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クリニックFは、レーザーによる<br>若返りを可能にするクリニックです。

顔の皮膚に関する不老不死は、理論的にも臨床的にも
レーザー/光治療で可能となる時代になりました。

 人類史上、様々な国と地域でその時代を生きた人々が不老不死を願い、それを叶えるべくありとあらゆる手段を講じてきました。しかしながら、いかなる権力者といえどもこればかりは叶わぬ夢に終わり、最後は寿命を全うする以外なす術がありませんでした。科学と医学の進歩により、その状況は少しずつ変化を遂げています。少なくとも顔の皮膚に関しては、これ以上老い、朽ちていくことに歯止めをかけるデバイスが生まれ、育っているのです。

理想は今より8歳見た目の若い肌

 皮膚の老化は、酸化と糖化によるものがほとんどです。酸化と糖化により皮膚の中のコラーゲンやエラスチン産生が弱まり、皮膚から水分が徐々に抜け、ツヤ、ハリ、透明感が失われていきます。皮膚はくすみ、たるみ、皺が増え、見た目にもはっきりとわかるように衰えていきます。皮膚の体力が損なわれていくのです。

 医療現場における従来親しまれてきた見た目の若さを追求する治療では、メスを使って行う美容外科手術に始まり、プチ整形と呼ばれる注入療法、漢方も含む内服薬や外用薬、ピーリングと言ったものがメジャーとなってきました。その中には皮膚に負担を強いてしまうものも少なくなく、またエスカレートしてしまう場合もあり、途中で帳尻が合わなくなってしまうものもありました。そんな中で、皮膚の深部に光を届け、その光で以て皮膚に刺激を与えよみがえらせる治療が研究されてきました。

 それが、主にアメリカやイスラエルで開発・確立されてきたレーザー光を使用した機器群です。

 レーザーによるアンチエイジング治療では、皮膚に与える刺激を最小限に留めながら、穏やかに時間をかけ、自然な形で徐々に徐々に皮膚を若返らせていきます。それらはエビデンスに基づいた治療であり、理論及び臨床上の確固たるデータのある、科学的な治療法となります。

 クリニックFで行う最新のレーザー・光治療機を用いた治療では、現在の実年齢よりも8歳皮膚年齢を若返らせ、それを保つことを目標としています。そして実際その効果は着々と上がっています。

若返り治療における一大勢力 フラクショナル・レーザー

 レーザーによる皮膚のアンチエイジング治療は、2000年代に入ってから主流となった比較的新しい治療法です。その治療が一気にメジャーとなったのはフラクショナルレーザーの登場によります。

 2004年に発表されたその名も「フラクセル」という機器を皮切りに一大勢力となったこのレーザー群とその技術によって、アンチエイジング治療は劇的に変貌を遂げました。

 では、フラクショナルレーザーを用いて皮膚に行う治療とは、一体どういったものなのでしょう?

 フラクショナルレーザーを用いた治療法では、人間の視力で確認できるかできないか・・・といったレベルのとても小さく細かい点状の穴を多数皮膚に開ける形で照射を行い、適正な熱を加えながら皮膚の再生と若返りを図ることで「若い皮膚への入れ替え」を行っていきます。無数の小さな小さな傷を故意につけることによって周りの健康な皮膚が刺激され、その再生力でもって傷跡を均一にしようという皮膚に元々備わる働きに着目しそれを利用した、21世紀の技術を搭載するデバイスのひとつがこのフラクショナルレーザーなのです。

 フラクセル以降毎年いくつものフラクショナルレーザーが様々な国と地域から発表されています。玉石混交の側面は否めませんので、機器の選択と照射方法には慎重にあたらねばなりませんが、クリニックFでもこの種のレーザーが一台増えるごとに良い症例がどんどん増え、今ではその治療効果を求めて遠方から遥々その治療だけを求めて患者さんがクリニックを訪れるようになりました。そして、機器間の性能の違いについては、テクスチャー、色素、しわ、タイトニング、総合的な改善などを可視化した比較報告がなされてきました。

 これはレーザークリニックを開業してからここ10年で訪れた最も大きな進歩と変化のひとつです。

クリニックFのユニークなアンチエイジング治療とは

 クリニックFで行うアンチエイジング治療は、過去の治療経験より最も効果的で安全、且つ長期的視野に立って患者さんの皮膚を最も健やかな状態で保つために、3段階の行程を経て行います。

ステップ1「基礎工事」
 皮下のコラーゲンとエラスチンを増生させ、真皮のハリを持たせる作業です。皮膚の健康状態を正常に戻し、耐性を作り、その後のレーザー治療が効果を出せる皮膚を作ります。
※使用機器 e-Max、e-plus、レブライト、M22 他
※照射頻度・回数 1~3ヵ月に一度 3~10回(皮膚の酸化、糖化、老化深度による)

e-plus

ステップ2「掘削」
 その上で適切なパワー設定・照射方法を算定したフラクショナルレーザーを用いて、皮膚の若返りを行っていきます。
※使用機器 フラクセル、Halo、マドンナリフト 他
※照射頻度・回数 1~3ヵ月に一度 3~10回(皮膚の酸化、糖化、老化深度による)

フラクセル / Halo / マドンナリフト

ステップ3「膨満」
 衰え、萎んでしまった皮膚に若かりし頃には確実にあったであろうハリ感を戻し、皮膚を引き上げ、ふっくらさせていきます。
※使用機器 サーマクール、ウルセラ 他
※照射頻度・回数 4~12ヵ月に一度 (皮膚の酸化、糖化、老化深度による)

サーマクール / ウルセラ

ステップ4「栄養注入」
 レーザーアシストによるドラッグデリバリーで皮膚の中に薬剤を導入し、仕上げを行います。
※使用機器  レガート 他
※照射頻度・回数 1~3ヵ月に一度 1~5回(皮膚の酸化、糖化、老化深度による)
これにより皮膚に適切な保水能力やバリア機能が戻り、皮膚トラブルが将来的にできにくい皮膚を作り、皮膚の寿命を延ばします。

※※※

 この4ステップを一緒に真面目に取り組んでくださった患者さんの皮膚は、男性であっても女性であっても、お若い方であってもある程度年齢を経た方であっても、見違えるようになります。

 特にステップ1にあたる施術を、クリニックFでは「肌の基礎工事」と呼んでおり、その後の治療結果に大きな影響を及ぼします。

 これをもう少し専門的な言葉を以て説明すると、近赤外線領域のレーザーや光治療機器を、皮膚のなるべく広い範囲に照射してコラーゲンとエラスチンを増加させることで肌の予備能力を上げるのですが、これには多くの根拠論文があります。 近赤外線を特殊な条件で照射することで、真皮を加熱、皮膚を即時に引き締め、コラーゲンの再合成を高めることが可能になるのです。

○Goldberg DJ.: New collagen formation after dermal remodeling with an intense pulsed light source, J Cutan Laser Ther, 2: 59?61, 2000.

○Ross EV, Sajben FP, Hsia J.: Non-ablative skin remodeling: selective dermal heating with a mid-infrared laser and contact cooling combination, Lasers Surg Med, 26: 186?195, 2000.

○Bitter PH. Noninvasive rejuvenation of photodamaged skin using serial, full-face intense pulsed light treatments, Dermatol Surg, 26 :835?843, 2000.

○Zelickson B, Ross V, Kist D, et al.: Ultrastructural effects of an infrared handpiece on forehead and abdominal skin, Dermatol Surg, 32: 897?901, 2006.

○Chan HH, Yu CS, Shek S, et al.: A prospective, split face, single-blinded study looking at the use of an infrared device with contact cooling in the treatment of skin laxity in Asians, Lasers Surg Med, 40: 146-152, 2008.

○Tanaka Y, Matsuo K, Yuzuriha S.: Long-term evaluation of collagen and elastin following infrared (1100 to 1800 nm) irradiation, J Drugs in Dermatol, 8: 708-712, 2009

○Tanaka Y, Matsuo K, Yuzuriha S, et al.: Differential long-term stimulation of type I versus type III collagen after infrared irradiation, Dermatol Surg, 35: 1099-1104, 2009.

 ほんの数年前まで、太陽光に対して肌を守るためには、紫外線対策のみがなされてきました。

 SPFやPAなどの紫外線を遮断するための指標が生まれたのは、紫外線によって皮下の細胞のDNAを守るためにメラニンが増えるので、美的にも注目された背景があります。しかしながら、太陽光に含まれる紫外線は、太陽光の熱エネルギーのわずか10%以下。それに対して、紫外線以外の光線の、太陽光の熱エネルギーに占める比率は、可視光線が約40%、近赤外線が約50%もあります。

 近赤外線は、肌のヘモグロビンや水に吸収されるため、血管が拡張し、日光過敏症などの症状を引き起こしますが、近赤外線の肌への効能がわかってきたのは、ここ数年のことで、こちらの日本語の専門資料はほとんどない状況にあります。

 皮下に特殊な条件下で強力な近赤外線を照射すると、反応性にコラーゲンやエラスチンが増加し、若返るのは、いわば生体の近赤外線に対する防御反応の一つなのです。