としてネルソン・マンデラ自身の希望があったようですよ。

僕も2008年に南アフリカ共和国に行ったことがあります。

エンビロンの総帥であるDr.フェルナンデスのメディカルスパを訪れたのです。

http://clinic-f.com/blog/international/southafrica/

素晴らしい環境とサファリでの体験。

今でも思い出しますが、また行ってみたい国の一つですね。


新国際学会周遊記

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